3歳の終わりの頃ぐらいだったか、物心が未だ付いていなかった頃から、ピアノを習い始める。
師匠には、ピアノをひく時の姿勢、もっとも礼儀正しい挨拶の仕方など、すごく厳しく教わった。
その頃から音楽へと目覚めたようだった!! そのピアノは17歳の終わり頃まで習い続けた。
8歳。 当時の学校に勤務しておられたM.Oという先生からギターを教わり始める。
小学校のゆとりの時間を使っての練習だったので、学校に在ったクラシックギターで曲を奏で始める。
当時は「四季の歌」や「静かな湖畔」など、コードの簡単な曲の練習からだった。
やがて自分でもギターを持ちたくなり、父親がどこかで拾ってきたフォークギターを手にする。
よく何が何やら分からへんかったんで、弦を沢山切ったものやったなあ。
9歳。 M.O氏が違う学校に移られることとなり、僕のギター人生に変化が。
ここでギターをやめるわけにはいかなかった、やめたくなかった、挫折したくなかった!!
そこで、ある日のこと、我が家の近くを探し歩いていたら、「ギターを教えます」という看板のかかっているお宅を発見。
師匠Y・S氏にギターを教わることになる。
週に一度家に来てくださっていたのだが、なかなか練習してからレッスンに望もうとしてなかったので、よく困らせるような男やったは。
その人とのギターレッスンは、17歳の終わり頃まで続けた。 主にクラシック中心だった。
13歳。 何故か学校のブラスバンドサークルに入って、トランペットを始める。
(家に楽器は在るものの、最近吹いていないから音を出せと言われたからといってすぐに音が出ないかも……)。
電気楽器に興味の会った僕は、先輩にベースを見せてもらった時からそっちの方に興味が湧き始める。
やがて自分のベースを手に入れ、っていうか、その先輩に余ったものを譲ってもらって学校内のバンドで演奏をすることとなる。
その年の秋ぐらいだったか、知人の紹介により、永富研二氏と出会い、カントリーミュージックの演奏を聞きに行き始める。
バンドの方々がいろんな楽器を触らせてくださったことで、ますますギターに興味を抱くようになる。
「フォークギターにシールドコードが繋がっていて、しかもスイッチが付いている。 これ、いったい何という種類のギターかな??」
後で別の人から聞いて知ったのだが、これは「エレアコ(エレキ・アコースティック・ギター)」という名前だ。
エレキギターに興味を持ち始めたのも、丁度その頃だった。
「ボリュームつまみが三つ、プラス5段階に変化させることの出来るスイッチが一つ、シールドコードを差し込む部分に掘り込みが在るギター」というこだわりが在り、
丁度その頃からこのようなギターが欲しくて欲しくてたまらなかった。
神戸市垂水区に住んでいる従兄弟がエレキギターを持っていたのを思い出し、見せてもらったが、
よく似ているけど3段階にしか変化させることが出来ないものだった。
多分、フェンダーのヴィンテージストラトキャスターだったかな?? (当時、ストラトキャスターという名前さえ知らなかったのだ)。
14歳。 ある日突然同じ知人と一緒に、永富賢治氏の演奏を聞きに行く。
「エレアコを見せて欲しい」と要望した所、初めて触ったものと同じものが登場してきた。
ライブ終了後、エレアコについての質問を永富氏に投げかけた。
「フォークギターの中にボリュームスイッチやマイクなどを適当に作って埋め込んで、エレアコを作ることは可能でしょうか?」
答えはNoである。 その詳しい理由は解明されていない。
じゃあ、どれくらいの値段で売られているものなのか、とお聞きした所、
「使って欲しいギターが在るから!」ということで、同氏から後でも述べるエレアコを「お借りする」こととなった。
(実は4年後に演奏を聞きに行った時に明かしてくださったのだが、「彼(よりより)にギターを1台プレゼントしたんだけど」と言ってくださったのだ)。
15歳。 ベンチャーズのコンサートを聞きに行き、エレキギターへの感心がさらに深まる。
フェルナンデスの「FA20D」というギターアンプを手にする。
今はもう帰らぬお店となってしまったが、当時、京都市内の北の方になるが、北大路堀川に近く、通っていた高等学校からも行きやすい、得意先の楽器店に何度も通い、
自分に合ったエレキギター探しを続け、お年玉でビル・ローレンスのストラトを買ってもらった。
思いどおり、ボリュームつまみが三つ、5段階に変わるスイッチが一つ、シールドコードの差込口に掘り込み在りの、とってもとっても欲しかったギター君だ。
同時に、ボスのディストーションとエコーの足踏しきコンパクトエフェクターも手に入れた。
とはいっても当時組んでいたバンドではベースを担当させてもらっていた。
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