DペンタックスZ-1
  第二世代AF機。1994年3月にSFXを下取りに出して新品購入しました。今では、古くなって新たに購入する気はありませんが、発売当時は最高級機を目指した機械でした。1/8000秒シャッター、電動式ズーム、ハイパー機能等を搭載し、満を持して出てきたという感じでした。ただ、ボタン操作や諸機能がわかりずらいということで、後に「MZシリーズ」に主役の座を引き渡してしまうことになる。今も、一部に根強い「Z-1」ファンが存在し、近日中には発売されるであろう「MZ-S」が「Z-1」系でないことに不満を持つ。私も、新世紀ペンタックスは「Z-1」の後継機であって欲しかった。最近は、AF機能の陳腐化もあり、稼働率が低下気味です。

EニコンF4S
 30年近く続いた私のペンタックス一穴主義も、とうとう終わりを告げることになりました。「いつかはニコン!」最高峰と言われるニコンの一桁を手にしたのです。きっかけは「F4製造中止」の新聞記事でした。「F5はいらない。でもニコンの最高級機は欲しい,この際F4を買ってしまえ。」決断までにそれほど時間はかかりませんでした。実際手にしてみるとずっしりと重いが、信頼性・重厚感はペンタの比ではなかった。ペンタ以外を使って初めてペンタを第三者の目から見ることが出来るようになりました。使ってみての感想は「やっぱりニコン!」です。小回りは利かないものの、持っているというだけでも自信が湧いてくるものです。 

FライカVf
 平成10年の5月についに買ってしまいました。動機は某カメラ月刊誌に「ライカ特集」が載り、そこに写っていたバルナックライカの優美な姿に、我慢がし切れなくなったからです。銀座でズマール50mm f2.0と共に買いました。でも、店の人に「ちょっと見せてください」と頼んだときは「中古なんだから楽勝で買えるよな」と思っていたのが、請求書を見てびっくり。国産高級カメラが楽勝で買えるような値段ではないか。ライカは値段まで一流なのですね。
使ってみた感想は「なんて不便なカメラなんだ。」でした。露出計無し、慣れないピント合わせ方式、ノブ式巻上等々、ギクシャクしながら使っていました。この頃から、段々とカメラそしてライカの泥沼にはまってゆくのでした。