ＭＳＭ－１０　ゾック（製作編）

いよいよ２０回の大台が見え隠れし始めた１８回目は、
１７回目のゲルマリと同時進行で進めていたアイテム、

「ＨＧＵＣ　ゾック」です。

まあこのアイテムは発売から既に結構経っていますが、
ＨＧＵＣシリーズの１年戦争もの最終作、
という事で（個人的には）引っかかっていたアイテムです。

…（色々と回想中）…

…語りだすと長くなるので画像説明です。
で、１枚目の画像は使いまわしの、
裏にジャーマングレーを吹いた状態（汗。

２枚目はサフ代わりにゲルマリ一般機のグレーを
吹いたところですね。
…画面向かって右半分がゾックのパーツ（笑。

３色目。
残った塗料に今度はエアスペリオリティ青（７４）を
加えて、ミントグリーンっぽい色合いにします。

…ただ、アニメ（セル）色調寄りになり過ぎないよう、
暗めのブルーを混ぜるのが良いようです。
逆にパッケとかの綺麗な色合いが好きならば、
スカイブルーとか混ぜるべきかも。

という所で、エアブラシ作業は終了です（ぇ。

こういう修正はどうやるかというと、
「ラッカー塗料でのブレンディング」をするわけですが、
…慣れないと下地ごと溶けるのでオススメはしません（苦笑。

具体的には溶剤をつけた筆で表面のキャラフレッシュを
溶かしながら、下側のシャアピンクと混ぜていきます。

まあ、そんな感じで色をなじませていくわけで。
因みに本来は乾燥の遅いエナメル・アクリル系の塗料を
使ってやる技法です。

…ラッカー塗料でやるのは自分くらいかも（苦笑。

２色目。
更に使いまわしですが、ＲＬＭ０２を加えて、
グラデーションの第２段階としています。

ゲルマリ一般機はここで終っていますが、
この先からゾック専用っぽいカラーリングにしていきます。

そして試しにパールピンクを混ぜ、
少しでも光を拾ってくれるよう、修正してみました。

本来はＨアイズとかに置き換えるべき部分ですが、
仮組み時に固定してしまっていたりとか、
改めて貼りなおすにもレンズ部分を削る必要も
有りますので、こういった形で体裁を取り繕ってます（脂汗。

…という事で、同時製作４機は無事完成です（ぉぉぉ。

点睛、という感じでモノアイをクリアーレッドで
塗ってみたら…画像で見ると全然見えないです。

ついでにですが、キットにはモノアイレールを保護する
フィルムパーツが付いてくるのですが、
レチクル（目盛）印刷がアレな気がした事と、
塗料で固まってカバーそのものが外せなかった事から、
つけずに完成、という事にしてあります（滝汗。

３色目、ハイライト色はタン（４４）。

気付いた人がいるかもですが、
連載第２回（！？）のアッシマーでやってますね…。

で、この作業により、クロー部分の第１及び第２関節は、
お見事な具合に固まりまして、基部のみ動きます（笑。

次いで、ＲＬＭ０４（１１３）。
ここからはドライブラシです。
大体の感じで、全体に色が付いたら終わり。

という事で、
とりあえずキャラクターピンク（シャア専用機用）を、
軽くドライブラシしてみたところ。

…まだきつい感じがするので、もう１色かけます（汗。

今度はメガ粒子砲発射口部分とか。

まずはベース色のＲＬＭ２３（１１４）。
ぱっと色合いを見て分かる事なのですが、
色が薄めのＲＬＭ２３ですら、
結構コントラストがきつい感じがしたので、
もう少し薄めの色合いにしていきます。

そして爪部分の塗装。
自称「鉄の爪フリーク」ですので、
こういった打突兵器（武装）っぽいものは、
ドライブラシで仕上げると（勝手に）決めてます。

という事でベース色のダークイエロー（３９）。
この色のみ、ベタ塗りです。

更にキャラクターフレッシュ２（１１２）をかけてみました。

…今度は白っぽくなりすぎたので、
少しトーンを落とす事にします（ぇぇぇ。

終了後、再び裏側の黒（ジャーマングレイ）を塗りなおし。
…で、頭部カバーを外そうとしたのですが、
見事に塗料で固まったらしく、
外せずに結構難儀しました…モノアイレールとか（汗。

しかし、まあ何と言うか、ついでに作った割には結構いい感じの作例に仕上がった気がしますね…。
こういったマイナーアイテムをン十年ぶりに（新キットとして）組むのも、感慨深いものがあるよなと（遠い目。
まあ基本的に小規模アイテムですし、塗り分けとかもシンプルなので塗装も結構楽でしたし（笑。

そういうわけで今度は撮影編ですのが、…おや？（わざとらしく

スミ入れとかしつつ、最終組立です。
雰囲気が普段と違う感じがしますが、それもそのはず。

今回はレッドブラウン（ＸＦ６４）でスミ入れしてますので。

俺設定としてはジャブロー基地に侵入した感じで、
泥水を被った雰囲気を目指してます（ぉ。

再び使い回し。
再度説明すると、パラスアテネの残りに、
濃緑色（１６）を混ぜてベース色にしたもの。

で、すぐ下が吹き上がり状態。