■ワンダーフェスティバル 2009夏・参加レポ(2009.07.26)
●はじめに
前回のエスカレーター事故から1年、都合3度目のリセットを経る格好で「ワンフェス」が戻ってきました…。
それ自体は嬉しいニュースでもあるのですが、この1年の間にホビコンの中止騒ぎもあったりして、
不況知らずと言われたホビー業界も、この世界的不景気と無縁ではない事を実感していたり。
かくいう自分自身も、減給やらでイベントにつぎ込める予算が非常に限られてきていて、
事前に「残っていれば欲しいもの」「それが買えなかった時はこの辺のキット」という感じになっていたり、
「見て回る」ことよりは普段直接話をする機会の無い(ディーラー参加の)友人知人たちと会う、
…というのが目的の大半を占めていたりします。
そんな感じで、自分もただ参加するだけではなく、如何にして次代のモデラーを育むとか、
ひとりでも多くの方々をこの世界、あるいは「作る側」の世界に引きずり込むか(笑、
色々工夫していかねばなと。
後はまあ、毎度の事ですが携帯での撮影は禁止するべきだと思いますね…。
…順番待ちとかしている時にハラハラしてました・・・(汗。
っていうかさ、画像に収めたくなるくらいの作品だったら尚更、買えよと(ぉ。
さて、今回から暫く幕張メッセでの開催になるみたいで、有明時代に比べると、
通路が広くて歩きやすかったり、冷房がそれなりに効いていたりで良い事だったと思いますが、
…広くなった分、足腰への負担も大きくなったかなと(苦笑。
では、長くなりましたがご、ゆっくりご覧くださいませ。
←
←
←実剣部分の形状
↑
シールドマーキングの変更と
形状変更(下側の幅詰め)
(C)2009EDIT
(C)2009EDIT
(C)2009EDIT
(C)2009EDIT
(C)2009EDIT
「ワークショップキャスト」様にて。
前回の夏WFでブーレイ2個とドラクロアテンプルを買った事もあり、
ブースにいた生嶋氏も当方の事をおぼろげに記憶していた(!)らしく、
「…そんなに買ってどうするの?」と質問され、
「このブーレイっていくつか
バリエーションが組めるから、
出来ればそれぞれの仕様で、
組んでみたいからですっ」
…と即答した挙句、都合3個目のブーレイと2個目のA-Tollを
買っていたりするわけで…。
や、まあ、絶賛積み上げ中なので、今後こっちも…(滝汗。
さて、展示の方は新作である所の「ファントム」が
間に合わず、胸像状態ですら展示できておりませんでしたが、
代わりに氏が組まれた見本類が展示してあったのでパチリ。
無論、先に書いた小イベントの記事を書くためにも、
画像がないとだめなので。 <サイt
「B・カンパニーVS平八座禅」様にて。
一つ目は「アルルゥ」(うたわれるもの)ですが、
確か昔でたアミューズメントディスク「アルルゥとあそぼ!」の
パッケ絵がモチーフになっていたかと。
…で、二つ目は「ゆの」(ひだまりスケッチ)ですが、
ここまで良く出来た「へちょ顔」も凄いなと。
(シンプルなものの方が造形の難易度は高いと思いますので)
ついでに魔理沙も。
かなりメルヘン?な雰囲気の作品ですね。
好みは人それぞれなので、各自の好みに合った
魔理沙を見つけていただければと。
終った…今回は会場の広さとか暑さとか色々な要因があって見落としのアイテムとかも多いのですが、
こうしてみると画像枚数「だけは」結構多いなと。
さて、今回のWF終了後、同イベントにおける「1ディーラーあたりの申請数上限」の話(上限はたったの5個)が
各所で(大手ディーラーにとってはかなり深刻になりうる)話題になってますが…。
(複数の新作を持ち込むディーラー卓では再販アイテムが必然的に減る)
現在、一般流通といえば「ガレキではなく塗装済み完成品(ないしTOY)」である事を考えると、
