
自作パソコンを買おう!
手順3:機能を選ぶ
ケース編
ケースの選び方
ケースは、パソコンパーツの中では最も取り替える回数が少ないパーツと言えます。
なぜなら、大きいからです。
買ってくるのも面倒なら、取り替えるのも非常に面倒、捨てるのは更に面倒なパーツなので、多くの人は、同じケースで中身だけを入れ替えます。
ですので、新規に購入する際には、慎重に選ぶ必要のあるパーツでも有ります。
では、ケースに付いて説明していきましょう。
ケースの種類
ケースの種類は、使用している素材と、形で分ける事が出来ます。
| スチール | 入手性:◎ | 昔から有る一般的なパソコンケース。 メリット:安価で種類も豊富にあり、剛性も高い。 デメリット:重く、アルミに比べ放熱性が悪い |
| アルミ | 入手性:◎ | スチールに変わる素材として、今注目を集めているケース メリット:軽く、スチールよりも放熱性に優れている デメリット:高価であり、アルミに比べ剛性が低く、軽いので共振が起こりやすい |
| 銅 | 入手性:× | 銅を素材としたパソコンケースで、ほとんど出回っていない。 メリット:熱伝導率が高く、放熱性に優れており、重いので、共振が起こりにくい。 デメリット:非常に高価で、非常に重い。 |
| アクリル | 入手性:△ | アクリルを素材としたケースで、全面透明で、中が見える。 メリット:中が見えるので楽しい デメリット:高価で、高温に弱く、電磁波の遮蔽性が悪く、衝撃に弱い。 |
| ダンボール | 入手性:△ | ダンボールを素材としたケースで、一部マニアの間で注目を浴びている。 メリット:安価で、軽く、折りたたみが出来、捨てる時に燃えるごみとして出せる。 デメリット:水、火に弱く、剛性も不十分で、電磁波の遮蔽が無いに等しい。 |
| フレーム | 入手性:△ | 素材ではないが、フレームのみで構成された物で、密閉しない物。 マニア向けで、主にテスト用に使用されたりする。 メリット:中身丸出しなので、パーツがすぐ交換できる。 デメリット:密閉しないので、水、ホコリに弱く、電磁波もだだ漏れ。 |
素材は、通常はスチール、もしくはアルミを選ぶのが普通です。
スチールは、剛性が高く、ケースの上にモニタなどを載せるような場合は適しています。
アルミは、使用するパーツが高温になりがちな物が多い場合は、放熱性が高いので適しています。
また、アルミは軽いので、組み立てる際にも、スチールよりも手軽に出来るメリットがあります。
ただし、剛性がスチールより低いので、上に物を載せたり、一点に力を加えると曲がってしまいます。
| フルタワー型 | 入手性:× | 大型の縦置き型のケース。ベイの数が多く、サーバー向け。 容量が大きいので、比較的熱がこもりにくい。 適合マザーボード:ATX/MicroATX |
| ミドルタワー型 | 入手性:◎ | 中型の縦置き型のケース。 一般のパソコン向けで、容量も拡張性もそこそこ。 適合マザーボード:ATX/MicroATX |
| ミニタワー型 マイクロタワー型 |
入手性:○ | ミドルタワー型よりも小型の縦置き型のケース。 容量、拡張性共に乏しいが、小さいので置き場に困らない。 呼び名は違うが、どちらも同じ物。 適合マザーボード:MicroATX/FlexATX |
| ラップトップ型 デスクトップ型 |
