ファイズ第22話『雅人の告白』

帰ってきた草加雅人は相変わらずのキャラクター。やはりアレはアレなんでしょうか（アレて何や）。

今回はアクションパートもバッチリながら、実は『告白大会』がメインという・・・（笑）。
あ、瞳っちお久しぶり〜。こちらも相変わらず。では早速（脈絡むちゃくちゃ）。

勇治と巧の変身後対決から始まる今回のファイズ。いきなり雨が降り始めるという、お約束な展開。

「今度こそ！」と必勝を期して襲い掛かった勇治が、今回は終始圧倒・・・していたのを馬神様がナイスタイミングで銃撃して巧ファイズを助けます。なんというか、こいつも最近『出』を狙うようになったな（笑）。
巧ファイズは馬神様をビークルモードに戻し、それに乗ります。馬フェノクも疾走態に変化し、またしても両雄激突の展開に。
しかし巧ファイズはそのまま戦線離脱。馬フェノクによって受けた胸のダメージが酷い為です。勇治はまだまだやる気でしたが、逃げるのを追うのもどうかということで。

それに・・・乾君のことが気になりますしね。

そんな巧と裏腹に、真理と啓太郎は風邪も完全に治癒して気分爽快。そんな二人は「気分が悪い」とベッドから起きてこない巧を気にしますが、風邪が感染したわけじゃないと知るや、さっさと退散。
二人が居なくなったところで巧、馬フェノクへの再戦と必勝を期します。

昼食はカレーとやる気満々の真理に、啓太郎ゲッソリ気味。昼食はカレー三昧だそうで大ちゃんアッチョレ新名どん（笑）。
そんな絶好調・真理の前に、勇治が姿をあらわします。しかし勇治の目的は巧の身体でした（笑）。

勇治と巧のツーショット。ここんとこ多いですねえ。狙ってますねえ。
お互いに相手のことを心配していたのですが、どうしてオルフェノクに襲われるのかはやはり言えない様子。ここでも巧が「偶然だ。」と答えるのを勇治がパクります。勇治ってパクり魔だったのか・・・。

そんなところに今時珍しい喜びようでやってきたのは啓太郎。何かグッドニュースを持ってきたらしいのですが、それは草加雅人が帰ってきたということで、巧にとってはバッドニュースです。

・・・で、この見出しって何よ（テメーがやったんだろボケ）。

長らくの音信不通から復活の草加に、真理はしつこく話を聞きます。しかし草加は相変わらず何も話してくれません。
「（流星塾の面々も）戦っている。人間を守る為に。
　今は何もいえない。けど信じてほしい。君達の元に戻ってきた俺を。」
・・・言われて「はいそーですか」と誰が信じるかボケ。真理なんか、『戦う力』を手に入れてみんなが頑張っていると聞いて黙っているわけがありません。しかしそれを草加が制します。
「君には普通の女の子で居てほしいんだ。」
・・・それじゃあ、流星塾の生き残りはもう普通の女の子じゃないのね？

取り敢えず話は終わり。今度は巧が一人で店番をしてるところに現れる草加というシーンに。
勿論、草加の態度や口調は一変し、「君が今生きていられるのは誰のお陰かな？あらためて礼を言ってほしいな。」と恩着せがましいことをムカツキ度数120%の面でぬかしやがります。
勿論、巧がまともに礼を言うはずがありませんが、草加のお陰で生きているのは事実。そこで巧は、「借りは返す。いつか必ずな。それでいいだろうが。」とだけ言って立ち去っていきます。

ところでこちらはバー・クローバー。またも冴子ねーさんが一人の時を狙ってやってきたらしい北崎。余程、村上や琢磨と会うのが嫌なんだな（笑）。
今回はバラの花を持参したらしく、それに見入っている冴子ねーさんでしたが、琢磨の指摘のとおり、北崎の触れたものは灰になってしまうのです。言うそばから灰になったバラを見て冴子ねーさん一言。
「花の命は短いわね・・・。」
それ以前の問題では（笑）。

さて今回の村上、ラッキークローバーに新メンバーを加えたいと持ちかけます。チーム名のとおり、４人揃ってナンボですから、欠員ができるのは好ましくないというわけです。
二人に依存はありませんが、上の上のオルフェノクなんてそんなにいるものでは・・・。

というか、琢磨がファイズギアを奪い返されたことは全く触れてませんし、そんな事実があったことさえ読み取れない雰囲気です。うふふ、次回が楽しみですよ。誰が新メンバーになるのか・・・。

