鷹野さんの寄生虫説は面白いのだが、根本的な所が気になる。
どうして鷹野さんはここまで雛見沢を研究しているのだろうか?
こんな大きな仮説を1つ考案してしまう所にまで至ってしまっていると、趣味とは思えない。
だけどなぁ、「寄生虫散布」説はやはり礼奈の妄想に思える。
しかし、圭一が後戻りできないぐらい、その説に引き込まれている。
圭一よ、共感しすぎだ。
(本編読み進め)
そう思ったのだが、次の日の圭一は少し冷静になっていた。
レナの語った事に疑いを持っている。
そうだ、圭一には今こそクールになってほしい。
魅音に前日の話を相談する価値はあると判断した圭一は、体育倉庫の裏に魅音を呼び出した。
しかし、何故体育倉庫の裏にしたんだ?
魅音が何か勘違いをしているじゃないか!
罪作りな男だな、前原圭一。
バックの音楽があのぶきみな「らんらら」だが、微笑ましい。
圭一は昨日レナから聞いた内容を、そのまま魅音に語った。
大丈夫か、話した事を礼奈が知ったら絶対に怒るぞ。
それとも魅音が感化されるほうが先か?
(本編読み進め)
魅音に諭され、圭一が真に冷静になりつつある。
大丈夫か、あの説を否定したら礼奈が絶対に怒るぞ。
冷めたほうが良いのか、礼奈を信じた方が良いのか。
ああ、でも「どちらを選んでも、結局は一緒」状態なのだろうか?
魅音は圭一の疑問に答えていく。
内に閉じこもるどころか、外部に開いていくつもりの雛見沢は高速道路を通す計画があるらしい。
それは21世紀までかかるらしいので、魅音が引き継ぐ予定だという。
その時の魅音は…今が昭和58年だから、生きているとして2005年の時点で37〜40歳ぐらいか。
うわ、結構な年だな。
ということは、圭一もそれぐらいか。
年少組の沙都子や梨花ちゃんも30前後ですな。
結婚してるのかねぇ。
その時、魅音は圭一と結婚している可能性もあるわけか。
いかん、思考内容が全くずれてきている。
この編でも圭一は死ぬのだろうし、そんな事考えても空しいばかりだ。
魅音は鷹野さんの検査結果というものに疑問を持った。
礼奈が所有しているスクラップ帖に記述されている検査は鷹野さんだけでは不可能らしい。
でも、だから逆に気になるんですがね。
鷹野さんの背後に大きな支援者でもいそうだ。
圭一よ、あの「祟殺し」編の鷹野さんの怪しさを思い出してくれ。
(本編読み進め)
更に続ける魅音。
「暇潰し」編の誘拐は園崎家の仕業では無かったそうだ。
えぇ、それすらもブラフだったのかい。
それとも魅音が嘘をついているのか?
それにしても頭首だけの秘密であるはずのブラフを魅音は圭一に話してしまっている。
いいんか、そんな大事な事を圭一に話しちゃってもいいんか?
でも何か嬉しいぞ。
詩音にすら「目明し」編の最後の最後まで話さなかったブラフの伝統を圭一には簡単に話してくれた。
圭一でもないのに感激するワシ。
結果、魅音の説明で礼奈の陰謀説はねじ伏せられた。
圭一、完全に冷却。
園崎魅音、園崎魅音が竜宮礼奈に勝ちました。
ありがとうございます!
魅音WIN!