罪滅し編・読後2

 「鬼隠し」編の謎はほぼ解けたが、それでも「鬼隠し」編の圭一の死に様が理解できない。

 確かに「罪滅し」編の礼奈のように、あの時の圭一は精神状態が不安定だった。
 しかし、「罪滅し」編の礼奈と似た症状を発生させた原因がわからない。

 喉をかきむしって死ななければならない、という暗示を自分でかけたのだろうか?
 そして、その原因を「罪滅し」編の礼奈のように「仲間が自分に毒を盛った」とでも考えたのだろうか?

 でも、そうだとすると死亡直前、大石にかけた電話で「祟り」の話を口にするわけがないと思う。

 そう考えると、やはり寄生虫説が再浮上しますなぁ。

 あの時の圭一は雛見沢の外に逃げだそうとしていたはず。
 それが原因で、体内の寄生虫が何らかの反応を起こしたのではないだろうか?
 そして、あの死に様に至ったと。



 推理がてら、「鬼隠し」編の最後の方だけ読み直した。

 改めて読み直すと、本当に2人はふざけているだけだった事を実感する。
 だけど、ふざけすぎだよ。(特に魅音)

 精神的に不安定な人に対して、
「富竹さんと同じ目にあってもらう」
はマズイだろう。

 しかも富竹がその時点で死亡しているのは、園崎家の情報網でわかっていたはずだ。
 圭一が過剰な反応を示した時点で、撤回するべきだったね。

それにしてもこの魅音ノリノリである

前へ  次へ

戻る