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テンニンギク(キク科):南、北アメリカ原産。アメリカに約20種分布する。花の直径が10cmもある大輪のオオテンニンギクも栽培されている。 ドクダミ(ドクダミ科):北海道を除く各地に分布。和名は毒解(だ)みであろうと言われている。花びらのように見えるのは総苞片。 トリトマ(ユリ科):南アフリカ原産。写真はオオトリトマで、ヒメトリトマは開花すると鮮黄色になる。ナメクジの好物で茶色に見える所は食べたあと。
ナツツバキ(ツバキ科):日本原産。別名シャラ。和名は初夏にツバキに似た白花を咲かせるため。樹形はホウキ型で樹皮が美しい。乾燥に弱い ナワシロイチゴ(バラ科):日本全土、台湾、中国原産。和名は苗代をつくる6月頃に実が熟すため。 ニーレンベルギア(ナス科):南米原産。花の外観はキキョウに似る。花の盛期が過ぎてから刈り込むと約1か月後にまた開花する。
バイカウツギ(ユキノシタ科):日本原産。和名は、花が梅に似て茎の中が空洞のため。ほのかに香る花を初夏に咲かせる。 ハナキリン(トウダイグサ科):マダガスカル原産。花色は赤のほか桃、黄、白など豊富。春〜秋の長期間花を楽しむことができる。 ビオラ(スミレ科):欧州、アジア西部原産。花が大きい種類をパンジーと呼び、小輪タイプをビオラと呼んだが、最近はその中間種も増えている。
ヒマラヤマンネングサ(ベンケイソウ科):豪州を除く世界各地に分布。別名セダム。やや肉厚の丸い葉を持ち、乾燥にも耐える。グランドカバーに適する。 ヒメシャラ(ツバキ科):神奈川以西に分布。和名は同じ仲間のナツツバキ(シャラ)に似ていて、花が小さいため。樹肌が赤く光沢があり美しい。 ヒメヒオウギ(アヤメ科):日本、中国、台湾、インド原産。写真はラベイロージア種。草丈20cmほどで可憐な花を咲かせる。仲間のヒオウギアヤメは草丈50cmほどでヌバタマとも呼ばれる。
ヒルザキツキミソウ(アカバナ科):アメリカ原産。ツキミソウ(オオマツヨイグサ)は夕方開花し朝しぼむが、本種は昼間開花し、2,3日咲き続ける。花色は桃と白がある。 ブルーデージー(キク科):南アフリカ原産。別名ルリヒナギク。数少ない青色花を持つ草花で、花弁の青と芯の黄色のコントラストが美しい。 マダガスカルジャスミン(ガガイモ科):マダガスカル原産。ジャスミナム属の花ではないが香りがよいことからこう呼ばれる。カロライナジャスミンと異なり、低温には強くない。
クレビス・ルブラ(キク科):欧州南部原産。別名モモイロタンポポ。草丈50cm程度。花茎がスッと伸び、美しい桃色の花を咲かせる。秋まきの一年草だが、環境が合うと数年生きる。 ペチュニア(ナス科):南米原産。別名ツクバネアサガオ。赤〜紫系を中心に多くの花色があり、丈夫で栽培しやすい。サフィニアと呼ばれる花もこの仲間。 ヘメロカリス(ユリ科):日本、中国原産。キスゲ、ユウスゲ、カンゾウなどの仲間で赤、黄のほか紫系もある。別名ディリリーで一日でしぼんでしまうが次々に開花する。
ホクシャ(アカバナ科):中南米、ニュージーランド原産。販売種はほとんどが交配種。花形は踊るバレリーナを連想させる。寒さには比較的強く、5℃以上で冬越しできる。 ムシトリナデシコ(ナデシコ科):地中海沿岸原産。別名シレネ。多花性で極めて丈夫な花。ワイルドフラワーが次々に咲き変わる周年リレー開花花壇にも夏花として用いられる。 ユキノシタ(ユキノシタ科):日本、中国原産。ダイモンジソウやジンジソウもこの仲間。半日陰の湿った場所を好む。ひも状のランナーを伸ばして繁殖する。日本庭園の代表的な下草。
ラベンダー(シソ科):地中海沿岸原産。葉や茎、花に香りがある。若いときの葉は白っぽく、成長すると緑になる。昭和初期に渡来し香料生産が行われたが今は輸入品がほとんど。 レモン(ミカン科):インド東部ヒマラヤ原産。−3℃以下で寒害を受ける。現在普及しているのはリスボン種で、耐寒性が強い。ユーレカ種はとげは少ないが耐寒性、耐病性が劣る。

        
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