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■「ティーガーII ヘンシェル砲塔」(塗装編)
塗装編ですね…。

さて、毎度のパターンなので書く事があまり有りませんが、
エッチングパーツとか金属砲身も有るので、
塗装前に下地を作っておく必要が有り、プラサフを吹いています(1枚目)。

その後、塗装の下地としてシャドウ色となる黒系の色を吹いている訳ですが、
これで完全に成型色が消えて、この後の作業で、吹き残した部分が有っても、
それなりに気にならなくなるので…(2枚目)。
ふぅ、取りあえずのページ化ですね…色々有ってフィギュア塗装が現時点でも手付かず放置なんですがっ。

歳食って色々と億劫になってしまったというか、老眼進んでかなりヤバ目だとか、
まあ言い訳は沢山出てきますが…何とかか完結させたいなと。 <割と毎回
ペリスコープと
テールランプの塗り分けですね、
…後面の画像が有りませんがっ。

尚、後期型っぽく組んだやつはパーツの都合でレンズ部が無いので、
キューポラ周辺の塗り分けが出来ずにそのままになっていますね…。
何か適当なものでも詰め込んで置けば良かったかも。 <今更
機銃部分です。
MEMGキットのみ、弾薬ベルトが付くので、
薬莢部分を今回は「ブライトブラス」を使ってみました。


実質ワンポイント的な部分なので、前回は金色を使っていましたが、
面積が広い場合はこの色がベターかも。 <砲弾パーツとか
消火器の赤です。
いつも通りですが、本体部はRLM23の上にシャアピンク、
ベルト部はジャーマングレイからの立ち上げですね、
留め具は現代風にシルバーですけど、

…もっと地味でも良いかなと(汗。
という所で塗り分け作業です。

まあ、いつも通りなのでアレですが、履帯等の金属部やOVM、
その他諸々の部分にジャーマングレーを塗った所ですね。

…奥まった部分に割とよく筆を突っ込んでいるので、
毎回塗る度に部で先がボソボソになりますね…
1本100円(タミヤのモデリングブラシ平筆)は安いのか高いのか…(ぇ。





全体のウェザリングになりますが、
いつも通り、錆色→シルバー→黒鉄色→スモークの順でドライブラシです。
以前にも説明した通り、汚れの蓄積~錆浮きといった時間経過の順番を
逆順から塗っている訳で、相応に使い込まれた感が出せればと。
筆塗り作業の前にデカールを貼っています。
(好みの問題ですが当方はマーク部もウェザリングしたいがためです、
綺麗な方が好きなら完了後に貼るのがベター)

505大隊の騎士エンブレムのディティールがMENG社のそれとタミヤとで違いが有り、
今回はMENGの方を使ってみようかと。
(最近の資料ではマークの赤部分、馬の外套?部分が小隊毎に違うそうで、
緑だったり黄色だったりするとか)

…但し、このキットだけかもしれませんが、MENG社のデカールは出来たて(!
だからなのか、水につけたら直ぐに浮いてきたりとか。
ニス部がギリギリで、慎重に扱わないとあっという間に破れそうですね…。
(MENG社のキットに取り付けるに当たってはツィンメリットを施した後に
更にマーク部だけ剥がす・削り落とす作業が入るので結構大変かも…)
木部塗装です。
いつも通りですがダークイエローで下地を作った後、
タン及びセールカラー、クリアオレンジでなんちゃって木目を描いて、
再度タン及びセールカラーでそれっぽく仕上げています。
クランクシャフトの持ち手、ペンチ(ワイヤーカッター)、
機銃部のストックはオキサイドレッド下地にクリアオレンジです。
基本色の後は迷彩吹きになりますが、
オキサイドレッド(1枚目)、
ダークグリーン(2色目)です。

今回のはブチ模様ではなくて細・中幅の迷彩になっていますが、
実車でこういうのが有ったかどうかは…まあ、アレです(汗。
まずは2台分の基本色を作っていきます。

大戦ドイツものの定番とも言えるダークイエローですが、
シャドウ色は土草色(1枚目)、
基本色はガイアノーツのゲルプ(2枚目)、
ハイライトが黄土色(3枚目)ですね、…本当にいつも通りですな…(汗。

そんな感じでこの後は迷彩を吹いていきます。
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車両塗装の最後はエナメル塗料によるウォッシング作業です。

いつも通り足回りにバフ、上側はフラットアースですね、
乾燥後に再度艶消しコートをした後、
クリアー部分を修正して「車体は」完成となります。
細部塗装に入ってきているのですが、
まずは排気管ですね、この部分は錆色以外に
カッパーをかけて微妙な色合いを出そうとアレコレしている訳ですが、
…中々上手く行きませんね…。
迷彩はシンプルに2色迷彩という事で、
ダークイエローの帯を適当に描いて終わりです(ぇ。

…以前塗ったBATUSっぽく見えなくもないですが…まあいかなと(ぇ
3個目は後期型という事でグリーンベースにする訳ですが、
前回のポルシェ砲塔タイプの時と同様、
PLM70(1枚目)、
ダークグリーン(2枚目)、
RLM02(3枚目)、…という感じで基本色を作っています。

前回もやっていますが、フェンダー裏には迷彩が施されていなかった、
という前提でマスキングをしているので、こっちもそんな感じで進めます。
(前出の画像参照)


余談ですが、グリーンベースというのは大戦末期、
それまでのダークイエローベースに替え、
1944後半に通達が出た?とされていますが、
末期ドイツの台所事情もあり、
従来のダークイエローベースで生産されたものも多数有ったりとか、
本当に末期の状態になると、
塗料そのものが調達できず、
やむなく?錆止めプライマーのみで出荷されたものもあり、
まあ、割と何でもあり、という事で。


まあ、個人的には
「戦争は続いているけど、対応していたらこうなった」
という雰囲気が出るグリーンベースが好みかなと。