<雨を見たかい?>

<旅の記録>ではできるだけ触れないようにしてきたのだが、俺には1つ秘密に している事がある。
それは、俺がひょっとしたら雨男かもしれないという疑念である。

最初におや?と思ったのは、生まれて2回目の海外、スペインだった。
コルドバの街に着いた日、その日は雨が降っていた。
ホテルのおねえさんが「important rain」という言い方で、この時期はあまり雨が 降らないのよ。と言っていた(と思う)。

それからしばらくは忘れていたのだが、2002年夏、韓国に行っていた時、 来ないと思っていた台風が直撃、その時俺は思い出したのである。

1995年に行った香港でも台風に直撃された事を。
そしてよくよく思い返してみる。

オーストラリアは、パース4泊5日は全日雨。

スペインはコルドバで雨。

ポルトガルでもポルトで雨。

シリアはダマスカスで雨。

中欧3カ国では、全部の国で雨(雪)。

香港と韓国では台風直撃。

香港・韓国とも、2回目に行った時も雨。

台湾は3回行ったが、全日程雨が降らなかったのは3回目だけ。

まだあるような気がするが、怖いのでここで止めとく。
というように、旅というと雨が降った思い出には事欠かない。
現地の雨のよく降る時期や、雨期に行ってる事が多いのだと、都合よく解釈 しようとしてみるが、コルドバでのように、この時期は滅多に降らないのよ。的な 言葉を聞いたのも、1回だけじゃなかったような気が。

そういえば、旅行中の写真もすかっと晴れた日のものはあまりないのである。
さすがにオマーンでは雨は降らなかった・・・と思う。
そして無意識の内に2回目の韓国の時は、傘がカバンに入っていた・・・。
(勝ち負けでいうところの負け。)

そして、もう1個思い出した。
それは旅した国を出国する時に現地の空港で、晴れた空などを見上げながら、 もう1日いれればなー。」と思った事も1度や2度ではなかった事を。
ひょ、ひょっとして・・・。

じゃなくて、俺の周りの友人はみんな知ってる。
そして、しっかり雨男と呼ばれてる。

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