入手性:△ | 横置き型の比較的小さめのケース。 机の上において、その上にモニターなどを置いたりして使う。 大きめの奴で無いと、ATXは入らない。 適合マザーボード:ATX/MicroATX/FlexATX |
| スリムタワー型 | 入手性:△ | ミドル・ミニ・マイクロタワーよりも、横幅の少ないケース。メーカー製でよく採用されている物。 縦置き、横置きどちらでもできる物が多い。 容量が小さいので、拡張性はあまり無く、入るマザーボードを選ぶ。 ベイが縦に付いている事が多く、縦置きにすると、CDドライブなどは縦にトレイが出てくる事になる。 適合マザーボード:MicroATX/FlexATX |
| キューブ型 | 入手性:△ | 小型のパソコンケースで、ミドルタワーの1/2から1/3程度の容量しかない。 ベアボーンで採用されている事が多く、ケース単体ではあまり販売されていない。 適合マザーボード:Mini ITX |
| ベイサイズ型 | 入手性:× | 5インチベイサイズほどの大きさで、非常に小型。 小さい物では手のひらサイズの物もある。 ほとんどがベアボーンで、ケース単体での販売はほぼ無い。 適合マザーボード:専用特殊マザーボード |
形は、最近ではミドルタワーもしくはミニ・マイクロタワーが主流です。
フルタワーは大きさが大きすぎ、一般家庭・オフィスなどでは置き場的に不向きで、最近ではほとんど売られていません。
ミドル・ミニ・マイクロタワー以下の容量の物は、拡張性がほとんど無く、また価格も高めなので、あまり使用されません。
ケースの性能
ケースには、他のパーツのように、スピードや容量のような目に見える性能の指標は有りません。
しかし、拡張性、放熱性、剛性、電磁波遮蔽性、操作性、製造精度、搭載電源、メンテナンスの容易さなどの、目に見えない性能があります。
拡張性
一般的に、ケースの拡張性はベイの数で決まります。
ベイには、通常3.5インチ、5インチがあり、小容量ケースの場合は2.5インチが搭載されている事もあります。
また、ベイには通常のオープンベイ(CDドライブなどを取り付けるための外に開放されている物)とシャドウベイ(ハードディスクなどの内臓タイプのドライブを取り付ける物)の2種類があり、オープンベイとシャドウベイの数によって、取り付けられるドライブの数が決まります。
通常、拡張性はケースの性能として、商品の説明に載っているので、店頭、カタログなどから簡単に知ることが出来ます。
放熱性
パソコンには熱を出すパーツが多く、それらの熱はケース内に篭ります。
通常ケースにはこの熱を外に出すための穴があり、そこから、内部に溜まった熱を排出します。
また、熱は通常、物質を伝わるので、熱伝導性の優れた素材を使っているケースほど、放熱効果が高くなります。
ケースの放熱性を決定する部分は、主に、吸気・排気をする穴の数と、ケース自体の素材の放熱性と、内部をどのように空気が通るかの通気性で決まります。
穴があいていても、内部に空気が流れないと、熱は溜まるので、最近のケースには、通常、強制排気用のファンが取り付けられています。
安価な物になると、付いていない場合もありますが、別途に取り付ける場所が用意されているので、実際にケースにつけられるファンの数は、そのケースのファン取り付け口の数で決まります。
この、ファンの数が、実際には通気性を左右する事になります。
また、ファンが取り付けられても、吸気用の穴が無い、狭い場合もあり、その場合はやはり空気の流れが悪くなり、放熱性は落ちてしまいます。
どこから吸気し、どこから排気するか?
