街頭宣伝行動

いつ:2004年7月4日(日)
どこで:千葉市中央区
呼びかけ:とめよう戦争への道!百万人署名運動 千葉県連絡会
(ちば・いちはら連絡会)
リポーター: T.M.さん
  この日から百万の新しい署名,「自衛隊は多国籍軍に参加するな! 自衛隊のイラク撤退を求める署名」を取り組むことになりました。合わせて,選挙後の臨時国会か通常国会に提案が狙われていうという教育基本法改悪に対する反対の署名も取り組むことになりました。
 この日は2人の行動で,イラク反戦署名が70筆余り,教育署名と合わせて90筆余りいただくことが出来ました。

 この日から,時間をずらしたためかいつもの道路が渋滞で到着が遅れてしまい,着いたらFさんが一人で奮闘中でした。しかも,チラシをつくるのも間に合わなくて,署名集めが中心の行動だったので,余り集まらないのではないのかと思っていたのですが,割といい反応で多くの方が署名に応じてくれました。

 イラクに自衛隊が居座ることに,ましてや多国籍軍に参加していっていることに,多くの人が疑問を持っているという感じを持ちました。一方で,「教育基本法改悪反対の署名をお願いします」で,足を止めるのは苦労するという感じでした。
 チラシの代わりに12・23全国集会広報連絡委員会編集・発行の「報告集 12・23教育基本法改悪反対全国集会」(04.3.31付け)が残っていたので,署名をしてくれた人に渡していきました。「いらない」という人はわずかで,だいたいの人が受け取ってくれました。
合同街頭宣伝行動

いつ:2004年7月10日(土)
どこで:千葉市中央区
呼びかけ:とめよう戦争への道!百万人署名運動 千葉県連絡会
リポーター: T.M.さん
 今日は,月一の県内の連絡会の合同街宣。始めたときは3人で,“自衛隊の「多国籍軍」参加反対! 自衛隊はイラクから即時撤退を!”と題するビラを配付しながら行いました。ビラの受け取り具合は余りよくはないけど,署名は確実にやってくれる人がいるという状況。Kさんは1時間で20筆を集めたところで,別の用事があるので帰っていきました。

 そのうちに仲間が集まりだし,結局7人が駆けつけてくれて,合同街宣らしい行動になりました。今日は,交流センターで活躍しているOさんが休みが取れたので初めて参加して,マイクでアピールをしてくれました。「明日の参議院選は,戦争にYESかNOかを問う選挙です。小泉政権を倒そう!」と力強く訴えてくれました。マイクでアピールを始めたらビラの受け取り具合も,署名もぐっと良くなり,Oさんも,「アピールを聞いてくれているという手応えを感じた」と言っていました。

 ビラは用意した250枚をほぼ撒ききり,署名はイラク反戦署名が約120筆,教育書名が5筆いただくことが出来ました。

 <当日のビラの内容はこちらです
街頭宣伝行動

いつ:2004年7月18日(日)
どこで:千葉市中央区
呼びかけ:とめよう戦争への道!百万人署名運動 千葉県連絡会
(ちば・いちはら連絡会)
リポーター: T.M.さん
 今日は,7人が来てくれて署名活動をおこないました。ビラは用意した250枚をだいたい撒くことが出来ました。この間署名の集まり具合がよくなってきていましたが,この日は反応がいまいちの感じでした。それでも約50筆の署名をいただくことが出来ました。
  久々に登場のAさんとRさんにマイクでアピールしてもらいました。先週参院選挙がありましたが,「自民党は,獲得議席が49で,連立与党の公明党の議席を併せても60にとどまり,過半数(61)に届かず敗北をした。これまでの自民党支持層の離反が広がり得票数でも大きく減らし,自民党の崩壊が始まった。一方の,民主党の「躍進」も,民主党への支持や信頼を意味するものではなく,小泉自民党に一矢を報いたい気持ちが野党第一党に票が集中したということだ。議会に頼るのではなく,私たちの力を結集して戦争への道を止めていこう」とアピールしていきました。

