側面画像を2枚。

製作編で書いたかもですが、
塹壕突破を念頭に置いた設計だからなのか、
車体下部は緩やかにカーブしており、
前後の安定感は少ない感じです。

逆の見方をすると、
この構造では履帯の接地圧が
余り分散されずに、
中央部に60トン近い荷重がかかってしまい、
それが故障の一因になっているのではと(ぉ。
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■「シャール2C」(撮影編)
♪ちゃらちゃらっちゃちゃっ

ちゃ~らら~
(以下略

(“ラ・マルセイユ”のつもり)
…何とか8月中に撮影編まで更新できましたね…色塗り再開後、連載がやっと10回超えたわけですが、
1年経たない内にまた休止に追い込まれているので、ままならないものですね…。

さて、次回作は10周年記念のアレ…を当初考えていたのですが、
纏まった時間が確保できないことも有り、まずはサルベージアイテムでネタを確保しようかと(ぇ。
…後はその先、出向期間が伸びない事を祈るばかりですが…どうなるかなと(汗。

本作例に関するご意見・ご質問・その他ご要望等に付きましては、
当サイトのBBS、または直接メールにて承りますので、よろしくお願いいたします。
尚、販売・譲渡・委託製作に関しましては、承って居りませんので、予めご了解くださいませ。

                                            (2015.08.22)
更にその下側にはハッチが付きますが、
変速機の点検用か、
ブレーキ用なのか、
判然としませんが…。

稼働率の悪さを考えると、
剛性とか信頼性はかなり低かったのでは、
とか勘ぐってみたり。

(ルノーFT17とか、
比較的軽い車両ならいざ知らず、
60t近くありますので)
内部構造については知る由も有りませんが、
弾薬の補給とか、
連続発射速度とか、
機能性はあまり無さそうな気がします…。
…そんな感じで撮影編ですが、
やはりフランス軍と言えば外せないので…。 <何が

で、画像が大きいと随所に仕込んだ
チッピングの傷塗装が見え隠れするので、
意外と良い感じかも。

さて、シャール2CはWW1と2の
戦間期の車両に入りますが、
近代的な部分と前時代的な部分が
混在しているので、
結構興味深いなと。
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ラストはエンジンデッキ部のアップです。

内部でのエンジン配置が
縦置きなのか横置きなのか判然としませんが、
2個のエンジンを使って別々に
起動輪を動かしているので、
排気管も2本ある訳で。


…重量物なので、
パワー不足だったんだろうなと。
砲塔部のアップ。

エンブレムとネームプレートが
誇らしげですが、
プロパガンダ車両も兼ねているので、
マーキングが派手だなと。
左側面から後方部を。

起動輪の直上に泥跳ね除け?っぽい
フェンダーが付いていますが、
後輪駆動の車両は石とか泥を
跳ね上げて噛み込んでしまう事が多いそうで、
まあその対策なんだろうなと。
起動輪のアップとか。

履帯の形状に依る所も多い気がしますが、
現用車両ではまず見かけないタイプかと。

…歯車っぽくないのが特徴的かと。
エンジンデッキと後部砲塔とか。

機関室というよりは
変電設備の出来損ない、
…みたいな雰囲気の部分ですが、
内燃機関の技術もまだまだな時代ですし、
この砲塔の下をドライブシャフトなり
変速機類が付く事を考えると、
出入するのも一苦労、
…だったのではと。
主砲塔部を後方から。

昔の換気扇みたいなキューポラが目を引きます。
憶測ではありますが、
スリット部分は恐らく二重構造になっていて、
外を見る時だけスライドさせて、
不使用時には閉じられる構造、
…ではないかなと。
余談ついでですが、
仮に戦車道大会に参加したとして、
この車両が活躍できる状況になるかどうか、
…結構難しそうだなと。
(対戦相手次第っぽいですけど)
…で、遊び半分で
付けてしまったマジノ女学園マークですが、
見慣れれば何とか…!?
右側面から徐々に目線が下がります。

現代のMBTと比べ、
履帯上部には何もないので、
車内スペースは見た目より狭く、
加えて不整地走行時は
埃や石ころを巻き上げる感じなので、
乗組員はかなり大変だったのではと。
やや見下ろす感じで。

車体が大きい分、
砲塔に出入りするにも車体経由なので、
使い勝手もかなり悪そうな雰囲気です(汗。
やや見上げる感じの前方ショット。

人間目線的にはもう少し下よりですが、
やはりその大きさを感じ取りたいのなら、
こういうアングルは必要なので。

…結構強そうに見えるのですがっ。
後姿の俯瞰構図を2枚。

随伴歩兵から見たら…のアレですが、
その巨大さからくる安心感はあるものの、
WW1時点ならいざ知らず、
WW2に参加していたら…(汗。
正面及び後面。

繰返しになりますが、
この車両はWW1期間中に設計開発された為、
塹壕突破と対歩兵戦闘しか考慮していない様で、
それが顕著に表れているのが、武装部分かと。

もう少し突っ込むと、車体の大きさに対し
武装がかなり貧弱な部分が挙げられるかと。
(75mm砲一門、機銃が4ヶ所)

これに関してはフランス陸軍当局も
察していた様ですが、
WW1終結後の厭戦・反戦世論とか不況とか、
様々な理由で就役し続け、
結局砲火を交える事も出来ずに、
その運命を終える訳ですが…。

B1とかと同じく、側面に脆弱な部分が
露出しているので、
機動戦闘になったら各個撃破されていただろうなと。