AアサヒペンタックスSPF(黒)
  SPを買った翌年にバイトして買いました。これで二台体制が出来、SPには広角28mmを、SPFには望遠ズームを付けて被写体に応じて使い分けていました。
 SPにホットシューを付け、開放測光にし、露出計のスイッチをフォトスイッチに改良したもので、操作感覚はSPとほぼ同様でした。シャッター最高スピードは当時の標準的な1/1000迄でしたが、特に不便は感じませんでした。SPとともに故障が少なく、大学卒業まで一度も修理に出したことがありません。シャッター音が「パコン」という音で、これは今でも好きになれません。まだ、SP同様現役です。

 BペンタックスLX
  1980年(?)に発売になった、ペンタックス初の超高級機。これに先立つ5年前にペンタックスは、それまでのユニバーサルマウントといわれたM42マウントを捨て、バヨネットのKマウントに変更をした。私は、ファインダー交換が出来たり、スクリーン交換が出来たり、等々の機能に圧倒されて、1981年4月に購入しました。SMCペンタックス50mm f1.4付きの新品でした。同時に、SMCペンタックス120mm f2.8も購入しました。使いもしないのに各種交換ファインダーやスクリーン,ワインダー、自作用のグリップなども買ったものです。「カッタン」という大きめのシャッター音です。そう言えば「データバックLX」というのも買ったっけ。

 CペンタックスSFX
  この頃は、私はもう社会人になっていたので、カメラからは少し距離をおいていました。社会人になってからは殆どLXで撮っていました。そんななか、ミノルタから初のAFカメラ「α7000」が出て、「とうとう一眼レフも全自動式になったか」と感慨深いものがありましたが、やはり1台使ってみたくなりSFXを買いました。レンズはSMCペンタックスF35〜70mmのズーム。後にF50mm f1.4を購入しました。不思議とこのカメラではこれと言った写真を撮った記憶がありません。ギクシャクしたデザインが最後まで気に入らず、後に買うことになる「Z-1」購入の際、下取りに出してしまいました。手放しても、惜しみの無いカメラでした。したがって、製品写真はありません。