エピソード66(チャット)
寒冷地A刑務所を出所後、都心某所のマンションに部屋を借り家財道具を一式を深夜もやってるダウ○タウン松本○志が出没する笑スーパードン○ホーテで買い揃え、大型電化製品専門店ラ○ックスでパソコン一式を揃え、浜崎あ○みのCDを聞きながら初のインターネットデビューをした。
先ず仕事柄!?CIAとFBIとペンタゴンのサイトにアクセスし、最後に趣味でNASAにアクセスし、飽きてきたので(笑)ヤフーのチャットなるものを見つけた俺は入室してみた。
初めまして!から始まり、色んなみんなからの質問にマジメに答えてしまった(笑)
(問)最近の出来事でなんかありましたか?
(答)刑務所4日前に出所して来ました。
(問)今は何をなさってるんですか?
(答)ヤクザです。
悪気があって答えたわけではないが、チャット荒らしと間違えられたのか、一斉にそのチャットルームからは全員逃げるように退室していった(笑)
それ以来、チャットなるものは一切やっておりません(笑)
エピソード67(映画)
16歳の頃だったと思う、初めて映画館にヤクザ映画というものを見に行った。
実在した極道、花形敬さんをモデルとした主演・陣内孝則さんの「疵」という作品だった。上映中は館内が暗くてよく分からなかったが、映画が終わり明るくなってあたりを見回すと前も後ろも本職のヤッちゃんだらけ(笑)
ものすごく太っていて背のすごく低い極道が、背の高いモデルのような綺麗な女性を連れて肩で風を切って俺の前を歩いて映画館を出て行った姿にもア然とした。
極道って女にもてるんだなぁ〜…と思い、よしっ!俺も極道になろうとその時決意した(嘘)笑!
エピソード68(刑務所の食事)
刑務所によって食事にも特色があり、あそこはマズイとか、ここは美味しいとか色々ある。
俺の経験上、東京拘置所(小菅刑務所)は収容人数が多い為かメシが熱かったり冷たかったりし、味もかなりマズイという記憶がある(笑)
次に川越少年刑務所は、食事の時間がかなり短いような感じがして味わう暇すら無かった。味は、まぁまぁだった気がする(笑)
次に千葉刑務所は、さすがに長い刑期の方専用の為か、栄養面が重視されているような気がした。味もかなり美味しく、ラーメンは特に美味しかった。
最後に青森刑務所は、普段のメシはマズイものだった。
ラム肉が苦手な俺にとってジンギスカン(しかも冷めたやつ笑)は絶対に食べられない代物だった。
夏は、りんご汁入りのところてんがよくでたっけなぁ…どんな物が食べたいか囚人に一応アンケートをとるのだが、アンケート結果は全然考慮されずでしたねぇ(笑)とにかく、のっぺ汁だとかじゃっぱ汁だとか汁物が多い感じでした。
全国刑務所食べ歩きの旅!したくありませんか?(爆笑)
エピソード69(遊園地)
極道と遊園地の組み合わせ程マッチしない物はないと思っている。
あの東京ディズニーランドにも行くと必ず極道らしき人物と出くわすが、
思わず自分を棚に上げて笑ってしまう。
自分も第三者から見ると、あんなにも笑える絵に見えるのかと恥ずかしくなる。
これでも一応ミッキーマウスと仲良く2ショットしましたが(爆笑)
色々な遊園地に行きましたが、極道がいても大丈夫なのは浅草はなやしきしかないっ(笑)。
あの遊園地が一番シックリきます。場外馬券場がすぐだしねっ(笑)。
エピソード70(ある婦警)
長い事、こんな半端者の俺なんかのファンでいてくれた警視庁某○○署の婦警さんがいた。
バレンタインデーに告白された仲なのだが…ある日の夜、雨がパラつく駅前を今日はどの店で飲もうかなぁと考え歩いていると後ろから「よっ!」と俺の肩を叩いてきた。「おぉ〜久し振り〜元気かよ〜。」と少々立ち話をしていると小降りだった雨が本降りに変わりだした。
するとその婦警さん、「ねぇ哀川、傘パクってきてよ。」と言い出した(笑)
「バカか?お前?警察だろ一応…笑」と言ってやったら、何とその婦警の一言、「あたしの所轄じゃないから関係ないしぃ〜あたしが許す!大体警察なんて公務員で収入安定してるからなっただけだも〜ん。あたしだって哀川みたいな生活したいけどできないだけだもん。」…まぁ、半分以上冗談で彼女は言ったのだと思い(笑)仕方なく自分の乗用車に置いてあった高級ブランドの傘を「返さなくてもいいぞっ。」と言って差し上げた。
喜んで彼女、婦警さんはその傘をさして自宅に帰りました(笑)
今ではきっと立派な警察官とでも結婚して家庭を築いているとは思いますがね(笑)