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クチナシ(アカネ科):静岡以西、台湾、中国原産。一重咲きと八重咲きがある。花は香りがよい。中国原産のコクチナシは小型種で鉢植えに適する。下の写真のコーヒーノキとは仲間。 グミ(グミ科):日本原産。栽培は容易で実付きが良い。果実はビタミンCが豊富でほんのり甘いがやや渋みがある。葉裏は白い。野生のグミは子供の頃の郷愁を誘う。 クロガネモチ(モチノキ科):関東以西、中国原産。西日本の代表的な庭園木。花は前出のウメモドキとそっくりである。秋には赤い実をびっしりつける。
コーヒーの木(アカネ科):熱帯アフリカ原産。寒さには弱いが耐陰性のため室内で栽培可能。夏は戸外に出す。白花には芳香があり秋に赤熟した実をつける。 コバノズイナ(ユキノシタ科):北米原産。別名アメリカズイナ。日本に自生するズイナ(別名ヨメナノキ)よりも葉が小さく、穂先が短い。ズイナは春の若葉を食用にする。 コンフリー(ムラサキ科):欧州〜アジア中部。別名ヒレハリソウ。花は下方に垂れて咲く。丈夫な多年草で昔からハーブや野菜としても利用されている。湿気のある場所を好む。
サクララン(ガガイモ科):九州南部〜沖縄、中国、台湾、豪州原産。周年室内の釣り鉢で栽培。ツル性で可愛い花をつけるが、葉数が少ないと花をつけない。 ササユリ(ユリ科):北半球各地原産。ササユリは本州中部以西に自生する。葉の形がササの葉に似る。近縁にはオトメユリ(ヒメサユリ)があり、東北の高原に自生する。花色は白〜濃いピンクまで変異が多い。 三寸アヤメ(アヤメ科):日本、アジア北部、シベリア原産。葉は細く長い。花弁の付け根が黄色で紫の編目が特徴。三寸アヤメは別名チャボアヤメとも呼ばれる。3〜4年は植え替えなしでも良い。
ジャスミン(モクセイ科):アラビア、インド原産。別名マツリカ。花の香りが良くジャスミンティーの香り付けに利用される。香水などに使われる欧州の栽培種はオオバソケイ。 イベリス(アブラナ科):欧州中南部、中近東原産。白花のアマラ種は英名を「キャンディタフト」と呼び、砂糖菓子の盛り上がった形に由来する。桃、紅、赤紫種は英名で「グローブキャンディタフト」と呼ばれるウンベラータ種。この仲間で茎や葉に白い毛が生える白花のオドラータ種は「ニオイナズナ」の和名で知られる。
シュクコンスイートピー(マメ科):イタリアシシリー島原産。スイートピーは花に芳香があるので麝香(じゃこう)エンドウとも呼ばれ、普通一年草であるが本種は宿根性。 ショウマの仲間(ユキノシタ科):岐阜県の山地で失敬したものだが、正式な名称は不明。 スダチ(ミカン科):スダチにはオンスダチ、タネナシスダチ、オオスダチがあるが、市販の苗では区別されていない。実は香りが良く、東洋のレモンと称されている。
セラスチウム(ナデシコ科):別名スノーインサマー。最近流行の周年リレー開花するワイルドフラワー用として用いられる。 ツクシノイバラ(バラ科):北半球各地原産。バラは別名ソウビ(薔薇)。ノイバラは半ツル性で全国に分布し、接ぎ木の台木としても利用される。 ディアスキア(ゴマノハグサ科):南アフリカ原産。夏の初めから秋までローズピンクの貝殻のような花が咲く。写真の品種はディアスキア・ヴィギリスの「ローズクイーン」。

      
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