■第10回 「1/24 スコープドッグ・ターボカスタム」(ボークス、固定キット)
2006年の過去作更新終了から早4年、やっと新作の順番が…。
ここへの入り口に書いてありますが、08年の「ペールゼンファイルズ」、
2010年に至って今度は「幻影編」、更にいくつかアニメ作品のリリースが
予定されている以上、いい加減何かやらないと…
…と思いつつ何年も経っている罠。
てなところで今回のお題はこれ、
2002年にボークス店頭で限定リリースされた固定キットの
「スコープドッグ・ターボカスタム」をお送りします。
20世紀時点でのボークスATキットといえば、MM仕様の
可動キットが中心でしたが、この製品から?
固定ポーズになって値段も下がっているハズですが、
MM版が手元にない為、完全新規造形なのかは不明です(ぇ。
…時系列的にデカブツの後だったので、
パーツ数のあまりの少なさと小ささに組んだ気が全然しなくて、
まとめて4アイテムを組む事になりましたが、
…年度末辺りから急に忙しくなって記事書き始めたら、3ヶ月も…(汗。
画像はまず仮組みほぼ終了時、
2枚目と3枚目はサフ吹き状態ですね。
…3枚目のは、
「4体分のパーツ群を並べてみた」
…というだけです(汗。
とはいっても、「生きている」機体であるので、
あまりにヨレヨレな表現は避け、
人が触れて擦れた部分、
AT挙動により、擦れたり磨耗粉が出る部分、
下半身のエッジ部分、
熱や煙による部分的な汚れが溜まる部分、
弾着の衝撃により剥がれた・擦れた部分、
…という見極めをしつつ入れていきます。
今回オイル漏れとかはやってませんが(汗。
あ、ATの動力源となるMC用のPR液が、
稼動状態ではどう変化するのか知りませんが、
ロケットランチャーは「火を噴いて」飛んでいきますし、
「ジェット」ローラーダッシュというならば、
何がしかの燃料を燃やしているはずですし(ぉぉぉ。
余計なお世話ですが、ATの装甲は基本的に
「破片避けレベル」の脆弱なものなので、
跳弾以外は死亡か機能停止・使用不能になるのでは…
…と思っておりますので、
ジャンク品の寄せ集めでない限り、
『穴が開いている』というのは不自然かも(苦笑。
この辺りに関しては、脆弱といわれる10mm、あるいは20mmの
鉄板がどれ程の重さなのか、というのを知っているか、
またはその重さと機動性のバランスが取れるか、
…というのをちょっと念頭に置いていただければ、…
…分るかも。
ふぅ、まずは1個目ですね、…色々あって随分とかかってしまっていますが、1/4なので、
分量としては少ないですね…まあ前回のデカブツ(1/35シュペルター)が規格外すぎた、
…ってのも有るんだろうなと(汗。
…さて、生き残り面子によるレストアが済んだみたい?なので、
下のリンクから戦場に赴いていただければと(ぇ。
後ろから。
ターボカスタムって運用部隊により、
細部が異なるケースが多いのですが、
これはTVシリーズでバニラが改造したタイプ…
…だと思います(記憶あやふや。
OVA「野望のルーツ」ではRS部隊の、
「ペールゼンファイルズ」ではISS部隊のそれが
登場するので、
…特に後者のキットとか出ないものかと。
固定ポーズならではの部分ですが、
下半身のパーツの一部が、
ポーズに合わせて削られているので、
かなり大股開きのポーズです(ぉ。
そんなこんなで間持たせ画像をいくつか。
…レンズが見つめるその先には…(謎。
という感じで大体の塗り分けが終了です。
画像が無いですがミサイルの頭は
RLM23ですね、最近こればっかりですし(汗。
腰ひねっているから、
どのポジションが「真後ろ」なのか分り難いですね。
ちなみにこれ、下半身のみ接着固定で、
両腕と頭、胴体は軸打ちのみで済ませてます(ぉ。
…置き場所とるから外せる様にしてある、
ってだけなんですけれど(汗。
後ろからもですが、ターボカスタムの記号ともいうべき
ジェット機構は展開状態で固定です。
で、先述の熱とか煤?の関係で汚れ方が、
他の部分と違って見えれば成功かも。
ノズルがやや上を向いてますが、
ほんの少しダウンフォースを発生させるのかなと(ぇ。
ウェザリング終了後は、
塗料粉の定着も兼ねてつや消しTOPコート、
ラストにレンズ部分を塗って完成です。
クリアー塗料にパールとかを混ぜ込んでおくと、
割と光を拾ってくれる感じですね…(ぉ。
細かい作業は続きます。
折角なので今回はタミヤのウェザリングマスターを
使って汚れとかを表現してみました(ぉ。
そしてエナメルのレッドブラウンでウォッシング。
「スミ入れ」とやっていることは同じですが、
泥水で洗っているような感じですので…。
これで一気に雰囲気が変わります。
こっちは雰囲気が伝わるようにと、
アップで撮ったものですね。
さて、今度は装備品です。
火器類は殆ど黒で済ませることが多いのですが、
ソリッドシューターを始めとした大型火器に関して、
アニメ準拠の明るいグレーを吹いてます。
マシンガンは小火器扱いという(俺)区分で、
従来通りジャーマングレイ〜ガンメタのドライブラシかと。
最初のはエアブラシでシュペルターの残り?
っぽいものを吹いたところです。
で、STTCの装備としてターボザック&ガトリング、
ミサイルランチャー、小型ソリッドシューター、
奥に写ってますがターンピックの基部、
GSIの331→317→308の順でドライブラシです(ぉ。
かがみんに隠れて見えませんが、
GSIの312番ですね…たぶん。
で、バイザー部分とか関節部分に色を付けて、
(グレーはGSIの331番あたり、
黒はジャーマングレイだったかと)
で、ドライブラシ部分とのアンバランスさが気になってきたので、
本体色の方もドライブラシをかけてます。
続いて薄い緑部分。
ガイアのライトグリーンを下地に、
GSIのダックエッググリーンでドライブラシです。
まずは濃い緑部分から。
ベースの色は濃緑色をそのまま、
で次にゲルマリの残り(!)を加えて、
様子見という感じです。
普通に新品扱いならこのまま行くんですがねぇ…(苦笑。
そこはまあ、元怪獣戦車モデラーですし。