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■「VK4502(P)H & ベルゲティーガー(P)」 撮影編
「どん!」

…な感じで今回も
撮影編がスタートです。

しかしまあ、
上部構造が違うだけで、
ここまで印象が変わるとわ…。
戦闘室周辺のアップ。

ボールマウントの機銃が車体前面ではなく
ここに有るからなのか、
車体前面の機銃が塞がれているのには、
こういう理由が有るから、
…なのかなと。

上面の四隅にはフックが有りますが、
向きからしてメンテナンス時の吊り上げ用っぽいので、
駆動用モータのメンテナンスとかをする時は、
この部分ごと外してしまうのかなと。
やっと終わった…年末年始は塗装無しで終わってしまったので、実質1月中旬ごろからのスタートでしたが、
作業完了が2月末、ここの更新が…2種類あると結構時間がかかるなと(汗。

WW2ドイツ車両はまだまだストックが有りますし、支援車両の類ももっと組みたい所ですが、
…次はどの辺をやるべきかなと(汗。
で、次回作ですが、ぼつぼつ現用とか戦後車両もやりたい所なので…さてどうなるかなと。

当作例に関するご意見・ご質問・その他要望等に付きましては、
当サイトのBBS、または直接メールにてお願いいたします。
なお、販売・譲渡・委託製作に関しましては、承っておりませんので、予めご了承くださいませ。
                                                         (2017.03.12)
ここからは通常スタイルです。
スポーツカーではミッドシップ(エンジンが真ん中)が
理想的という説も有りますが、現状はフェラーリくらいですし、
戦車の場合は燃料と弾薬スペースの問題がある分、
現用車両では前か後ろに寄せている部分ですよね…。

前置きスタイルの車両は、IDFのメルカバシリーズと、
自走砲専用の車台(M109/PzH2000等)くらいで、
後は後置きのエンジン配置が主流ですよね…。

そういった意味でも、
ポルシェ博士の設計した一連のシリーズは、
非常に特異なケースと考えられますが…。
ラストは後面のハッチとか。

戦車型の車両だと、この部分のハッチは
下側にヒンジが有る1枚板の場合が多いのですが、
生産性向上の為なのか、
IV号戦車の砲塔側面ハッチがそのまま使われていて、
…ああどっかで見た形だなと(笑。

ただまあ、その下に手摺の類が一切ないので、
搭乗用のハッチではなく、
連絡用に開け閉めするとか、
緊急時の脱出用ハッチなのではと。
(結構高い位置ですけど…)
機銃部のアップとか。

回収作業においての状況は不明ですが、
後からこの手の機銃が追加された、
(キットの取説では「後期仕様」とされています)
ってのは、やはり戦闘継続中でも
回収任務を遂行するケースが多々あったとか、
そうでない場合も、パルチザンの襲撃とかが
頻繁に有った、という事の裏返しなんじゃないかなと。
クレーンを上面からですが、
…あまり良く見えませんね…。

尚、パイプ部の先端には穴を開けていますが、
この工作で実感が増していればと。

…現代では建設現場の足場を連想するものですが、
それの原型的な意味合いを持たせてみた、
って所かと。
反対側からも。

キットも実車(但しマニュアル用の先行タイプの画像?)も
戦闘室の側面はスリットが有るのみなのですが、
穴を開け直すのもアレだったので、
IV号の余剰パーツからクラッペを移植してますが、
思っていた以上にマッチするので、
改造して良かったかも(ぉ。
上面を前方から。

エンジンデッキである前側のデザインは
エレファントとほぼ同じで、
後半部が新規設計の構造物になっていますね…。

戦車とかと比べると、
随分とサッパリした印象も有りますが…?
後方上面から。

右側には装備品が多数取り付いておりますが、
キットの指定に有ったのは上面のシャベルのみで、
後は全部余剰パーツからですね、
考証的な根拠は一切無いのでご了承下さい(汗。
後面のアップを2種。

テールランプも余剰パーツから
追加している部分ですが、

無いと困る部分だと思いましたので。

他、後面にはフックを追加した後、
チェーンとかS字フックを引っ掛けておきましたが、
もっと生活感が出ていれば良かったかも…。
左前面とか。

P虎シリーズの共通点というべきですが、
フロント側の誘導輪にも歯車が切ってある事で、
外れやすかったのか、
それとも別の理由が有ったからなのか、
気になる所ではあったり。
前面のアップ。

予備履帯は前回のP虎の余剰パーツ、
手斧と消火器も余剰パーツからですね…。

WW2ドイツ戦車の場合、装備位置は
エンジンに近い車体後方が多いのですが、
設置スペースが無かったので?
今回は前側に設置してみた訳で。
正面及び後面とか。

基本デザインはエレファントのままですが、
前面装甲は初期P虎のまま、
但し履帯のラックが付いていたり、
無線手側の所には前方機銃孔が有るものの、
塞がれているのが特徴かと。


代わりに後方、戦闘室の上面に、
外部操作式のリモコン機銃が装備されていて、
こんな位置で大丈夫なのかなと思ったり。
(元々III突G型後期タイプの物と同じ装備で、
キットにもランナーが丸ごと入っていたり)
ややアップ風味に。

