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チロリアンランプ(アオイ科):熱帯〜亜熱帯原産。半耐寒性常緑低木。別名アブチロン。赤い蕾の下側から黄色いスカート状の花弁を出して開花する。 ツルハナナス(ナス科):南米原産のツル性植物。学名ソラナム・ジャスミノイデス。星形で青〜白色の地味な花で、ツルにナスの花が咲いたように見える。 リアトリス(キク科):北米原産。別名キリンギク。10数個の小花が穂状に連なり、30cmほどの花穂を形成する。開花は上から下へ。耐寒性が強く、戸外で冬越しができる。
ディル(セリ科):南欧〜アジア西部原産。別名ヒメウイキョウ。全草に独特の香りを持つハーブ。葉はサラダやオイル漬けなどに、また種はパンやクッキーに使われる。 ディプラデニア(キョウチクトウ科):熱帯アメリカ原産。別名マンデヴィラ。常緑ツル性で、初夏から晩秋までの長い期間、花が楽しめる。色はピンク、黄、白などがある。写真上左はピンクの大輪系、右は黄色のやや小輪系。下左は白花系。白花には真ん中に黄色が入る品種もある。暑さに強いので育てやすい。我が家では鉢植えにして冬はツルを根元近くで切り、室内で保存している。
ディプラデニア(キョウチクトウ科)写真上右に同じ。 デュランタ(クマツヅラ科):熱帯アメリカ原産。別名タイワンレンギョウ。非耐寒性の常緑低木。周年枝の先に花をつける。花色は青紫、白、縁取りなど。ほかにレモン色の葉色を楽しむ「ライム」もある。 トレニア(ゴマノハグサ科):インドシナ原産。熱帯地原産なので夏の暑さには強く、夏から秋の長期間にわたり花を楽しめる。花色は紫が基本だがピンク、白もある。2つに割れた雌しべの先に触れると柱頭を閉じる。
ナツノタムラソウ(シソ科アキギリ属):中部〜近畿の太平洋側に分布。茎が四角で、雄ずいが花冠から突き出ていることからアキノタムラソウと区別できる。和名の由来は不明。 ニューギニアインパチェンス(ツリフネソウ科):ニューギニア原産。非耐寒性の多年草。インパチェンスに比べると花や葉が大きく、茎が太くがっしりしており、ボリュウム感がある。ただし、暑さ、寒さには弱く、強光を嫌うので、半日陰でも良く育つ。我が家では車庫の通路でコンテナ栽培。巨大輪の一重咲きが中心で、花色は赤〜白まで豊富。
ネジバナ(ラン科):日本全土の草地に分布。別名コマチラン。地方ではネジリバナ、ヒダリマキとも呼ばれる。花は下から咲き上がる。下から見て、右巻き(写真左)、右巻き(写真中)、ほとんど巻かない(写真右)など、巻き方は様々である。自生地が多いため、花色(ピンク、白、緑)、花形(絞り咲きなど)、葉の斑入りなど数多くの自然変異種が収集されている。上の写真は我が家の前の空き地から失敬したもの。
パイナップルリリー(ユリ科):南アフリカ原産。別名ユーコミス。名前は花序がパイナップル果実に似ているため。近年は新しい交配種も出回っている。耐寒性は強いので、関東以西ならば戸外で越冬できる。 ハナイカダ(ミズキ科ハナイカダ属):北海道南部〜九州に分布。和名は花を乗せたイカダの意。雌雄異株で、実は黒く熟すと甘みがある。若葉は山菜として利用される。 バナナ(バショウ科):マレー半島原産。写真はワイルドバナナと呼ばれるもので、この花と同じ色の濃いピンクの実をつけるが、食べても美味しくない。我が家では鉢植え栽培で、秋〜春は室内に置く。

        
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