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■「Pz.Sfl.IVc 88mm 自走高射砲 (Flak41Pz)」 (撮影編)
右側のアップです。

ひときわ大きなハンドル付きの箱、
これに2個のハンドルが付いておりますが、
聞いた話によると、
2人ががりで回すと動作が早くなるとか。
(増速されるという事ですが、
対戦車砲でも搭載例が有る様です)
上面に荷物とか装備品が無いのは、
この後部板も戦闘時には後ろに倒れるからで、
そういった意味でも、
実戦仕様ならば、もっと荷物スペースを、
…とか思ってしまう訳で。
デッチアップの一環で付けた
側面の擬装用フックですが、
適当にやった割には…意外にマッチしてますね…。

前側の大きい奴は、
現用の自走砲などで砲塔交換用に
使われるタイプのものをイメージしてますが、
…この手の可倒式では使い道が無いかも(汗。
このアングルからだと、
ナスホルンの親戚かと思いつつ、
実態がかなり違う事が分かるかと。
左側面からいくつか画像を出していますが、
側面板のペッタンコぶりもあって、
ぱっと見は何の車両が分かりにくいですね…。

一般的には「フラックワーゲン」とも呼ばれていますが、
量産されていたら、
どんな愛称が付いたのかなと。
撮影編ラストは照準器のアップとか。

実はこれ、組み間違いだったりするのですが、
接眼用の部分の角度が間違ってしまい、
メーカさんにはもう少しキッチリ組める様に、
ダボとか形状とか工夫してほしかったなと。


接眼部の取付角度は水平が正解
当方の様に付け間違いをすると垂直になってしまう、
…ので、これから組む人は十分にご注意を)
やっと終わったか…や、組立開始から撮影編の更新まで、スムーズに終わった所が何処にも無かったというか、
ドMで慣らしたと言われる自分も、このメーカのキットは今後、余程の理由が無ければ、
追加のキットを積む事は無くなるかも、とか(汗。

さて、次回、…っていうか既に墓場シリーズからのサルベージが済んでいますので、
まずはそっちの撮影編を終わらせないと…で、更にその先は、現用ものですね…。
戦車道全国大会で戦えそうな戦力が揃うのは、いつになるのかと(滝汗。

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                                                           (2015.04.11)
左側のアップですが、
ラック以外で目立つのは、
照準手席以外にも、
高度計・俯迎計器のメータパネルが有る事でして、
複数の人間で操作する事により、
より目標(高速で移動する航空機)への
命中精度や追従性能の向上が有ったのではと。
更に縦方向のショットを出していますが、
俯迎用のハンドルが複数有ったり、
目標追従用に、
ゼンマイ仕掛けの機構が有ったらしく、
当時としてはかなりのハイテクだったらしいです。
次いでなので、
Flak41本体の画像をいくつか。

いずれFlak36/37を組む事が有るでしょうが、
それと比べて、操作員の椅子が増えていたり、
より機能性とシンプルさを追求した形状、
…の筈ですが、
キットとしてみると…これは大変だったな、
と今更思い出したり。
バッグと毛布(シート?)に、
上側にライフルが左右に4丁ずつ、
装備されていたり。

…オーバーハングしているので、
画像に収め難い事難い事。
完成後も主砲は一応外せるので、
殆ど見えない内側の部分とかを(苦笑。



…しかし、色を塗ってしまうとシンプルに見えますが、
…何故にあれほど手間が掛かったのかと。
主砲部の収納状態とか。

Flak36/37と比べると、
より合理的な構造に見えるのですが、
いかんせん補機が多いので、
対戦車砲を見慣れていると、
そのゴチャつき感が凄まじいなと。

この辺、現代ではアナログ部分の大半が
デジタル化されているので、
逆にメカメカしさが良く出ているかと。
後部デッキのアップとか。

元々が試作車両なので、
アッサリとした印象ですが、
ちょっとフックを追加した程度では…(汗。

この車両は特に荷物スペースが少ないので、
実戦仕様を目指すとなれば、
もっと色々追加できる様に、
レイアウトを変更すべきでしょうね…。

後はマフラーカバーが欲しい所です(ぉ。
更に寄って見た図ですが、
ジャッキとジャッキブロック、
バールが付いています。
前面にはシャベルとロッドを追加していますが、
…クリーニング用に使うには、
やや短かったかなと。

