■第12回 「ストライクドッグ」(ボークス 2006Ver.)
さて、AT4機の同時製作編も3体目です。
今度はこれ、
「ストライクドッグ」です。
先の第11回に出しているタコとほぼ同時のリリースキットですが、
これもまた固定ポーズの仕様になっております。
まあ、固定ポーズの利点として、
今回の様なソリッドシューターを担いだポーズなんて、
可動キットだと中々調整が難しいので(苦笑。
画像の説明にいきますが、
1枚目は仮組み終了時点、
頭部アンテナは1mm真鍮棒を適度に尖らせてます。
2枚目はサフ吹き完了時の画像。
…ソリッドシューターはほぼ全部接着してから塗るという(以下略
背面から。
ヒネったりネジったりしている関係上、
関節周辺の干渉部分は削られています。
…組めば見えなくなる部分ですけれど。
固定ポーズの欠点があるとすれば、
こういう特定の角度以外では…というケースがある事、
ですけれど、…まあそういうものですし。
人により「ストライクドッグ」や「ATの青」に関して、
色んなイメージがあるとは思いますが、
今回はあえて?ミリタリー系のくすんだ色合いにせず、
ちょっとだけ違和感のある雰囲気を目指してみましたが、
・・・
…格好よく見えていれば良いなと。
以下、カメラテストっぽい画像が続きます。
古くからのボトムズファンはご存知かと思いますが、
マックスファクトリーから1/24のソフビキットが出た折、
BOXアートがこんなポーズで、
左手でビートルかタコの肩を掴んでいたので、
…その印象があるんですよね…。
通称「客引きポーズ」なんて言われてましたが(笑。
段々とそれらしくなってきましたね…。
(本体のスミ入れ完了画像かと)
…今更ですけど、共通作業部分が多いとか、塗り分けが少ない事も有って、
製作記事としてはかなり短めの内容になってますね…シンプルさがATのウリ、
…と言ってしまえばそれまで、なんですけれど(汗。
…おや、新型ATを受領したようなので早速出撃してみますか…?
状況によってはキリコ達、傭兵軍(アッセンブルEX-10)との交戦もありそうですけど(ぉ。
色々テストしてみた限り、
顔が正面を向いていないと…(汗。
レンズとソリッドシューターを仕上げて、
完成となります。
続いてスミ入れ。
先のタコ2体が相当に使い込まれた雰囲気なのに対し、
こちらはほぼ新品、
クメン編でそれなりに汚れたとしても…
という感じなので、「描きこみ」スタイルです。
クメンの泥か、サンサの砂か、表現としてはアレですが、
どちらにせよブラウン系がいいかなと(汗。
バランスチェック中の図。
ソリッドシューターはターボカスタムの装備品と一緒に
塗装済みなのでそのまま、
バイザーとか関節部分に色を置いてチェック中です。
…画面端に4体目が見えてますけど(笑。
とりあえず純色シアンとパール青(ボークス)を混ぜ、
メタリック調でありつつ渋みのある青に…。
ちなみにこの画像だとツヤ有りなので、
かなりケバい雰囲気に見えるのですが(苦笑。
ベース色が済んだところで青の塗装へと進みます。
使用したのはこれまたリサイクル塗料。
…多分「青ライデン〜青シナンジュ」の残りかと。
ベース色は毎度ながらリサイクルです。
…で、これはドコから引っ張ってきたものかというと、
09年夏辺りの「八神はやて」のバリアジャケットの残り(ぇぇぇ。
(ネイビーブルーに純色バイオレットが混ざっていたかと)
で、ざっと吹いたのですが、
ボトムズらしからぬ「綺麗」な発色になっているので、
もう少しそれっぽい色合いにならないかと…。