【文学作品(書物)】

    
蜻蛉日記 (かげろうにっき)

【成立時期】
   
 平安時代 (975年ごろ)

【作者・編者など】
   
 藤原道綱母(ふじわらのみちつな の はは)

【種別・ジャンル】
    
日記

【内 容】
    夫の藤原兼家(ふじわらのかねいえ)との結婚(けっこん)生活を中心に、
   その愛情がしだいに薄れ、苦しみ、なやむ様子が書かれている。また、
   子の藤原道綱(ふじわらのみちつな)への愛情に生きようとする決心が書か
   れている。

   ※ 藤原兼家(ふじわらのかねいえ)
                 …藤原道長(ふじわらのみちなが)の父にあたる。

【特 長など】
     ● 上中下巻の3巻からなる。
      わが身のはかなさを「かげろふ」にたとえたことからこの名前がついた。
     ● この当時は一人の夫に対し、たくさんの妻がいたため、女性にはいろいろ
       な苦悩(くのう)があった。

【備 考】



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