MキャノンEOS630
 平成12年7月のある休日、久々に銀座ライカストラッセのパトロールをしておりました。本当はエルマー5cm f3.5を捜していたのです。○ツキカメラに入ると棚の上に、EOS630が28mm〜70mmのズーム付きで28,000円(税抜)で置いてあったのです。「EOSさえ買えば四大メーカーのAF機とMF機が揃うことになる。それに、EOSを中古で買うとしたら630と、予定していたとおりのものだ。よし。」こうしてエルマー5cmを買うはずが、急遽「EOS」に変わったのです。秒間5コマの快適さ、USMレンズの静粛さ、10年以上も前の機械だけれど、「使い倒せるな」と思いました。常用には28mm〜105mmUSM、スポーツ写真用には75mm〜300mmUSMを購入し、今のところAF機では最も出番が多いです。

NミノルタXD(白、ワインダー付き)
 前に1台同じものをもらってあるのですが、前と違って白ボディであること、ワインダーが付いていること、非常にきれいな個体であること、等から随分迷ったものの買いました。平成12年8月。青山の○チナハウスでです。AF全盛の時代にMFのワインダー付きを買ってどうなる?とのご意見もあるでしょうが、将来の値上がりを期待しての先行投資?のつもりです。前にも書きましたが、どうも私はミノルタと相性が悪いのか、稼働率が低く、テスト撮影で一本撮っただけで、あとは棚の肥やしとなっています。因みにワインダーは一回も使っていません。

OコンタックスVA
平成12年10月に銀座の○共カメラで、99,000円(税込)で買いました。ライカのライバルとしてのコンタックスには、前から興味がありました。しかし本で眺めるだけで、買う気にまではなりませんでした。事の起りはロシアンブームです。渋谷の○ing-2でジュピター8 f2.0を買ったのです。その仕上がりには息を呑みました。これまで国産のカメラでは味わったことのない色乗り、時として感じる立体感、切れの良さ。聞けばジュピターはゾナーのコピーとか。ならば本家のゾナーならもっと素晴らしいはず、と思いすぐに買ってしまったのです。でも、趣味の問題かもしれませんが、本家がジュピター以上とは感じられない、というのが正直な感想です。ときどき、お散歩写真で使っています。