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1991年式 |
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型式 |
ZR250A‐1 |
エンジン形式 |
水冷4ストDOHC16バルブ並列4気筒 |
排気量 |
249cc |
最高出力 |
45PS/15,000rpm |
最大トルク |
2.6kg‐m/11,500rpm |
(全)長×幅×高 |
2,005mm×730mm×1,055mm |
乾燥重量 |
141kg |
タイヤサイズ |
F110/70-17 54H・R140/70-17 66H |
タンク容量 |
15.0L |
カラー |
ブラックパール
キャンディパーシモンレッド
メタリックロイヤルブルー |
価格(当時) |
\499,000 |
宝の持ち腐れとなったZXRを下取りに出し、乗り換えたのがこの年発売されたばかりのBALIUS。Kawasakiが250にもネイキッドを、と投入したバイクですがこれが結構過激なバイクでした。
フレームはスチールのダブルクレードルでハンドルはアップハンドルと見た目はネイキッドしていましたが、リアサスペンションは定番の二本ではなくモノサスペンション、そして極めつけはZXR250という当時クラスでも一番高回転型と言われていたレプリカのエンジン(まあ、Kawasakiには250の4気筒がそれしか無かったんですが・・・)を載せていました。もちろん街乗りやツーリング等、気軽に乗ることを前提に作られたバイクですから、ZXRそのままではなく中低速にパワーを振って扱い易くはしていました。それでも最高出力は自主規制ギリギリの45psですし、中低速にトルクがある分、街中ではZXRりよ速かったんではないでしょうか。
エンジンは何と言ってもパワフルの一言!なんせレッドゾーンが1万9000回転ですから・・・しかし、さすがに高速で長時間高回転を使って走っていると、、フレームを伝わってくる振動で手が痺れてきました。
後にBALIUSUで二本サスに変わって性能的には少し後退ましたが、フレームとバランスが取れてちょうど良いんじゃないでしょうか。小物入れも出来たことですし、モノサス仕様のBALIUSはエンジンとサスにフレームが負けていたように思うので(でも、A型の方が好きやけど)。
このバイクで初めて(DTを除く)ネイキッド≠ニ呼ばれるバイクに乗ったのですが、街中は乗りやすいし長距離は楽だしKawasakiには珍しく軽量な車体(コーナーで滑った時、足で地面をけって立て直したりした)とアップハンで扱い易いく、ブレーキもフロント異型2ポットシングル、リア1ポットでしたが必要にして充分でした。
普段の使い勝手では満足していたんですが、暫くすると最大の欠点?が気になり始めたんですが、それは何でしょう?そう、ネイキッドに乗ってる人はお判りでしょう。高速走行最大の敵「風圧」です。
もちろん、この事は乗る前から判ってましたし、街中ではそんなスピードは出さない(出せない?)ので気にしてなかったんですが、実際にツーリングなんかで高速を走ってみるとこれが辛いの何の!法定速度で走っていてもかなりのもので、ましてや○○速度で走ると(そんなスピード出すな!という話はこっちに置いといて)バイクから飛ばされないようにするのに必死です。カウル付きのバイクと同じ距離を走ってもぜんぜん疲れ方が違うし、やはり高速で長距離を走るには小さくてもカウルが欲しいと思いました。
でも、スポーツする事も考慮に入れると、GPX以上に普段に使うには最高のバイクだと思います。
BALIUSは5年位所有していましたが、この頃あまりバイクに(特に理由があった訳ではなく)乗っていなくて走行距離5,000km余りなのに、新しい物好きの虫が疼いてきてそろそろ乗り換えようかなと思い始めました。 |
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