昔みたいに一般流通でプロ系作品(キット)を手にする状況も難しいんじゃないかなと。
(そもそも一般の商業ベースに乗せられるほど売れないからこそ、こうしてイベントで売っている訳ですし、
市販製品を買うだけでは満足できない、自分みたいな「作りたい側」の人間もそれなりにいるから、成立する世界なので)
…この件に関しては、暫く事態の推移を見守るしかなさそうですがっ。
◆出展ディーラー様へ
当サイトに掲載されている画像に関して、掲載も含め、問題がありましたら、
当サイトの管理人まで、BBSまたは直接メールにてご連絡いただけると幸いです。
他、名前の表記違いとかも有るかもしれませんので、その点についてはご了承いただけると幸いです。
(ご指摘いただければ修正いたしますので、お気軽に)
(2009.08.01)
(奥付記述の誤りを修正 2009.08.07)
ラストは「WAVE」様企業ブースにて。
同社では「鉄の紋章」シリーズのアイテム(但し完成品)が
続々とアナウンスされているのですが、
鉄巨神、蛇神兵に続く第3弾として、「飛甲兵」が展示されていました。
まあ、空を飛ぶ設定の割には手足が割とがっちりした印象を受けますが、
…これはこれでいいのかなと。
んで、ここまで来たら次は人馬兵(3タイプ)、機甲猟兵、重○兵、
…とか期待してしまう自分がいたり。 <無茶
出来ればキット版とかを希望したいのですが…
…何とかならないのかなと(溜息。
昨夏のイベントレポでも書いておりますが、
こっちのグロス仕上げのブーレイは、別の方が仕上げたものですね。
キットでは、デカールでの再現箇所がある以上、
いわゆる痛車と同じくデカールを貼った後のクリアー吹きと
研ぎ出しの繰り返しがあるので、そういった面でも凄い作例かと。
(C)2009EDIT
知り合いディーラー卓訪問そのに。
完成品販売を手がける、
「京都クラフトハウス MR.BIG & HobbySmithCats」様です。
05年の夏を最初として、06年のお邪魔以来なわけですが、
(この雑記コーナーログ参照)
同ディーラーのフィギュア担当、クリーチャー担当、そしてMH担当の
かんちゃんさん、のお三方で運営されています。
(ちなみに昨年は抽選で落ちたとか)
でまあ1枚目はブース全景という事で出してますが、
当日持ち込まれた作品に一部アレな部分が含まれる、
…という事で会場内の「18禁」コーナーの中にあったり。
(画像が小さいのはそういう意味です)
前回の訪問時にももらした記憶があるのですが、
かんちゃんさんを含めたお三方共に、
「帰りの新幹線代がペイできればいいや、イベントだし」
…的な感じで値段を付けたとの事ですが、
一般的な製作代行さんよりはるかに安い値段がついていたので、
…いいのかなと。
でもって2枚目は新作となった「サイレンA型」ですが、
確かサイト上では長期放置扱いだったアレですね…。
で、画像では会場内の暗さを考慮して露出補正をかけたからか、
現物より明るい色合いに見えています。
…ちなみに自分の「D型」もそうですが、
現物は割と渋めの暗い色調になってます。
そして3枚目と4枚で紹介しているのはこれまた新作の青騎士。
当サイト内の展示室にも同じ青騎士があるので、
見比べていただけると違いが分かると思うのですが、
これのみ「製作依頼品」という事で、
最終価格も6桁になっていますが、相応の手が加えられています。
1つには、右手の実剣。
2つには、左手のシールド(マーキングと一部形状変更)。
3つ目は、肩と腰の装甲プレートの切り離し。
(キットでは全て一体で、釣鐘っぽいシルエット)
(矢印部分とかコメント参照)
何故側面の画像もあるのかというと、
かんちゃんさんのご厚意で
「ここも手が加わってますから、見て欲しい」と、
