■第9回 「博麗 霊夢」(東方project、キツテフ)
さて、適当というか、実験的にやってみたコレですが、
やってみた感想としては…
…楽した割に、それなりの効果が出ているなと(ニヤリ。
さて、「3種3個」という事で製作編記事も分かれてます。
そんな感じで2体目は、同じく東方シリーズより「博麗 霊夢」です。
んで、自分は東方シリーズ自体立体モノから入ってきたヒトなので、
「キャラを知らない=自分がかわいいと思ったら買って塗る」パターンです。
(ゲームをやっていないゆえに自分のツボ優先)
一応ですが、先の咲夜さんと工程が被っている関係上、
やや略す形で製作記事を書かせていただきますのでご了承をば。
今回は変な画像からスタートですが、イベント系のガレキって、
業者抜き・個人複製を問わず離型剤(≒油)がべったりで、
パーツ処理時に手から滑ったり、
塗装がきちんと定着しない(マスキング後に剥がれる)のですが、
…この離型剤をどう落とすかがパーツ処理のキモでもあります。
で、人づてに聞いた「入歯洗浄剤が意外と効く」というのを試してみたくて、
処理の終ったパーツを漬け置きして洗浄してます。
…ちなみに今までのやり方ってのは、
「徹底的にペーパーで磨く」というものです(汗。
画像では漬け置き状態と、その後の流水洗浄後のものを出してますが、
(ちなみに流水洗浄時にも中性洗剤で洗ってます)
軽くゲートとパーティングラインを落とした後と、ペーパー掛け終了後とで、
(後者は削りかす落しの意味もあり)計2回漬け置きしてます。
そして3枚目は仮組み終了後の画像。
ポーズ上の問題もあって、爪先立ちになっているため、
経過画像を撮る際には、かかとにスポンジをかませてます(笑。
髪とか。
このキット、髪パーツが前、後ろ、もみあげ左右、後れ毛?左右、
リボンでまとめたポニテ?、と全部で7パーツほどありますが、
後れ毛の左右を後付けにしたら、パイルダーオンできました(ぇ。
(ドールのヅラよろしく被せられる(!?
通常、頭頂部付近の合わせ目を消す作業に際し、
顔部分をマスキングして塗り(吹き)直しをしますが…、
今回のはそういう事が出来たのでかなり早いです(笑。
色に関してですが、いつもの、っぽい黒紫も良かったのですが、
ややブラウン系の黒髪がいいかな、と試しにレッドブラウンを吹いたら、
雰囲気が良かったのでそのまんまで終わってます…。
そして簡単に瞳を描いて色分けをしてバランスチェックです。
今後の課題といいますか、赤い瞳、って充血に見えないように、
どうきちんと描いていくか、難しいなと。
服に使っている赤はつい最近ガイアノーツから出た
「プレミアムレッド」(但し限定らしい)、瞳はとりあえず
純色マゼンタでブレンディングをかけてます。
…どっちも高いのがネックですが、
仕上がりの良さには代えがたいので…(滝汗。
とりあえず側面。
…えっと、足元には地下鉄の通気孔?でもあるのかと。
ポーズ的には「だっちゅーの」ですけれど。
…つか前者は古すぎだろ…。
…なので、塗り分けの途中でこういったh(ry
…多くを語れば語るほど、ドツボにはまりますゆえ(冷汗。
余談ですが、このアイテム、PVC化が決定したそうですが、
原作者側の意向で、製品版は「ドロワーズ装備」になるそうです。
…あ〜、自分みたいなモデラーが後を絶たないから(以下略
はしょった形ですが、まずは肌色から。
肌色サフ(4枚目)→サフレスオレンジ(5枚目)→半透明白(6枚目)、
…の順で吹いてます。
先の咲夜さんと同様、
ぱ○つ部分を先に塗り分けておいて、肌と一緒に
半透明白がかかります(苦笑。
ふぅ、製作記事もやっと2/3が終了ですね…撮影編の事も考えると、実質的にはまだまだ、ですけれど。
んで、9月の連休中(シルバーウィーク)にとりあえずの完成はしましたが、何だかんだで予定が遅れていますので、
撮影編のページができるまで、ちょっと間があるかも…とか言ってみたり。 <防衛ライン?
さて、博麗神社の準備が出来たっぽいので、続きはリンクからドウゾ。
んで、思い切りはしょってますが、
マスキングして赤(プレミアムレッド)を吹き終わり、
ナニをトチ狂ったか、フリーハンドでリボンと襟のギザ模様を描きこみ、
大体の完成です。
襟部分はこの位置からだと殆ど見えませんね…。
本来は極細のマスキングテープで線を表現、
丸部分はポンチとかで打ち抜いたテープを貼ってマスキング、
…というのが正統派です(汗。
邪道な自分はあまりにも面倒くさそうなの
(凹凸が連続する面に極細マスキング)…なんて、
やる気にならなかったので、結局筆塗りにしてます。<ヘタレ
霊夢で使用するパーツはスカート内側のフリル(ペチコート?)
及びスカート、リボン、袖パーツ、ですね。
後、ここには出ていませんが大幣(おおぬさ)のパーツとかも。
リボンはフリル部分をマスキングして赤を吹きますが…。
凸凹な形状なので、マスキングが非常に大変でした…(涙。
製作編ラストは上目遣いの構図で。
たまたま頭頂部の整形具合を見るために撮った構図ですけど、
(あくまで男視点ですが、霊夢が隣にいたら、こう見下ろす形になるので)
『哀れ○とか言ったやつコロス』
(脳内CV:釘○理恵 as逢坂○河風味)
…的なポーズになってます。
人呼んで「手乗り霊夢」…なんてのは如何でしょうか。
上半身アップっぽく。
先にも書きましたが、最初の画像に比べ、
頭頂周辺にハイライトが強く出ているのが分かるかと。
本来なら、「天使の輪」っぽく光ればベストですが(汗。
ついでに言うと、現物はブラウンでありながら、
画像では黒髪にも見えますので、コレはコレでアリかな、
…と確信してみたり。
ラストは半透明白で全体にふわりと。
やや赤の部分の鮮やかさが落ちるのですが、
濃い色の部分(髪とか靴)に綺麗なハイライトが入るようになるので、
割と好んで使っている気がします…(汗。
まあ、この辺はアニメからそのまま出てきたような
派手な色合いがいいのか、
あるいはスケールエフェクトやら空気遠近法やら、
実物が持つ質感(この場合は布、髪、肌)とかをどう捉えるか、
そしてそれをどう表現するか…という事なんじゃないかと。
例えば車ならこういった事はせず、更にクリアーをかけて磨く、
という表現になるわけですし。
マスキング前の仮組み画像とか。
…やはり白のままだとやっつけ感満載ですね…。
何故か胴体に手足をつける形で作業してます(苦笑。
本来なら、下から組んでいく方が良いのですが、
久々のフィギュア塗装だとか、例によって3個同時進行だとか、
…テンションを維持する為に変なやり方で組んでます。
今回の霊夢では「赤」を吹くところもあるので、
その部分の発色を良くするために、そこにも白を吹いてます。
(手前左側のきくらげみたいなスカートパーツとか)
肌色の次は白。
これまた咲夜さんの時と同様、ラベンダー色から、
白を混ぜて雰囲気を出してます。
光沢状態ですと、肌の濃い部分と薄い部分の違いがはっきり出てますね…。
…これがつや消しになるといい具合にボケるのですが(ニヤソ。