その際にどこをどう空気が流れていくかで、内部に溜まった熱をどう逃がしているかが決定されます。
放熱性は、通常製品を直接見ないと分からない物なので、店頭に行かないと知ることは出来ません。
カタログなどから解る指標としては、素材の種類と、付属しているファンの数や取り付けられるファンの数が書いてあるものが有るので、それを手がかりにするしか有りません。
何も書いてないような物は、通常、あまり放熱性が優れているとは言えない商品であるといえます。
剛性
剛性は、強度の事です。
上に物を載せたりする場合、強度が弱いと凹んでしまいます。
剛性は、素材と梁(内部に入っている柱や壁の数)で決まり、通常は剛性が高い物は重くなります。
剛性が低いと、通常、共振を起こしやすくなります。
共振とは、ファンなどの振動するパーツの振動がケースに伝わり、低周波の音を出す事です。
共振を押さえるには、ケースの重量を多くし、振動するパーツを支える点を多くする必要があります。
また、ケースとパーツの接点の間にスペーサーのような物をはさんだりする方法もあります。
剛性は、カタログなどには載っておらず、通常はそのケースの素材で判断するしか有りません。
共振を考慮する場合は、内部の構造を知る必要がある為、店頭で直接見なければ分からない物です。
電磁波遮蔽性
電磁波は、電子機器の出す人体に有害な電波といわれています(実際には、その被害が報告されていませんので、事実かどうかは解りません)。
電磁波は、通常金属素材で、密閉すると防げます。
金属の素材によって、遮蔽精度は異なりますが、金属であれば、それほど深刻な違いにはなりません。
金属以外の素材の場合(アクリルやダンボールなど)は、その遮蔽性は大きく落ち、気にする人はかなり気になる物です。
実際には、テレビや携帯電話のほうがはるかに強力な電磁波を出しているので、パソコンだけ気にする必要は、それほど無いかもしれません。
電磁波遮蔽性は、通常カタログなどには載っておらず、実際にものを見ても解りにくい物です。
カタログなどに載っている場合は、「ああ、そうなんだ」程度の指標として受け取っておけばいいものです。
ただし、アクリルやダンボールよりは、金属製のケースの方が、何かの安全性が高いと思っておいてください。
操作性
ケースの操作性とは、ベイ以外に付いている、USB端子やオーディオ端子、電源ボタンやリセットボタンの位置や操作性の事です。
これは重要で、特にUSB端子は、マザーボードにコネクタが付いていても、ケースにその端子が付いていないと、取り付けられない場合もあります。
また、電源ボタンやリセットボタンなども、位置や形状によっては、ついうっかり押してしまったりする物もあります。
また、普段電源を入れる際に、押しにくいボタンですと、電源を入れるのに、日ごろからストレスを感じてしまったりもします。
通常は、操作性はデザインとトレードオフの関係にあり、デザインがよい物ほど、使いにくかったりします。
操作性は、カタログなどにも載っていたりしますが、実際には自分のパソコンをどのような使用環境で使うかを考え、実際に触ってみないと解らない物です。
製造精度
製造精度とは、ケース自体の歪みや、金属部品の切り出しの際の切り口の加工の仕方などです。
安価な製品になると、ケース自体に歪みがあり、うまくパーツを取り付けられなかったりします。
また、金属などを切り出したまま組み立てたような製品もあり、そう言ったものだと、その切り口に触れると、手を怪我したりもします。
製造精度はカタログなどでは全くわからず、通常は実際に製品を見ないと解りません。
よい物は、多少ゆすってもぐらぐらせず、切り口が折り返してあったり、ちゃんと研磨されていて、触っても痛くありません。
切り口に、金属の切り屑(針のようなトゲトゲ)が残っていたりする物は要注意です。
一般的には、有名メーカーの物は、製造精度が高く、安心して買えます。
が、価格は高めになります。
搭載電源
搭載電源とは、通常ケースを買うと、付属してくる電源の性能の事です。
電源の性能は非常にわかりにくく、通常は供給容量(ワット数)で判断します。
また、電源の規格と言う物も存在し、規格が古いとマザーボードによっては接続できない場合もあります。
最近の一般的な搭載電源は、ATX2.03規格(Pentium 4/Athlon対応と言うもの)の400ワットクラスの物です。
