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■第6回 「ブラッド・サッカー」(OVA「ザ・ラスト・レッドショルダー」、Max Factory)

作例がらみの連続更新ではありますが…
今回も黒いATで、人によってはまたか、ですけれど。
(管理人注:室内編の画像を全面差替えしてます)

という事で、OVA「ザ・ラストレッドショルダー」より、
RS部隊の新型機、

「ブラッド・サッカー」とか。

まず、OVAなんですが、
本編のウド〜クメン編の中間エピソードで、
ウドを脱出したキリコと、生き残りの元RS隊員
(グレゴルー、ムーザ、バイマン)が集まり、
自分達を抹殺しようとしたRS部隊の創設者、
ヨラン・ペールゼンに復讐を果たそうとする、お話です。

RS部隊の研究施設を突き止めたキリコ達は、
スクラップ同然のスコープドッグをレストアし、
ターボカスタム仕様にして、RS基地のある、
デライダ高地に乗り込んで行くわけですが…

そこには、標的のヨラン・ペールゼン元少将だけではなく、
秘密結社の意を受けたプロトワン(フィアナ)、
…そして、生まれたばかりのプロトツー(イプシロン)が…

どんな結末を迎えるのかについては、
とりあえずOVAを観ていただければと。


で、この「ブラッドサッカー」なんですが、
設定ではストライクドッグの基になった試作機、
という事なんですが…
圧倒的にこちらの方が高性能に見えます。


そもそもRS部隊自体、停戦協定の後、
軍籍は抹消され、
キリコ達は追われる身になっていますが…
(この辺は2008年のOVA「ペールゼンファイルズ」で明らかに…?)

その一方で、秘密結社の意を受けたペールゼンは、
私設RS部隊を創設し、さらにその基地内で、
PS用のATの開発を行っていた様です。

劇中では、キリコ達の侵入に気づいたイプシロンが、
本能のままに?このATを操り、
元RS隊員達と死闘を繰りひろげる事に…


…ちょっと前置きが長すぎましたね…






1枚目は、それっぽく半身像、
2枚目は、全身像、
3枚目は、反対側から半身像、
4枚目は、ついでにアップ気味に撮ったものとか。
5枚目は、さらにアップで撮ったものとか。

…貧乏性なんですよ(汗)。






キットなんですが、
マックスファクトリーからリリースされたソフビキットで、
肩と頭が間着構造のため、そこだけ軸可動します。
それ以外は固定ポーズですが、
所々に補強が入っており、
そのままでも、熱源の近くに置いてたりとかしない限り、
ヘタレてこない、優れものキットです。

…この作例自体、現時点で5年は経過してます。
それでも気になる、という方は、
レジンを流し込むなり、エポキシパテを詰めるなり、
あるいはSSPを流し込むなりすれば宜しいかと。

ああ、後ソフビキットですので、パーツの加工時は
デザインナイフのみで作業する事になりますから、
生傷を増やさないように気をつけてくださいね。
(管理人はよく血を見ます)




塗装ですが、
ミッドナイトブルーを下地に、
フタロシニアンブルーを軽くかけてます。

…そんな感じで、
青みがかった黒っぽい色になってます。

肩の赤は、スーパーイタリアンレッドだったかと。
本来は「赤い跳ね馬」(笑)用の塗料ですが、
発色が良いので結構使ってます。

リアルでこう、ブーン…と
無機質な目で見つめられたら、
…死を覚悟するんでしょうね…。

ついでに足裏とか。

踵はローラーですが、
爪先側のはベルト式、ないしキャタピラ状になってます。

スピードからすればベルト式、
(不製地)走破性能からすればキャタピラですが…さて(汗。

右側面からのアップ。

先にも書きましたが、スコープドッグが、
任務や状況により様々なザック(背嚢)を装備・換装するのに対し、
これは本体と一体化してますので、
多目的・高汎用性を持った装備が詰まっている、
…と考えるべきなのかなと(ぉ。

後面からの全体図。

何だか良く分からないバックパックですが。
本体と一体化しているので、かなり汎用性の高い?
内容のパックが装備されているのかも。

正面から。

『レッドショルダー=赤い肩』という事で、
右肩を赤く染めている訳ですけれど、
ブレードアンテナ?が付いた分、
デザイン的にボトムズからはみ出した感じも…

…と放映当時は感じましたけど、今ではカッコイイなと(ぇ。

斜め後方からの画像を2点。

ボークス版を組んだ今だから分った事ですが、
こうして設定画と同じ構図で画像を撮ると、
写真に写らない上面とかの構造が違っていたりして、
それぞれの解釈が面白いなと。 <今更

細かいところでは、関節の表現とか、
パネルラインの入り方も違うのですが。

足首部分のアップ。

くるぶし部分のトゲ、ターンピックだそうですが…

蹴り入れたりする時の得物ではないかと
一瞬躊躇していたり。

デザイン重視なんで、
以後は不採用になったのでしょうね…(憶測)。


追記:
 指摘がありましたが、劇中では基地防衛的な
 動きをしていた関係で、
 ガリガリと引っ掛けながらターンしていたようです。
 (その辺の描写、全然憶えていなかったり)

左側面。

スマートながらも、凶悪なカッコよさ。

右側面から。

スコープドッグが装備する、
一般的なヘビィマシンガンと、
デザインが似ていますが別物になってますね…

マガジンらしきものが付いてますが、
ビームライフルのエネルギーパック
…みたいに見えるのは気のせいかと(汗)。

室内編ラストは差し替え更新恒例?
大判画像でいきます。

MHほど横幅が無い分、
あんまり意味が無さそうです(苦笑。

今更ですけど、「いつものオマケ」へ行ってみる

右後方からアップ。

憶測ですが、MC用の予備タンクとか、
PSのデータ収集用の機器が詰まっているのかも。

(注:MC=マッスル・シリンダー)

ま、ここは模型サイトなので、
MCとPR液のアイデアとかについて語るのは、
…止めときます(滝汗)。

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う〜む、前面差替えって結構面倒でしたね…(苦笑。  *注:記述修正してます

…で、後は野外撮影とかして、このアイテムは晴れて終了となるのですが…
昨今天候不順が続いているので、もう暫く後になるかと思われます。
ま、地味に人気のあるコンテンツらしいので、ぶすぶすと燻りつつも、続くかと。
(って以前に書いたら、2010年は「幻影編」ですからね…長生きはするものだと)

これ書いている時点(2010年5月)でボークス版のブラッドサッカーも完成していますので、
ちょっと先行した感じですが、作品の画像とかが良くなったのでまあいいかと。