Windows XPには、時間を自動的に設定する機能があります。
この機能で時間を取得するために使われているのがNTPです。
Stratum0〜Stratum16までの多段階層となっており、Stratum0は原子時計など、そこからStratum1へ時間情報が配信され、1から2、2から3といった具合に時間情報が配信されています。
多段配信される故に、Stratum2以降よりもStratum1の方が精度が高いです。
ただ、実際にPCが取得する時間は、回線の距離的に近いところから取得した方が正確らしいです。
また、福岡大学など、アクセスが集中するために負荷が高いStratum1もあるようです。
もしも福岡大学外部からこの記事を見ている方で、時間を福岡大学から取得している方がいれば、他の場所に変更することをおすすめします。
過負荷状態のところからは、時間の取得に失敗する可能性や取得した時間の精度が落ちている可能性があります。
NTPサーバーに与える負荷を高くする要因には、同じ場所からたくさんのPCで時間を取得しに行くというケースもあります。
複数台のPCを持っている方は、それらを代表して1台のPCのみで時間を取得し、残りのPCは、代表で時間を取得したPCから時間を取得しましょう。
PCの数が多すぎる場合は、代表で時間を取得したPCから100台のPCに時間を配信し、その100台が別のPCに配信するといった感じの多段構成にしましょう。
NTPの詳細については、次のサイトが参考になると思います。
NTP - wiki@nothing
http://wiki.nothing.sh/10.html
P.S.
上記サイトによると、BIGLOBEではNTPサーバーを公開していないようです。
NTP-推奨公開サーバ - wiki@nothingを参考に、NTPサーバーを選ぶと良いでしょう。
記事最終更新日:Wed 8/12 2009
written by GOROH
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