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■第9回 「NRX−055 バウンド・ドック」(B−CLUB/ボークス造形村)

漸く2桁配備が見えてきたMSコーナーですが、
今回はまたティターンズものに戻っていたり。

そんな感じで今回はB−CLUBから、

「1/144 バウンド・ドック」です。

っていうか、なぜにゲーツ仕様?ですが…!?
それは最後までこのページをご覧いただけると分かるかも(謎。


「Z」の後半に登場するMSデザインは、
前半の永野氏オンリー的な状況から離れ、
主役の「Z」が藤田氏、そしてこのバウンドドッグや
ジオは小林誠氏と、いろんな方が参加されています。

ご存知の方も多いでしょうが、
小林氏はこの頃(今も?)モデラーとして
自身のデザインされたMSをジャンクパーツとかで
再現していたりして、それをアニメ用にクリンナップした
ものが、それらのオフィシャルデザインとなっているかと。

キットは例によってボークス原型のものですが、
販売ブランドがB−CLUBなので(以下略。

08年現在ではMIAシリーズとかがあるくらいで、
Zものは未だにHGUC化もされていないキットが
多数ありますね、…従って1/144としては、
唯一のレジンキット?…かもしれません。

内容的な事に触れておくと、
このキットはボークススタンダードの「MM」仕様なので、
(普通に素組みすれば)完全変形します。

が、プラモと違って重量がある以上、
自重でヘタレたり、色々と問題がありそうだったので、
変形できないように改修してあります。
とはいえ、ポーズ付けは出来る事が望ましいので、
仮組みしながら固定するかどうか、決めてます。



うろ覚えの塗装なんですが、
紫とミディアムブルーを混ぜたものをベースに
(この塗料はメッサーラで使っている)、
更にミディアムブルー、ライトブルーを加えて、
ラベンダー調の色にしてます。
(アニメ版の白が、何となくコントラストがきつい感じがした
事と、設定通りにやっても面白くないので)

ボディ部はティターンズの識別色ともいえる濃い黒青、
ネイビーブルーにグレー系のグラデーション、
という形で吹いています。

そしてポイントとなるグリーンはいつもの?
RLM02グリーンで塗ってあります。
…大体いつもと同じ事やってるから、覚えてるんだなと(苦笑。



…さて、ぼつぼつ画像説明です。
1枚目:上半身アップ画像、TOPに使うならこれかな…!?
2枚目:全体像、
3枚目:右側からもなんとなく
     …っていうか思い切り左右非対称ですので。
4枚目:正面から。
5枚目:後面から。

 当たり前の事ですが、MA形態時に胴体が
 甲羅?の中に仕舞われる関係上、
 MS形態になると、後部はスカスカになります。

 後で出しますが、収納時に胴体は横を向きますので、
 コクピット内部は回転するんでしょうね…たぶん。

側面図を2点。
左右非対称なんで、今回は意味のある?画像かなと。

結果的に「S字立ち」になってますが、
これはある意味怪我の功名で、
そのまま立たせると、甲羅部分の重さと慣性負荷とで
自立できない(!?)のですが、
変形の都合上、膝とか足首がよく動くので、
甲羅のほぼ真ん中辺りに
足をもってくることが出来ます。

…そのため、今度はちょっと背が低く…!?

…・やっぱりというかなんと言うか…ネタかまさないと、気が済まないのかと(笑。
でもってこのサイトにおけるガンダム系作品の中でも最古の部類に入るキットなので、
何となく入りづらい?感じにしてみました。

…そんな訳で、続きが見たい方はロザミィを呼んでください(ぇ。

でもって、足を付けたところ。

…っていうか、あれ?これで終わり…!?

それに↓は一体…(バレバレ

足とか。
膝カバーが変形の関係から、色々と動きます。
(膝が手前側に90度曲がるため、
膝カバーはスライドしてスネ部分を避けます)

以下、甲羅部分の画像を4点ほど。

筆者はウォッシングを頻繁にやる関係上、
デカール類はあんまり使わない
(エナメル系の塗料で溶ける事が多いので)のですが、
たまたま手近にあったタミヤのデカールセットから、
ゲーツの頭文字「G」と、
指揮司令部所属を表す?「R02」を入れてます。

ちなみに本来はWW2ドイツ陸軍において、
「グーデリアン所属部隊」を表す「G」です(汗。


後、このカラーリング、初期の重戦車に使われていた
ジャーマングレー単色タイプの戦車と色が似ているので、
そういうネタを思いついた、って事もあったかと。


んで、補足しておくと、側面のハッチは
MA時に足が横に飛び出してクローアームになるため、
ちゃんと可動するように作った、ってだけです。

右腕、クロー部の可動写真を2点。

可動するようにきちんと工作したまでは良かったものの、
…だから何?って気がしてきました…。

そもそもロボットにアイアンクローとか必要なのか?
…という疑問はこの際抜きにしましょう、ええ。

左腕をつける前の状態。

キットでは腰のチューブ再現用に
メッシュホースとか付いてきますが、
切った時に毛羽立ちやすかったりで接着もイマイチ、
という事でブラスパイプMAXに交換していたり。

…これのおかげで、かなり存在感が増していたり。

胴体部後面。

左腕はシールドが付くのでフレームむき出し、
逆に右側は格闘戦用クローが付くから、
ちゃんとカバーされている、という事かなと。

後面から見た、下半身の図。

変形時のクリアランス確保のためか、
ちょっと足首が小さいかな、とか思います。

…や、実は下半身は変形できるようにしたので、
キットそのままなんですよ…。

なぜか右側面からのアップ。

側面のビームライフルは一応取り外しが出来ますが、
手で持つにはやや難がありそうです。

ただ、完全に固定武装になっていないので、
本物ならば?持って銃撃戦とか出来るんだろうなと。

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