Back

■第19回 「MSN−06S シナンジュ」(バンダイMGシリーズ)

ラストは頭。

シナンジュはライバルキャラ(悪役)であるゆえか、
モノアイがかなり奥まった位置にセットされています。

…なので、フェイス部分を写そうとすると、アゴを上げるか、
煽り気味のショットが必要ですね…。

で、塗装は一旦銀とクリアー緑で仕上げたものの、
全然見えないのでパール緑をたっぷりと塗ってます。

…緑バージョンでは殆ど区別が付かない、って弊害もありますが。





…てなところで一応の完成ですが、
今回の作例、色が濃いこともあり、
スミ入れはタンク部分のみです(ぇ。

…足裏とかで試したのですが、効果が無かったので(苦笑。

前回のHGUC4連作から間が空いた格好になってますが、
今回のお題は09年末の大物キット、

「MGシナンジュ3機同時製作」です。

実はこれ、2月のリックドムの後にすぐ始めたのですが、
原作である「ガンダムUC」8巻の「バズーカ付き特装版」を待つ形になり、
塗装着手はライデン3機の作業が遅れた事も手伝って、
5月になってから(やっと)始める事になりました…。

今回の製作に関して、「シナンジュはワンオフのカスタム機ぢゃ?」
というツッコミもあるでしょうが、現時点ではまだ小説媒体しかなく、
(アニメ化の話は出てますのでそのうち)原作をあまり知らない(!?
事も手伝って、配色で仕上げる事になりました(汗。
(固定イメージが無い→好き勝手な色合いを試してみた)

さて、画像説明に行きましょうか。
まず1枚目は仕舞っておいた3機分のキットを整理しているところ。
左右対称系のパーツも多いので、間違えないよう分けてます(笑。


2枚目からは具体的な塗装に入ります。
今回はガイアノーツの新色を試す意味合いもあり、
ライデンと区別をつけるためにちょっと手法を変えてます。







基本的にベースの色はライデンの残りなのですが、
これに順次ガイアノーツの新色(純色マゼンタ、シアン、グリーン)を
混ぜながら基本色を作っています。

そんな感じで2枚目と3枚目ではライデンの残り。
4枚目では更に純色マゼンタを混ぜた画像が続きます。

更に画像で出してある通り、
こちらは「純色シアン」を混ぜて、
深みのある青色にしています。

紺ほど濃い感じでは無いですが、
やや濃い目の青になってます。

比較というほどのものでは有りませんが、
先の画像と比べると、…若干濃くなった感じがすればなと(汗。

しかし、流石に緑ともなると、
ぱっと見が別物になってますから、賛否両論ありそうだなと(汗。

自分の場合、ほぼ毎日眺めている関係上、
慣れてきてしまったので正確な判定は出来かねるのですが…。

今度は腕。

UC0096年におけるネオジオンは、
そのMSに意匠された「袖口」のデザインから、
「袖付き」と呼ばれていますが、そんな所に凝る余裕が、
残党扱いのネオジオンに有るのかな…とは思いますが。

でも、出来上がってみれば「カッコイイ」ので、
苦労するだけの価値は有るかも。

ちなみに、武器の調整が入るため、
この時点では左腕のみです。

胴体。
金の縁取りが集中する部分ですが、手塗りですと、
1個当り1時間はかかるので、結構疲れますね…。

最初マスキングしようと思っていたのですが、
真っ黒で塗り分けラインが見づらくなっていたことと、
段差が思ったより低い関係で、
ちょっと貼ってみたところでマスキングは断念しました…。 <ヘタレ

さて、そんな感じで今度は撮影編ですが、ライデンの時と比べて、得物が多かったりとか、
表面の凹凸が激しい?デザインでもあるので、並べるのはまた苦労しそうですね…。

余談ですが、使っている色数こそ少ないものの、繊細な塗り分けを要する箇所が多いこともあり、
見た目以上に手間とヒマ(と根気)が必要とされましたね…とりあえず終ったので良しとするべきですね(苦笑。

さて、いよいよ「ラプラスの箱」を巡る日々も終局を迎えつつありますが、
「大佐、(ページが重いので)お気をつけください」 <ヲイ

折角なので、色々と角度を変えて撮ってます。

こういった横顔チックなアングルも結構いい感じです。

3機目のグリーンバージョン。

緑はジオン系では一般機に多いカラーリングですが、
グレー系の色合いを付加していない分、高級感がありますね…。

MSパイロットは基本的に尉官からでしょうから、
ニュータイプの素養のあるパイロットには、これが支給されたとか。
物語中ではマリーダがクシャトリヤに乗る前に…
…という俺設定も楽しいかなと。