ATX2.03規格以外のものは、使えないマザーボードが増えますので、買う意味がありません。
供給容量は、詳しく見ると、一概にそうとも言えない面もありますが(平均供給容量と最大供給容量が違ったり、電圧の安定性などの細かい指標がホントは存在します)、通常は大きければ大きいほど良いとされます。
しかし、大容量の物はその分価格も高くなるので、最近では、400ワットが主流となっています。
400ワット有れば、通常困る事は有りません。
搭載電源は、通常カタログなどに載っている物ですので、簡単に調べる事が出来ます。
メンテナンスの容易さ
これは、結構重要で、自作する際の取り付けの容易さにつながります。
また、後でパーツを取り付けたりする際の、ケースの開け閉めのしやすさなどにも関わってきます。
これは、ケースごとに色々と違い、高性能な物だと、ネジを全く使わない物なども存在します。
また、使用するネジなどでも大きく変わり、通常フタと呼ばれる、側面や上面の壁となる板を取り付けるネジを手回しできるタイプの物にしている物もあります。
ネジに関しては、別売りで、手回しタイプの物があったりしますので、後で調整できる部分でもあります。
そのほかにも、どの部分が取り外し可能とか、内部にどの程度の空間があるかなどによっても変わり、特にマザーボードを取り付ける部分が外枠から取り外せるタイプの物は、組み立てるのが比較的楽であり、内部的に空間があるものは、ドライブなどを取り付ける際に、手を突っ込みやすく、外面の壁がコの字型で一体になっているタイプは、上面と側面で別れているタイプよりも、取り付け、取り外しが面倒になりがちなど、色々と変わってきます。
メンテナンスの容易さは、ある程度、カタログなどに載っていたりもしますが、細かいところは、実際にものをじっくり見ないと解りません。
このように、ケースには、考慮するべき点が、以外にたくさんあるのです。
ケースの上手な選び方
ケースは、マジメに選べば選ぶほど、どれにしたら良いのか分からなくなってしまう物です。
しかし、ポイントを押さえれば、それほど恐れる事はありません。
ケースを選ぶ際に、まず絶対しなければならない事は、自分の組み込みたいパーツが入るかどうかを調べる事です。
ケースには、相性はそれほど存在しません。
ですので、後は入るかどうかなのです。
まず、使用したいマザーボードが入るかどうか?
そして、取り付けたいドライブの数だけベイが存在するかどうか?
この2点を押さえておけば、大きな失敗にはつながりません。
まず、マザーボードが入るかどうかに関しては、マザーボードの規格とケースが対応する規格が合っているかを調べれば済みます。
しかし、それだけでは、完全とはいえないのです。
実は、ケースには、その規格のマザーボードは入るには入るが、CPUやメモリの取り付け位置によっては、ケース内の梁や、電源とぶつかってしまい、装着できない物も存在します。
そう言ったものの多くは、小容量の物が多く、小容量のケースを選択する場合は、電源の位置や梁の位置を細かくチェックする必要があります。
通常、ミドルタワーのケースでは、これらの問題はほぼ起こりません。
次に、ベイの数ですが、自分が取り付けたいドライブとケースのベイの数を比較すれば済みます。
隠れた注意点として、ベイの位置があります。
小容量のケースの場合、シャドウベイが変な位置や離れた位置に付いている物もあります。
そう言ったものの場合、マザーボードのコネクタの位置やケーブルの長さによっては、届かない物も存在してきます。
ケーブルはある程度長い物が別売りで存在しますので、そう言ったものと交換するのも手ですが、余計にお金がかかってしまうので、はじめのうちに考慮に入れておくべき点です。
この2点を押さえた上で、自分の気に入ったデザインや予算などで、幾つか候補を挙げ、その中から、細かな点を見ていって、一番よい物を選ぶのが、一番良い方法です。
小容量ケースを選ぶ場合の事に付いても触れておきましょう。
小容量ケースを選ぶ場合、一番気をつけなければいけないのは、マザーボードが入るかどうかです。
小容量ケースの場合、マザーボードが入らない、配線が出来ないと言うトラブルが一番多いので、非常に重要です。
小容量ケースを選択する場合は、まずケースを決めてから、それにはいるマザーボードを選ぶ方が安全です。
拡張性が乏しいので、中に入るパーツに関しては、制限が多いので、選択肢自体がほとんど無い状態ですので、まずケースを選び、その後ゆっくりパーツを選べば問題ないでしょう。