今更だけど、『クローバー』だから『バー』なんですね。冴子ねーさんは、ああ見えてムエタイの戦士だったのか（意味が分からん）。

こちらも全快している結花。海堂の姿が見えませんが、当然全快しているのでしょう。どこに行ってるんだか・・・。

物憂げな結花を見咎めた勇治は、結花を問い詰めます。すると、なんと結花は、真理に海堂と付き合ってもらうようお願いすると言い出します。突然のことに戸惑い「君はそれでいいの？」と尋ねる勇治ですが、結花の決意は固い様子。
でも、それでいいと思い込もうとしているのが見え見えです。この子はどこまでも悲しいね。

さて、配達中の草加と真理。結局何も話してくれない草加に対し、真理膨れっ面。そりゃそうですね。

そんな気配を察した草加は、車を止めて遂に・・・
「目をそらさないでくれ。俺を見ろ。
　俺はずっと君を見てきた。君にも、俺を見て欲しい。」
「草加君・・・。」
ずっと真理に守られてきた草加、今度は自分が真理を守る番だ、と口説き始めます。ヘッ、守るどころか奪うことが目的の癖によく言う。所詮男はケダモノよね（テメーもだろが）。

ま、急に言われても真理も困るわね。草加も今度はソフトタッチで攻めます。結論は急がない、というけど・・・草加って、遅れれば遅れるほどヤバイ奴になるタイプっぽいからなあ（笑）。
さて、真理はどうするやら・・・。

その夜、オルフェノクは暗躍をしていました。一緒に青いレザースーツの彼女も・・・。

まずは、ぶつかってきたと文句を言うサラリーマンを「やれやれ。」と言わんばかりにサラリと始末するボーダー青年。その現場に青いNSXが現われ、降りてきたのはああなんと麗しの瞳っち。
「はぁ〜い♪」
相変わらずの冴えは惚れ惚れするばかりですが、話が進まないので冴子ねーさんが脇にどけます（笑）。
「試させてもらうわ。あなたのチカラ・・・。」
うらやましい限りですねえ全く。というか早くも下僕２号誕生ですか（笑）。

続いては、灰化する人々を背に、背筋伸ばして黙々とおベント食べてるサラリーマン。眼鏡と整った髪型がス・テ・キ♪つられて瞳っちもウィンナーをパクパク。
ここも話が進まないので琢磨が割って入ります。今回、扱いが散々だけど、それが逆に瞳っちらしくていいんだよね。

さて。
翌日になると、真理が勇治と結花に呼び出されます。何事かと思えば、「海堂さんと付き合ってあげてください！」だと。「単なるバカ」としか知らない海堂と付き合え、とはなんと酷な（笑）。結花のひと睨みも強烈でキュート♪

ところで真理、今は誰かと付き合う気は無いとのこと。今は夢が大事だから、だそうで。でも、そんなこと言いながら、視線は勇治を捉えていますよん♪ははあ、漸く自分の気持ちに気付きましたか。

「要するにあれか。同時に二人の男に言い寄られて困ってるって訳か。」
おのろけされてるのは巧です（笑）。しかしまあ、真理を好きな男と聞いて「物好き」とはなんですか物好きとは。気持ちは分かるが（わかるんかい）。

でも、真理の気持ちは複雑。「ある人と付き合ってくれ」と勇治に頼まれたことに「寂しさ」を覚えたと告白。それはつまり・・・
「もしかして私、木場さんのことが・・・好き・・・なのかな？」
もしかしてじゃなくてズバリそうです、ハイ。
「あいつなら・・・まあ、いいかもな。」
と巧も太鼓判。フッ、それが馬フェノクだとは知らぬが仏よ。

知らぬが仏といえば、それを立ち聞きしていた男が実はいたのです。
そう、それは勿論草加雅人。
かなりワナワナきてますよこれは。うひひ、ゾクゾクですねえこういうの。

「諦めろ？どういうこっちゃそりゃ？」
今度は海堂を説得する勇治ですが・・・結花にそそのかされたというのもありますが、今回はちょっとでしゃばりでしたね勇治君（笑）。お陰で海堂、子供みたいに飛び出してっちゃったよ。可愛さアップ（何がアップだ）。

海堂を追って出た勇治ですが、そこにゴツいマシンで草加が立ちはだかります。目つきが既に尋常ではないですね・・・。

その頃、買い物帰りの巧は真理に、自分を好きと言ってる一人が草加であることを告白します。ちょっとビックリする巧ですが、どこかで予想はしていたんじゃないかなあ・・・草加の態度とか今まで色々見てきたし。