そういえばHGUCでクシャトリヤ(NZ-666)がリリースされるっぽいですが、
その時はこの色…で仕上げてもいいかなと(ぉ。

同様にアップ。

煽り気味の構図で、少しだけ目が…。

2機目の青。

先に出たレズンのギラドーガ、古くはランバラル、
マニアックどころではガトー専用ゲルググ、
ケンプファー、辺りのカラーリングに近いかも。


…そういう意味では、これもまたエース機のカラーリング、
…と言えるかもしれません。

アップショットと横長画像とか。

何かもう、並べてどうこうと言うより、単体での出来栄えを…
…という感じのカメラテストになってます(汗。

さて、ここからはカメラテストを兼ねた画像が続きます。

まずは全身像。

結局、デザイン上の制約もあって、この角度から見ると、
バズーカの構え方がかなり歪な感じです(脂汗。



どうでもいいのですが、バズーカちょっと短くね?
…面倒がって延長とかはしてないのですが。

●「それでも“ラプラスの箱”を手に入れてみせる!」(注:次のページへ進みます)

次いでプロペラントタンク。

ステンシル類は皆無に近いですが、それなりにマーキングしてます。

…これまたちまちました作業でしたが、終ったので次です。
(喉元過ぎたらなんとやら、というヒトですので)

右腕と武器取り付け。
基本的に素立ち前提なので、一度ポーズが決まったら、
余程の事が無い限りそのままです。 <断言

このキット、ポリキャップが皆無である為、
関節部分が塗料の厚みでミシミシ音がしますし、ね…。

無塗装時には抜けやすかったりする場合も有るので、
取り付け前にチェックして、該当部分の塗装を剥がすか、
或いはそのままにするか、確認しながら組むべきかも(苦笑。

そして6枚目なのですが、この純色、
クリアーレッドと扱いが同じな為、吹いても吹いても色が変化しにくい為、
2本分吹いてストックが切れた後、
改めてGSIのマルーン(100)を吹き重ね、
深みのある色合いっぽく仕上げてます(ぉ。

ちょっと目線を下げただけで、目が見えなくなりますね…。

次はシールド。
ここも当初はマスキングする予定だったのですが、
中央のマークのマスキングが出来そうにも無くて、
ここもまたオール筆塗りです(ぇぇぇ。

上と下の画像を見て気付く方もいるかもですが、
正面下側の縁取りのみ、シールド本体側に縁取りがつきます。

…内側のはみ出しを気にする必要が無かった分、
少しだけ楽だった、というのがある、…かも。

…てなところで背面スラスター取り付け。

腕部分の作業と同時進行ですが、
背面の装備品の塗り分けも進めています。
スラスターユニットは上下のカバー、ノズルのカバーを一旦外し、
別口で塗ってます。

ただ、個人的に展開状態がカッコ良さそうだったので、
この機会に塗料で思い切り固めてます。 <確信犯

肩装甲とか。

裏面の黒、金、デカール、という事で、
見た目以上に面倒です。

腰前後のプレートが付いたところ。
動力チューブが付く関係上、先にチューブを接合して、
その後に前側のプレートを付けます。

両腰のプレート、次いでマーキングを入れたところ。

スネ部分はいいのですが、ブースター部分は凹面に
なっているところがあるので、ドライデカールを貼るのは結構大変です。

…割れたところとかは後で白修正とかしてます(滝汗。

間違い探しみたいな画像が続きます。

金の縁取りを入れて、脚部にブースターが付いたところ。

さて、ここからはいつもの筆塗りオンパレード。
黒を塗り終わった部分から順次組んでいきます。

まあ、テンション維持のため、例によって下半身からです。

カラーバランスチェックとか。
ライデンの時もそうでしたが、かなり派手な色彩になってます。
…なので、今回も最終的には「つや消し」仕上げになります。
(MHとかなら、更にクリアーを吹いて光沢にしますが…!?)

3機目は緑です。
これもまたライデンの残り、メタリック調のグリーンです。

これをベースに、成型色を消していきます。

そしてその下が吹き上がり。
パールがふんだんに混ざっている関係で、
かなり色合いは薄め、明るい緑になります。

…まあ、元がライデンですから、当たり前なのですが。















でもって同じ様に今度は「純色グリーン」を加え、
深みのある色合いに変えてます。

余談ですが、この純色シリーズ、
「混ぜ物が無い」事がウリであるだけに、
使い勝手としては「クリアカラーと同じ」なので、
そのまま、ないし純色同士で混色をした場合、
2コート(下地に何がしかの色を塗っておく)が必須になりますので、
イキナリ塗る塗料ではなさそうですね…。

今度は青バージョンです。
先述の通り、ベース色としてはライデンの残りをそのまま使ってます。

そしてその下が吹き上がり。

●ラプラスの箱なんて幻想だから、TOPページに戻る
●ラプラスの箱はバナージに任せて「展示室」インデックスへ戻る
●ラプラスの箱は諦めて「MS置き場」インデックスへ戻る