距離測定用に地面に突き立てるにしても、
本数が少ないので、
…こっちはもっと追加してけばよかったかも(汗。
前側のアップを2枚。

キャタピラはIII/IV号の中期以降の
仕様で一般的な40cmタイプのもの、
が使われていますが、
接地面のパターンが少々特殊なタイプでして、
溝が1か所だけで、
更にそこに滑り止めのモールドが有り、
…こんなのあるんだと(汗。


製作時のコメントに書いたかもですが、
外側の転輪の幅がギリギリなので、
いっそ各社から出ている、
オストケッテとかに履き替えても良いのではと(ぉ。
横向き画像を2枚ほど。

この状態だけ見ていると、
やはりナスホルンと似ているなと。
正面よりの画像とか。

…やはり、主砲防盾の歪みが…。

毎回、後の祭り的な事をしてしまいがちですけど、
…もっと経験値を積んでおくべきかなと(汗。

…世間的にFlak41のキットが余り無い、
ってのも大きそうですが(苦笑。
更に反対側からも。

デッチアップの一環として、
車体前面にオリジナルでいくつか
追加していますが…イメージシースは
IV号戦車からです。

両サイドにブレーキ点検ハッチ、
…っぽいものが有りますが、
先に書いた通りIV号の配置からですね…。

…他ページの画像とかご覧いただければと(汗。
俯瞰で見ると分かるかと思いますが、
側面の装甲板を下ろしておかないと、
次弾装填の作業にも苦労しそうなくらい、
狭いのが分かるかと。

タミヤを始め各社からFlak36/37のキットが
リリースされているかと思いますが、
箱絵とかフィギュアの数を考えると、
この状態での戦闘は最大3発までですね…。

(側面ラックに2発、装填したままでならあと1発、
…で合計3発)
後姿を2点。

随伴歩兵の視点、という事を毎回?
言っている様な気がしますが、
地上目標の攻撃を主体とした車両ではないので、
何だか微妙な気分かも。

とはいえ、DAKの有名エピソードでも
88mm高射砲を水平射撃、
…という史実もあるので、
量産されていたら…とか思ったり。

(ハルファヤ峠でマチルダを撃破したアレ)
後面とか。

自走砲の運用において、
機動性能(展開と撤収)以外に
連発性能が有るかと思うのですが、
こうしてエンジンデッキが後部に有ると、
後部から直接装填とか弾薬補充がしにくく、
近年の車両はエンジンを前側に配置するケースが多くなり、
やや前近代的な気もしていたり。

…ただまあ、高射砲の場合は連射するものかどうか、
判然としないのでアレですが。
側面から。

ナスホルンとかの88mm自走砲と同等の
武装でありながら、
戦闘室部分は大きめなのが分かります。

現用の自走砲と違い、回転砲塔が無いので、
トータルの全高は低めの印象ですね…。
反対側からも。

実戦仕様がどうだったかは想像の域を出ませんが、
他の大戦ドイツ車両から類推する事は出来るので、
今後もそれらしくまとめ上げられればと。
俯瞰で見てみると感じますが、
「自力移動できる砲台」ですね、これ。
(側面板が戦闘室というには狭すぎるため)
「2時方向より敵機3、距離10000、
 仰角20にて砲撃準備」


…という感じで撮影編に入ります。

現代の地対空ミサイルの類も、
主目的は拠点の防空任務が多いので、
自走化の優先度は低かったのかなと。
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