○暗躍するもの○

賊の掃討もあらかた片をつけて、密かに裏側から到着したラデッシュ・フット達とプロキオン一党。
ラデッシュ(ブラックナイト)
「表側から入るなんてシュミじゃないんでな」
フット(ニンジャマスター)
「うむ、基本中の基本だな」
(表側から歓声が聞こえる)
プロキオン(ニンジャマスター)
「おー、なんだか表の方が賑やかそうだな」
忍者D
「大将、こりゃ狙い目ですね」
プロキオン
「待て待て、我等とて折角の出番を邪魔されれば面白くは思わない。今回は我等の出番も用意しているのでここは手を出さずにいてやろう」
忍者C
「おお、なるほど」
ラデッシュ
「用意してもらっているわけじゃないのがミソだよなぁ」

フット
「・・・で、当面の問題になっているのはこれなんだが」
忍者B
「ううむ・・・難問ですねこれは」
忍者A
「取り敢えず、第三者に公正な審査をお願いしませんか?」
プロキオン
「うむ!ではこれよりその映えある第三者の選定に乗り出すぞ!」
四忍者
「ははっ!」
フット
では散ッ!
(四方に散る忍者連)
ラデッシュ
「っと、じゃあ俺等はちょっと待機なー」
アーノルド(レイブン)
「他の連中への繋ぎ、ちゃんとできてんのかー?」
ゴルドン(ブラックナイト)
「そこはぬかりない」
とことんまで裏側主義の連中ですが、一体何を企画しているというのでしょうか?


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