罪滅し編(24)

 部活メンバーの話をきっかけにして、圭一が「鬼隠し」編の記憶を取り戻した。

 これはどういう事なんだろうな。

 このループに圭一も捕らわれているという事なのだろうか?
 そうだとすると、それが圭一の罪滅しなのか?

 うーん、圭一はどちらかといえば梨花ちゃんに近い人間なのかね?


 (本編読み進め)


 これは……「鬼隠し」編の真相か。

 みんなは本当に純粋に圭一を心配してくれていたのだ。

 おはぎに針など入っていなかった。
 魅音が手にしていたのも注射ではなく、ただのマジック。
 綿流しの時のトミーのようにシャツに落書きをするつもりだった。

 圭一の悔悟の涙に魅音と沙都子が驚いている。

 梨花も驚いてはいるが、異なる驚きであるようだ。
 圭一が「鬼隠し」編の記憶を持っている事に驚いている。

 「鬼隠し」編の圭一は"勝手に死んだ"と自分で語っている。

 あれはただの自殺だったのか?
 今の礼奈と同じ状況に陥っていただけのようですな。

 そう考えると、怒りが根本的なところに戻ってくる。

 大石っ!
 余計な事を圭一に教えるな!

 っつうか雛見沢に来るな!
 帰れ、帰れ。

 しかも、あの時の圭一の遺書に工作したのも大石っぽいんだよな。

 おのれ、大石め…。


 (本編読み進め)


 「鬼隠し」編の圭一の罪を"別の自分の罪"と梨花ちゃんは言った。
 やはり別の圭一なのか、あの圭一は。

 私は礼奈を見放しているので、彼女がどうなっても構わないのだが、圭一達は救いに行くようだ。
 個人的には圭一と魅音の抱擁シーンで「罪滅し」編終了でも良かったのに。

魅音幸福エンド


 それにしても、ここまでの話から判断すると大石は本当に疫病神だな。

 あやつに関わった「鬼隠し」編の圭一は狂い、「罪滅し」編の礼奈も狂った。
 悪意があるようにも見える。

 鷹野と大石が悪い奴に見えてきたな。

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