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■第11回 MSA-0011 Sガンダム(バンダイMGシリーズ) *10万突破記念そのいち

MS作例コーナーも次の段階?に入りつつあります(ぉ。
そんな訳で今回と次回に分ける形で、
「MGキットの同時製作」をお届けします。

このアイテムを選んだ根拠としては色々ありますが、
いい加減主役メカもやらないと、と思っていて、
(実際には放置してたPGゼータが先でしたが)
何となく始めたのが完成を見た、って感じです(笑。

ただ、途中までEx−Sを組んでいて、
(共通パーツが多いから、この際だし、
いっそのこと同時製作してしまおう)…と思い立ち、
ズルズル泥沼化し、一時期手付かずだった事もあったり。

エセ「センチネラー」を自認する自分としては、
人んちの作例とか製作代行さんの作例とか見て、
すごいなぁ、とかは思っても、
自分でこんなのやろうとは中々思い至らなかったり。
そうは言っても、モデラーである以上、いつかは
やらねばならないキットではあるので、
この機会にとにかく挑戦してみよう、と始めたわけです。

始めてみて分かる事ですが、このキット、
合体変形の機構とか、それらをロックする機構とか、
その辺の繊細なパーツ群が目白押しだったりするので、
当初全体像が全く把握できず、
MS形態で固定しようと目論んでいたものの、
かなり後になって固定していった気がします。
(スミ入れ時にポロリといった箇所が多いのはそのせい)

さて、1枚目は仮組み終了時の状態。
この状態から塗装用の治具(ペグ)に付けながら
塗装作業を進めていきます。
(ちなみに肩の外装パーツはPGゼータの時に塗装済み
…なので、写真に写っていないです)

2枚目はいつもの基本塗装。
PG Zの残りなんですが、今回も紫青ですね…。
これに順次白(スーパーホワイトIV・156)を
加えていきます。

3枚目が第一段階、
4枚目が第二段階ですね。
筆者が使用するエアブラシは塗料カップが40ccの
大きなサイズのものに交換してあるので、
ビンから出した塗料をそのまま吹いたりとか出来ます。
(多めに入れておいて、残った塗料に白を加える
…という芸当が出来ます。
他、混ぜた色の調整とかもやりやすいです)

5枚目からはマスキングに入ります。
Zの時もそうですが、白メインのキャラって、
白を先に吹いてからマスキングして次の色を吹きますので、
必然的にマスキング面積は増えて、
加えて今回は面積こそ少ないものの、
塗り分けが思ったより多くて、たったこれだけの
マスキングをするのに3時間はゆうにかかっていたり(汗。

…で、6枚目、途中をはしょってエアブラシ完了の図。
赤:RLM23赤(114)、
青:フタロ青(322)〜キャラ青(110)のグラデーション、
ブースター:ジャーマングレー(40)、
スマートガン:メタルブラック(78)、…という感じです。

そしてその下、7枚目がマスキングを剥がしたところ。
今回、個人的事情で白を吹いてから1週間以上(!?
放置していた関係で、
マスキングそのものの失敗とかはあんまりなかったり。
…まあその後に色々と失敗してますが(苦笑。

そして腕部分。
Ex−Sの肩にはGアタッカー時の羽部分以外に、
プロペラントが取り付くので、
これを組むだけでも結構かかっていたり。
(ちなみに位置的にはもっと近いのが正解で、
羽との干渉を避けて遠い位置にセットしてます)

撮影ページの間持たせ代わりの画像を2点。
ノーマルのSガンダムですが、
設定とは違って、
左肩のマークが違っていたり(汗。

…というのも、デカールを貼ろうとしたら、
「GUNDAM System」のマークが欠けていたり。
(台紙に写ってしまっていた)

…という事で、適当に残ったマークでアレンジ(汗。

まずは「Sガンダム」を見に行ってみる

間持たせそのに。
Ex−Sのアップですが、キットの解説を見ると、
胸部の増加装甲は単に防御的な意味だけでなく、
クルーザーモード時の下面保護?も有るようで。
(こちらの方がZZの変形プロセスによく似ている感じで、
逆にノーマルSガンはZに近い感じかと)

変形機構を存分に壊してしまっているので、
今更どうしようもない事ですが…。

肩パーツとかの図。
せっかく塗り分けしたのですが、
内側となる白パーツ、マスキングまでしたのに、
MS形態では全く見えなかったり…。

しかも肩装甲の回転軸が塗料で固まって、
はめようとしたら、
ぎぎ…」とか音が鳴って、外そうとしたら
「ぼきっ!」と折れてしまっていたりして(乾笑。
…結果ここも固定する事に。

さて、と…完成したとはいえ、この後は微妙に異なる2アイテムを撮影するわけですが…
画像の整理も含めて結構大変なので、後日また追加でページ作成となります。
(できた折にはすぐ下にリンクが貼られますので…)

ちょっとアップ気味に。
この完成の瞬間が、至福のひととき…。
同時製作のメリットでもありますが、
混色した塗料を使う場合でも、
ほぼ同じ発色になる関係上、
機種としての統一感が出るんですよね…。

中間色を使う他のキットでも多分…
ZプラスとかFAZZとか塗る時にも…
役に立つかもしれないと思ったり。

点睛、という事で最後に頭と武器パーツを。
見事に隠れているので分かり難いですが、
スマートガン自体は腰のサポートユニット?
で支えていますので、
右手はフリーになってます(笑。

特に画像とか出していませんが、
スミ入れはPG Zの時と同じくエナメル紫でやっていまして、
終わったパーツから順次組んでいきます。

…画像ではただの白にしか見えませんが(汗。

でもってやっとこさ塗り分け完了の図。
この後、スミ入れ、最終組立となります。

たまたまひっくり返してますが、
腰周りの黒部分の塗り分けが結構面倒で、
こうやって乾燥待ちしていたり。

足とか胴体は最初に組む部分ですので、
どうしても優先的にこなしていかないと…。

そしてここからは例によって筆塗りオンパレード。
マスキング出来なさそうなところは
(或いはやる気が無い、とも言います)
筆に頼るつもりだったので、最初から予定事項でしたが…

思った以上にちまちまとした作業が続くので、
途中で別の色を塗って
こうして完成時の想像をしてみたりして、
落ちそうになるテンションを維持してみたりします。

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