回してくれたから、…だったりして。
という事で、事前にいくつか携帯にここのサイト上で使っている
MH画像をつっこんで、それを見ながらMH談義をしたりとか、
…まあ長々とお邪魔してしまいましたね…。
自分もそうですが、先方も個人的なごたごたが沈静化しつつある
そうなので、お互い刺激しあってより良い作品が出せればと(ぉ。
さて、ここからちょっと「萌え」成分は皆無になります(ぇ。
縁あって知り合う事になった(!?)ディーラー様、
「荒吐」さんでの作品を3点ほど紹介させていただきます。
まず一つ目は「冥府神ダゴン」(魔法戦隊マジレンジャー)。
原型を製作されたアラバキさんと話し込んでしまいましたが、
1/8クラスのサイズで40以上のパーツ構成になっているそうで、
…や、ここまでのものを長期間に渡って造形し続ける気力と技術、
作るだけの自分からすれば、それだけで尊敬に値するなと(ぉ。
二つ目は「鉄巨神」(ガリアンOVA「鉄の紋章」)ですが、
これもまた小スケールながらディティールの作り込みが凄いです。
…あ、ちなみに映像中の設定とはやや違う形でアレンジされていますので、
その辺はご理解いただければと。
三つ目は「アッカナナジン(紅華七神)」(リーンの翼)です。
原作である「リーンの翼」はダンバインと同じく
バイストンウェルを舞台にしたお話なのですが、
旧来のオーラバトラーと違いコクピットが股間部分にあったりと、
かなり特徴的なデザインになってます。
キット構成としては頭部と背面の羽に透明レジンを使ったり、
かなり意欲的な内容ですが…
や、まあ、遠い所お疲れ様でした…。
余談ですが、こちらで長いことダベっていた関係で、
写真撮影の開始がかなり遅れていたりして…。
勿論アラバキさんのせいではなくて、
べらべらとマシンガントークをかます自分のせいだったかと思うのですが。
「三元堂と奇楽亭におかのだい」様にて。
まあ、名前から想像していただければ分かると思うのですが、
今回は3ディーラー合同卓?っぽい感じになってますね…。
当初、「か」行で一覧を見ていた関係で何処の卓か分からず、
ふらふらしている所にやっと辿り着き、
再販の「雪さん」が残っていたのでしっかり買っていった記憶が。
(ちなみに今回の目玉はカラーレジン版、残っていたのはアイボリー版)
…ちなみに頒布価格が何故か「6980円」でして、
小銭をぴったり出そうとしたら、
「いやっ!小銭は間に合ってますから、
7000円出してくださいッ!
お願いしますっ!!」
…とか言われていたり(笑。
さて、一枚目はおかのだいさん原型、
「竜胆 愛(まな)」(Garden)、
二枚目は再収録の形ですが雪さん(琴乃宮 雪、水月)、
…そういえばここのキット最近よく買っているなと(汗。
そして三枚目は「ここな」(しろ氏デザインのオリジナル)です。
で、こっちはオリジナルという事で、
本体部分をASUKA CRAFTの村山氏、
ベース部分の鞄とかをinkyo氏が製作したとの事です。
…や、いろいろ有って予算が…(汗。
で、こちらは初音ミクですが、販売名称が「ちびミク」だった事もあり、
マスコットっぽい雰囲気が実にいいなと。
…うん、段々自分がアブナイヒトに思えてきた… <今更
「LIVE DOM」様から2点。
まずは「CLANNAD」より「汐」なのですが、
…同アニメで娘属性に再び目覚めたっぽい自分には眩しいアイテムです…。
ちなみに販売名称は「うしおと!」でして、
脳内で「ふーか!」(CV:こおろ○さとみ)とか再生してみてはと。 <ヲイ
…しかし、オマケバージョンの破壊力も(以下削除
「Mフィールド」様にて。
結構前から頒布されている「モデラー少女(仮)」(オリジナル)
なのですが、キャラクターとしてだけではなく、
右手のハンドピースと足元?のコンプレッサーが