原始的とはいえ、
クレーンが付くと、
やはりお仕事車両っぽくなりますね…。
俯瞰ショットを2種。

車体前半部がほぼペタンコなので、
イメージがアレですが…。

建設機械とはまた違う、
「はたらく特殊車両」ですし、
そういった魅力が伝わればと。
正面寄りのショットを。

「ジャーマンタンクス」の画像では、
クレーンなし、装備品無しの状態でしたが、
アングル的にはこんな感じだったかも…。
後面寄りのショットを2種。

車体の基本はP虎ではありますが、
エンジン配置はエレファントのそれなので、
後部は相応にスペースがある様ですね…。
右側面から。

ベルゲパンターの時にも有りましたが、
クレーンが付く関係上、
左右非対称のデザインになるので、
見る方向で印象が変わる車両ですね、これ。
ここからはベルゲティーガーの画像です。

まずはアップ風味の画像からですが、
工事用車両がより武骨になった雰囲気かなと。

非戦闘用車両ってあんまり人気が無いのに加え、
マイナーなので作例もあんまり見かけませんが、
個人的には好みだったり。
VK4502のラストは車体後部の状態とか。

例によって適当なデッチ上けですが、
後部のモータに対し、
どの位のカバーが付いていたのか、
砲塔バスケットが有るとすれば、
かなりギリギリに抑えてある気がしますが…。

目立つのは大きくはみ出したマフラーですが、
側面から排出せずに、後部まで延ばしてあり、
ポルシェ博士の妙なコダワリを感じるかと(ぇ。
砲塔上面のアップ。

ハッチ周囲に溝が切ってありますが、
これはお馴染みの水抜き用のもので、
ハッチの開閉に支障を来たしたりしない様、
という芸コマな部分ですね…。

まあ、水分を放置すと錆びる可能性だって
ある訳ですし…。
砲塔部分のアップ。

基本的に初期のティーガーIIと同じなのですが、
キューポラ脇下にピストルポートっぽいものと、
何か実験をしようとしたのか、
結局切り貼りした跡が目につくかと。

…生産型のポルシェ砲塔は、
…どうだったかな…(遠い記憶。
反対側からも。

エンジングリルのカバーが、
精密感を引き立てる格好になっていますが、
やはりエンジンが2基装備されている関係からか、
メンテナンスハッチもかなり大きな形ですね…。

この辺りがポルシェ案の特異さかと思いますが、
現代でも駆動用のエンジンは基本1個だけですし、
砲塔回転用のエンジン発電機も、
もっと小さなものが多いわけで…(汗。
少し上面に移っていますが、
前側のエンジングリルの前に大きなフック?
っぽいパーツが付いておりますが、
これはおそらく操縦手と無線手ハッチそれぞれの
ストッパーだと思われます。

…ハッチ外側にディティールが無いので、
内側にロック機構が有るのかも…。
車体右側面のディティールとか。

今回は久しぶりに留め金の類をエッチングパーツで
再現しているので、
その辺の細かさが際立って見えるかなと。
後部起動輪のアップを2種。

組図のイラストでは、
全てのコマにセンターガイドが付く滑り止め付き、
…になっていましたが、2セット用意するのもアレですし、
エレファント用のものを、
そのまま使用する形になりましたが、
実感としてはまずまずかなと。

…そのうちエレファントも組まねばと。

本作例では追加ディティールとして、
後面の牽引クレビスと左フェンダーの尾灯と消火器、
を追加していますが、
実戦版を意識するなら、
こういうのは必要になるでしょうしね…。
後面寄りのショットを2種。

戦車のシルエットから外れているせいか、
火力支援車両っぽい雰囲気がしますね…。

追加工作でアンテナを2本立ててみましたが、
指揮戦車っぽい雰囲気になったかも。
側面から2枚。

全体バランスとしてはエレファントが
回転砲塔に替わった、って感じですね…。

今回はヘンテコとかブサイクを連発している?
気がしますが、
…見慣れると格好良く見えてくる不思議(ぇ。
正面及び後面から。

基本シルエットはティーガーIIそのものですが、
砲塔位置が違うだけで、
ガラリと印象が変わる一例かと。

まあ、そのスタイリッシュさに反比例する形で、
使い勝手が非常に悪そうですが、
乗り降りするにも一苦労しそうですね、
この形だと…。
俯瞰ショットも2種。

戦車と言えば砲塔は真ん中が主流なのですが、
後ろに移動している分、
やはり自走砲っぽいイメージがありますね…。

このスタイルを拡大すると、
最終的にマウス、或は過去作のPzH2000へと
繋がっていくので、
まあドイツの伝統スタイルの始祖、
っぽい気がしないでも無し。
ここからはVK4502単体画像です。
アップショットを2種ですが、
自走砲バランスの砲塔配置なので、
戦車っぽく見えない感じがしますね…。

このサイト、戦車シャーシに
カノン砲の砲塔を載せた自走砲が
既に配備されていますが、
今回のは自走砲シャーシに戦車砲、
という感じだからなのか、
戦車っぽく見えない気がしていたり。
後面からの2ショット。
P虎とエレファントが垂直なのに対し、
VK4502はパンターやティーガーIIと同じく、
逆バンクのリアパネルになっているのが興味深いかと。
順番違いで
2種類用意してみましたが、
ポルシェ社のショウルームか、
或は終戦直後の
集積デポか、
…まあそんな雰囲気かと。
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