■第15回　「MSN-00100 百式」（バンダイＭＧシリーズ）

更に胴体部分などを塗り分けしていきます。
当初、青系の黒という事で、
胸ブロックはネイビー青（14）でしたが、
コントラストの関係で黒にしか見えなかったので、
改めてキャラクター青（110）を混ぜて、
（大体ネイビー青２：キャラ青１くらい）
ちょっと青みを強くしてます。


…すぐ下のと比べてみると、
その差は分かりやすいよなと（汗。

ふぅ、漸く今回からは新作オンリーの更新になります。
更新ペースは減速するかと思いますが、
その分内容的には無駄に充実していくかと（苦笑。

そんな訳で今回はこれ、
「ＭＧ百式　同時製作」です。

前回のＳガン同時製作により、
（自分も、やれば出来るんじゃん…）とか、
妙な方向に自信がついてきたらしく、
今回は２バリエーションを同時に作ってしまおうと。

で、ＭＧ百式といえばメッキ版のキットがあるのですが、
落とすの面倒くさいとかの理由で組んでいなくて、
こちらのメッキされていない「バリュート付きキット」
の方が、色塗りをする側としては有り難かったり。

で、余ったバリュートパーツは、
…次回以降、何かＺ系のＭＳを組む時に使う予定です（ぉ。

今回これを選んだ理由としては、
個人的にやってみたかった塗装パターンがあったりとか、
ＭＧシナンジュの発売が12月末で、
その間に他の何かをやろうかと思っていたら、
とりあえずこれ（の箱）が目に付いた、ってところです。

さて、１枚目ですがパーツ処理完了の図。
元々メッキ仕様がデフォルトのアイテムなので、
外装パーツはゲート処理だけやれば終わり、
…という事で、かなり早い段階で終ってます。

２枚目は、塗装用冶具（ペグ）をつけたところ。
後の塗り分けが楽になるように、
外装の一部は外した状態にして、
塗装後に組み付けとなります（これも作業短縮の一環）。

３枚目。
まずは金色の下地となる黒を吹いていますが、
とりあえず色合いを見てみたかったので、
そこらにあった原色ブルー（5）とミッドナイト青（71）を
適当に混ぜて吹いてます。

４枚目。
とりあえず金色そのままの状態。
ビンから出した塗料の色って、そのままは使いませんが、
ただ金色にしたい、というのならばこれで終わりです。
ですが、そこはＭＨとかで散々やってきた模型人。

「もっと綺麗な色合いに出来ないだろうか？」
…と、失敗しつつも更に続きます。

５枚目。
今回使っているのはベースとなる金色（9）、
ＲＬＭ０４イエロー（113）、
そしてボークスのシャインパール金。
とりあえず全部ビンにぶちこんで吹いてみたら…。

６枚目の様に、下地が溶けてしまっていたり（涙。
パール粒子と金色の粒子が結構重くて、
上手く吹けなかったという事と、
それに関連して溶剤が多すぎたからだったり（汗。

…そんな訳で、再びＲＬＭ０４を加えつつ、
何度も何度も重ね吹きしてます。

…で、その修正後が７枚目、という訳です。
クリアー系の塗料を混ぜながら吹いていくと、
最終的に飴色？っぽい金色になるのですが、
今回は対象物がＭＳという事もあり、
やや不透明感のある黄色をベースにしてます。

間持たせそのに。
バリュート付仕様ですが、前後幅が増えて、
イキナリＴＯＰヘビーな形になってます。

先にも書いていますが、余ったバリュートパーツは、
いつか別のキットに取り付け（要改造）て、
「ジャブロー降下作戦」っぽい画像が撮れればなと（笑。

そしてここからは筆塗り。
全体のバランスを見つつ、色合いを決めていきます。

関節・フレームはいつものジャーマングレー（40）、
足首はレッドブラウン（41）でしたが、
やや赤みが弱い感じがしたので、
ＲＬＭ２３赤（114）を少し混ぜてます。

本格撮影前の間持たせ、そのいち。

ノーマル仕様の百式ですが、
０９年の時点ではＭｋＩＩのＶｅｒ．２キットが
出て久しいですから、それに慣れた目で見ると…
まあ古い部類に入るキットなんだなと。

…それでも昔のキット（80年代末）に比べれば格段に違います。

さて、そんな感じで０９年最初の完成品となりましたが、
詳細は次のページでご確認くださいませ（笑。

マーキングを入れて、今度こそ完成。

バリュ−トパーツには軽くドライブラシをかけて、
本体部分と対照的になるようにしてます。

今回は金色部分の発色を持たせる為に、
あえてスミ入れの類はせず、そのまま仕上げてます（ぇ。

ただ、最終的につや消し仕上げになっているので、
「うっすらと金色に光る」程度の感じです。

…で、出来たと思ったら、
マークとか貼るのを忘れている罠（滝汗。