摩周湖? 6日目
最終日
サンホセ−ポアス火山他
現地ツアーにてポアス火山へ。今回の参加者はほとんどアメリカン。
ガイド君は、アメリカ人には全く興味がないようで?事あるごとに話しかけてくる。 「おしん」を知ってるかと聞かれた。知ってると答えると、彼女は今どうしてるか?と 畳み掛けられた。知ってるというのを私的に知ってるという意味に取られたらしい。
英語力不足につき弁解できないので、以前にテレビで見た記憶があったので、とりあえず 彼女は今大学に通っていると答えた。

ふーん。との答え。その程度のリアクションなら聞くなよ。どんな答えだったら、へー。 または、おー!となったのかは不明。
ひょっとして子役の女の子の今を知りたかった訳ではなかったのか? 正直、おしんの物語をコスタリカ人よりも知らないのでおしんが何者かも知らない。 おしんは実在の人物?そして彼女の今を知りたかったのか?

霧の摩周湖? 山の天気は変わりやすい。雲?があっという間に上がってきて堪能していた湖を隠してしまったので、 火山を後にする。

バスに戻る道々でも、延々と日本の事を聞かれる。どうやら、結構日本の番組はこの国でも やっているらしい。
世界にはばたいてる日本のテレビ番組は「おしん」といくつかのアニメ だけかと思っていた。ウルトラマンとか何とかレンジャー(現地語に変えられてて元はわからず。 元を聞いても何とかレンジャーはもう何十年も見てないからわからんか。) もやってるらしい。でも、ドラゴンボールは何で どこの国でも放映されているんだろう?面白いとは思うけど。 いくつかの国で、色んな言葉で「おっす、おら悟空。」と言ってるところを見た記憶がある。

癒し ガイドが「中米のスイスと呼ばれるにふさわしい高原と山々」について解説してくれる。
だから何度も言っているが、俺は「東洋のベニス」的な表現が嫌いやねん!!
別に、コスタリカはコスタリカでいいだろーよ。誰がつけんだ、そんな名称。 どうせ自分達の国が世界の中心だと思ってる欧米人達だろ。
自国が大好きで外国に来てもそんな事を言ってる奴らは、一生自国から出るな。出国禁止。 国内旅行して自国の素晴らしさだけでイッとけ。

ひんやり その表現が全く気に入らないので、この辺の写真は撮らないでおこうと思ったが、やはり 美しい風景なので撮影。が、現像してみると、見事に最悪な出来となった。
邪心を持って写真を撮ってはいけない。を旅の心得に加える。今思い出したが。

ひんやりした空気の中で滝の水音だけが聞こえる。周りには人がたくさんいるのに、別世界に 来たような雰囲気。しばし、今日が最終日で明日にはこの国を去る事を忘れる。

ここで、アメリカ在住の日本人の母娘さんと会った。別のツアーで来ていたようだった。
お母さんは日本語で誰かと話すのが久しぶりらしく色々話してくれるが、娘さんは日本語自体が あまり得意ではないようで、ずっとお母さんの影に隠れていた。それか俺をあんまし好きじゃ なかったか・・・。その姿がかわいかったのでよしとする。

飛び込みたい コスタリカには日系の移民の方々が多いと聞いていたので、会う機会があるかと思って いたが、全く会う事はなく、日程中で日本語を話したのはここだけだった。

毎回思うが、1週間の休日で行ける距離には、やはり限度がある。中南米は日本からの時間を考えると、 どうしても現地にいられる時間が短くなる。
今回も行きも帰りも全く用も興味もないアメリカ本土に1泊させられて時間をロスしている。
それでもそれなりにはあちこち行けるのだが、この国ではもう何日か あればと思った。まだまだ見るべき所がたくさんあるだろう。 コスタリカは今まで行った国の中では数少ない、もう1回必ず来たいと思った国。


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