マザーボードが入るかどうか心配でたまらないと言う方は、小容量のベアボーンなどを利用するのが一番です。
あらかじめ、ケースとマザーボードがセットになっていますので、残りの足りないパーツさえ買えば、組み立ては完了します。
ケースに関しては、出来るだけ店頭で見てもらう買い方をお勧めします。
写真やカタログだけでは分からない事が多く、買ってみてから後悔する事がかなり有るからです。
初心者、ビギナーの方は、ミドルタワーが一番安全です。
容量の小さいケースになればなるほど、トラブルが増えます。
それでも小容量の物を選びたい場合は、ベアボーンにする事をお勧めします。
ケース選びの注意点
ケースを選ぶ上で、注意しなければいけない点を幾つか挙げてみたいと思います。
まず、第一におまけに目を奪われてはいけないと言う事です。
ケースによっては、温度メーターや、謎のボリュームダイヤルなど、一見見た目もスタイリッシュな、謎のデバイスが付属している物もあります。
しかし、そういった物は、マザーボードが対応していないと使えなかったりする事が多いのです。
そういうものをどうしても付けたい場合は、まずマザーボードがそう言った物に対応しているかを見る必要があります。
わからない場合は、お店の店員さんに確認するなどして、使える事を確認してからでないと、付いてるけど使えないと言う情け無い状態になるので気をつけましょう。
次に、熱対策です。
これはかなり深刻な問題で、吸気と排気が滞ると、例えハードディスクが1台しかついていないパソコンでも、熱暴走で止まってしまうと言う例が頻繁に聞かれます。
騒音などがあまり気にならない方なら、あらかじめケースにファンが取り付けてあるようなケースを選ぶのが無難でしょう。
騒音が気になる方は、排気ファンが取り付けられる物を選び、同時に静音ファンなどを別途購入し、ケースに取り付けるほうが良いでしょう。
ハードディスクを多く取り付ける方ならば、排気はもちろんの事、吸気のファンも取り付けるべきでしょう。
特に、ハードディスクの取り付け位置の正面に吸気口が来るタイプですと、吸気の風が直接ハードディスクに当たり、熱暴走のリスクをかなり下げる事が出来ます。
また、3.5インチシャドウベイが、ハードディスクを取り付けた場合、ある程度間隔があくように作られているのも多くありますので、そう言ったタイプの物を選べば、複数のハードディスクを取り付けた際にも、スムーズに空気が流れ、熱暴走のリスクを減らす事が出来ます。
吸気口にも注意が必要です。
吸気口は、電源の位置から見て、対角線の位置、最低でも反対の位置に有るような物でないと、ケース内に空気が流れてくれません。
側面などに多く穴があいているようなタイプですと、排気するための空気を近くの吸気口から吸い込んでしまい、その一帯のみ空気が流れますが、それ以外のところは空気が流れず、熱が溜まり、熱暴走が引き起こされてしまいます。
側面などに多く穴のあいているタイプのケースなどでは、排気ファンよりも吸気ファンのみを付けた方が、吸気ファンにより吸い込まれた空気が側面の穴から抜け出ていくので、排熱効率が良くなります。
最後に、低価格商品と中古に関しての注意です。
ケースの中古と言うもの自体がほとんどありませんが、ジャンクと言う形ですと、多少見かけます。
まあどちらにしろ、中古には変わりありませんが、ケースに関しては、中古はお勧めできません。
なぜかと言うと、高額商品の中古品という、比較的最新のデザイン・機能であり、しかも傷物だが割安という、中古のメリットが全く生かせないからです。
中古のケースは、ホントに古い物ばかりで、その割に割高な物ばかりです。
そんな物を見るのに時間を割くくらいなら、安くてよいケースを新品で探すのに時間をかけた方が何倍もマシだからです。
それと、低価格商品に関してですが、低価格だから悪いと言う事はありません。
ケース市場は、確かに有名メーカーも存在しますが、町の板金工場みたいなところが安く良い物を出していたりする例もあります。
また、同じケースでも、違うお店に行くと、なぜか半額以下で売っていたりもします。
更に、お店ごとで、搭載している電源容量が違ったりして、ケースは同じでも電源のせいで大きく値段が変わったりもします。
ケースに関して言えば、いろいろ見て歩けば歩くほど、良い物が見つかります。