さて勇治は草加に連れられてとある場所に。なんでこういう場所に行きたがるんだろうね？
勇治は草加の事を「どこかで会った」と認識。凄い。どうせ手伝いもしなかったに違いない草加のことを覚えてるとは・・・勇治の記憶力は一級品ですね。
※2003/7/8追記：勇治は草加に、#15で随分酷い扱いを受けてました（笑）。これだと、確かに「どこかで会った」と認識してるのは当然かも。

それはまあいいとして、草加が勇治に何の用かというと・・・
「俺は君に興味がある。」
ぶうっ！今、全国の奥様方の注目を一身に浴びたぞ草加雅人！（笑）
「だが、俺も自分で何がしたいのかよくわからない。
　君をよく知りたいのか・・・それとも、殴り飛ばしたいのか。」
きゃーっ！どっちにしたって素敵な展開ーっ！というところで両者の間に炎が爆発的に巻き起こる！（笑）

ってよく見りゃ冴子おねーさんと下僕２号じゃないの。絶妙な間合いだったもんで勇治と草加の間の心理描写とばかり（笑）。

戻ってこちらは真理と巧。草加と勇治の二者択一を迫る真理に困惑する巧・・・表現が微妙に間違ってる気もするけど気にしない様に。

そこに立ちはだかるのはダブル眼鏡ーズ（サイテー）。
余裕の笑みで琢磨、勝負は既についているから無駄な抵抗はするな、とファイズギアを寄越すように要求しますが、勿論そんなことを聞く巧ではありません。
「どうかな？リベンジってこともあるぜ。」
と真理からベルトを受け取り変身。無駄毛の処理をしてないところが逆に好感度アップですねえ（何見とんねん）。

オルフェノクの襲撃を受けた勇治と草加。草加は躊躇なく、ベルトを腰に巻きます。
「君は・・・！」
そこに冴子ねーさんと下僕２号が襲いかかり、勇治と草加の立ち位置が離れます。

カイザに変身した草加は、冴子ねーさんと対峙・・・したかと思えばあっという間にねーさんを突き落とします。弱（笑）。
勇治は勇治で、下僕２号に首を極められ堪らず変身、これを突き飛ばします。
これで草加も、勇治がオルフェノクであることを知りますが・・・
「話は後だ、戦うぞ今は。」
と現実問題の処理を最優先に。

さて一方の巧ファイズ、２対１でもなんとかやっていけてますね。

ジャンプして高台に移動し、ファイズポインターを装着する巧ファイズを、琢磨が鞭で絡め捕ります。そこを眼鏡友達が襲撃。
手から強力な溶解液を分泌させ、それを投げつけて攻撃するのですが・・・あの距離で避けられるかフツー（笑）。更に悪いことに、二発目は琢磨の鞭に命中、これを切断してしまい、巧ファイズの逆襲を受けるハメに。

そうなるともうファイズのもの。
アクセルフォームを発動させ、琢磨の鞭を避け、両者にパンチをお見舞いしてキメポーズ。わおヨユー（笑）。少し間合いを広げて眼鏡友達を蹴り飛ばし、更に吹っ飛んでいくそいつめがけてなんとクリムゾンスマッシュ！うわすげー、なんでもありかこの番組（笑）。
返す刀で今度は琢磨にもクリムゾンスマッシュ。あ、連続使用ありなんだ、うっわすげー。

でも流石に琢磨は咄嗟にガード。それでもダメージは酷く、電撃効果が残ってます。ファイズ・ライジングアクセルとでも言いますか（いつの話や）。
はい『Time Up』、で眼鏡友達灰化・琢磨逃走。ヒィヒィ言わないのが残念。相手がタコじゃなかったからかなあ。

さて勇治と草加に戻りますと、得物の有無も手伝ってか苦戦を余儀なくされています。ええ二人とも。
しかし、お互いに背を預け、得物を手にするとその形勢も一気に逆転の様相を呈してきます。そういえば、二人とも剣が主武器だったっけ。

今回の幕は、この二人の剣戟。なかなかカッコイイ止め絵ですねえ。

さて次回は、遂にラッキークローバーの新たなメンバーが決定します！それは・・・って登場当初からバレバレですか？

っちゅーか、次回のメインは勇治ですか。っちゅーか草加もなんかおかしな具合。折角のアレなのに、やはりこちらも偽りということでしょうか？
さあ、気になる結果は一週間後だブラ！