凄い出来だったりするので…実物はやはり凄いなと。
…エンジン部分はオリンポスっぽい雰囲気です。 <分かる人向け
二つ目は「フランチェスカ・ルッキーニ」(ストライクウィッチーズ)ですね。
アニメ第2期の製作も決定し、地味に?商業製品もリリースされつつ
ありますので、ファンの人は要チェックかも。
…ちなみにこのキットは例の版権の問題から、
「今回のみ」…だったりして。
「メルボックス(猫の小判)」様より2点。
まずは、「レミリア・スカーレット」(東方紅魔郷)ですね。
造形だけ見ていると、ボスキャラに見えないのですが(笑。
で、こちらは同じく「キツテフ」様のオリジナルキャラクター(黄色担当?)、
「枝垂れ黄金(しだれこがね)」ですね。
こぢんまりとした空間の中にこれでもかという密度感、
実物はこんなにちっこいのか、とあらためてその緻密さに驚いてみたり。
コガネさんが結構いい雰囲気です(ぉ。
…詳細はfgかキツテフ氏のサイトとかでご覧いただければと。
前回のホビコン07時に出ていたのですが、
撮り忘れのアイテムを今更ながらに。
「パチュリー・ノーレッジ」(東方永夜抄)ですね。
…何せシリーズのゲーム、一本も買っていないので(滝汗。
で、何故か足元にはマスコット?の手乗りタイガー?っぽいものとか。
…や、いい雰囲気なので次回イベントで別売りあるかなと(ぇ。
「プラヅマ法力模型」様にて。
「逢坂 大河」(とらドラ!)ですね。
これまた「fg」で直前に出てきた形のアイテムだったので、
かなりの人が「手乗りタイガー」に突貫していったらしく、
ディーラー氏の予想を大きく上回る形で凄い事になっていたらしいです。
…まあこれは次回以降のイベントでリベンジできる…かなと(滝汗。
さて、トップバッターは「チェリーブロッサム」様の新作アイテムから。
アニメでの記憶も新しい「けいおん!」より「秋山 澪」嬢なのですが、
版権申請の都合上、30個しか頒布されず、
当日は抽選(くじ引き)、という形で販売されたのですが…。
まあ今後色々と取り沙汰されそうな気がするので、
この辺のコメントは控えておこうかと(汗。
…まあ、当面見るだけのアイテムになりそうです(汗。
「キツテフ」様にて。
割と今更な収録アイテムではありますが、ホビコンとかでガン見して、
どうするか迷っていた訳ですが、
その後「fg」とかで作例やら見ていたら欲しくなってきたので、
とりあえずデフォルトの赤バージョンの霊夢を買ってます。
青い方は挿げ替え?用の「ポニテヘッド」タイプなのですが…
そこ、「3個買ってRGBやらないの?」とか突っ込まないように。
(ぶっちゃけそんな予算はありません)
でまあ、この「博麗 霊夢」(東方風神録)自体、
実に色んなディーラーさんから出てますが、
独特な雰囲気を持っていて、当方のツボ(○リ属性)を突いたかと(ぇ。
「83℃」様にて。
イベントごとに「とらドラ!」キャラが増えていっているのですが、
今回は「みのりん」こと「櫛枝 実乃梨」嬢がご登場(向かって左端)。
…しかし、毎度の事ながらその製作ペースに感嘆してもいたり。
劇中オープニングでは「ソフト部ユニフォーム」でこのポーズ、
だったのですが、制服だと某兄貴への殴りこみに…
(大河は元からその出で立ちっぽいので)
個人的には「盛るぜ〜、ちょお盛るぜぇ〜」が似合いそうなポーズ、
…というのを希望してみたり。
「とれぱんぐ プラス RUM KANDIS」様にて。
「東方シリーズ(妖々夢)」の「霧雨 魔理沙」です。
事前に「fg」とかで見ていた関係で、残っていれば…
的な考えでチェックしに行きましたが、早々に完売したようで。
んで、とれぱんぐ様HP上で事後通販とかもあるそうなので、
確実に入手したい、という事であればそちらを利用するべきかなと。
…髪の表現が結構気に入ってます。