初秋


アサリナスキャンデンス(ゴマノハグサ科):ツル性のキンギョソウ。11月を過ぎてもキンギョソウに似た紫の花を連続して開花する。 アメリカンブルー(ヒルガオ科):中米原産。別名エボルブルス。15℃以上でアサガオに似た小型の花が次々に咲き、花が絶えない。プランタ、グランドカバーにも適する。 オータムマジカルフェイス(ヒルガオ科):四季咲きの宿根性アサガオで、名前のとおり晩秋まで次々と大型の花が、一節に数花〜10花連続して咲く。茎が太く、ボリューム感がある。
クコ(ナス科クコ属):日本、中国、朝鮮半島に自生する。落葉低木。和名は食木(ふくき)からの転訛とも言う。果実や根、葉は漢方薬として利用される。 サルスベリ(ミソハギ科):中国南部原産。別名の「百日紅」は100日の長期間開花し続けるとの意。花色は紅、桃、白、紫などがあり、樹肌が美しいため床柱などにも使われる。 シソ(シソ科):日本、アジア東部に広く自生。花はつまもの、実は塩漬け、葉は香辛野菜として利用される。
スダチ(ミカン科):オンスダチ、タネナシスダチ、オオスダチがあるが、市販苗では区別されていない。香りが良く、東洋のレモンと言われる。果汁は香りや酸味付けに利用される。 センナ(マメ科):熱帯原産の灌木。尖卵葉のエジプト原産と狭い被針葉のインド・アフリカ原産があり、写真はインド系。葉の浸剤は下剤として利用される。 クジャクソウ(キク科):北米原産の耐寒性多年草。宿根アスターはミケルマスデージーとクジャクアスターに2大別される。アスターとソリダコの交配種がソリダスターで、黄花と写真の白花がある。
ダンギク(クマツヅラ科):九州北西部〜対馬に分布。和名は花が階段状に咲くため。花色は紫のほか白、桃がある。花には多くの昆虫が集まる。仲間にはカリガネソウがある。 ハギ(マメ科):日本原産。落葉低木で、花色、葉の形などからミヤギノハギ、ヤマハギ、マルバハギ、ツクシハギ、シラハギなどに分類される。写真はシラハギ。 バナナ(バショウ科):ワイルドバナナの一種で、花色と同じ濃いピンクの実がなる。食用にはならない。我が家では鉢植えで管理し、夏のみ戸外に出して秋〜春は室内に移動する。
ヒガンバナ(ヒガンバナ科):日本、中国原産。別名マンジュシャゲ。秋の彼岸時期に開花する。ほかに夏に大型の花をつけるナツズイセンなど5種ほどが西日本を中心に自生する。写真は近くの土手で失敬したもの。 ファレノプシス (ラン科):熱帯アジア〜オーストラリア、中国、台湾原産。カトレアやデンドロと異なり、バルブがない。着生ランで太い根と厚い葉を持つ。写真はドリティスとの交雑種ドリティノプシス種(ミニコチョウラン)。 ベンケイソウ(ベンケイソウ科):かつては中国・朝鮮半島原産のオオベンケイソウが中心だったが、今は欧州産のムラサキベンケイソウが主流。和名は葉が厚く、強健な性質を弁慶にたとえたもの。写真は欧州産の園芸種。
ミズヒキ(タデ科ミズヒキ属):日本、中国、朝鮮半島、インドなどに広く分布。和名は、花の上側が紅色、下側が白色のため、紅白の水引に見立てた。花の上側も下側も白いものをギンミズヒキという。 ムラサキシキブ(クマツヅラ科):日本、中国、朝鮮半島、台湾原産の落葉低木。市販品は枝が湾曲して下垂するコムラサキ(別名コシキブ)。紫色に輝く実の美しさを紫式部にたとえた。 ヤブラン(ユリ科):アジア東部原産の常緑多年草。半日陰を好む。近所の藪の中から失敬した。


ユリオプスデージー(キク科):南アフリカ、アラビア半島原産の半耐寒性多年草。晩秋から春にかけて黄花マーガレットに似た花を次々につける。

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