当日のビラの内容はこちらです
イラク市民と 語る
〜私たちにできること〜


いつ:2004年7月22日(木)
どこで:なかのZERO
主催::「イラク市民と語る」実行委員会
リポーター: R.M.さん
 7月22日(木)、東京・中野の「なかのZERO」で行われた「イラク市民と語る〜私たちにできること〜」に参加してきました。

 スピーカーはイラク取材のジャーナリスト、4月の「イラク日本人人質事件」で拘束されていた今井紀明さんと高遠菜穂子さん、そして高遠さんのボランティア活動を手助けしていたイラクの男性。ただし私は、仕事が終わってからの参加に なったため会場到着が開始よりも20分ほど遅れ、今井さんの話は聞くことができませんでした。会場プログラムも品切れの状態でした。

 さてご存知のとおり、高遠さんは事件後ずっと、心身の不調が続いていたわけですが、いまもまだ完全に回復したとは言えない状況のなかで、「それでも伝えなければいけないことがある」という決意で、壇上に立ったのだと思います。

 開口一番「ご心配をおかけして申し訳ありませんでした」と、深々と頭を下げる高遠さん(何もわびる必要はないはずですが)。そして、自らがイラクで見たこと、感じたことを語りました。
 「イラクの人々の屈辱の思いを、もっと伝えるべきだった」
 「イラクで拘束された日本人は、たかだか数人ではないか。それよりはるかに多くのイラク人が、悲惨な目にあっている」
 「イラク人も私たちと同じ人間。違うのは言語だけ」
 という話が、特に印象的でした。

 何とかしっかり話そうと努めている様子の高遠さんでしたが、講演中何度も涙で声を詰まらせる場面がありました。イラクの人々が死んだ、殺された、という話をする時のことです。本当に人間の「痛み」を、自分のものとして感じずにはいられない、心優しい人なのだと思いました。そんな高遠さんの気持ちを「自己責任」「自業自得」などのふざけたバッシングでグシャグシャに踏みつけにしたこの国の社会は、間違っているとしか言いようがありません。

 ところで、会場には多くのテレビカメラも取材に入っていました。私は帰宅後にTBSのニュースを見ましたが、その内容には怒りを禁じ得ませんでした。
 高遠さんが頭を下げたところを「おわび」というテロップまで入れて強調して、高遠さんの訴えの核心は無視して「拘束事件のことには、ほとんど触れることはありませんでした」。
あの事件についてもっと語るべきだ、語らないのはおかしい、とばかりに彼女をなじるような意図すら感じられ、非常に不愉快な「報道」でした。
『戦争中毒』ジョエルさんの講演会
「ジョエル・アンドレアス&きくちゆみジョイント講演会
〜“戦争をしない国”をつくろう〜」


いつ:2004年7月29日(木)
どこで:国立オリンピック記念青少年総合センター
主催:東京平和映画祭実行委員会
リポーター: R.M.さん
 7月29日(木)、東京・代々木公園に隣接する国立オリンピック記念青少年総合センターで行われた、「ジョエル・アンドレアス&きくちゆみジョイント講演会〜“戦争をしない国”をつくろう〜」に参加してきました。

 ジョエルさんは、マンガでアメリカの戦争政策をストレートに解き明かした『戦争中毒』(邦訳:合同出版)の著者です。この本の日本語版の出版に尽力したのが、「グローバル・ピース・キャンペーン」で活躍するきくちさんです。
 はじめにきくちさんの挨拶と、ドキュメンタリー映画「テロリストは誰?」のダイジェスト版の上映があり、そしてジョエルさんの講演に移りました。
『戦争中毒』でのわかりやすさそのままに、アメリカ国内の情勢分析や日本の対米追従への鋭い批判で、1時間の講演があっという間に感じられました。

 特に印象深かったのは、アメリカ市民の世論動向の考察です。 
おおざっぱに言って、(1)明確な戦争支持派25%、(2)明確な反戦派25%、(3)戦争や外交に関心ない層50%、に分けられ、常に(3)の動向が鍵を握ってきた。その動向も3段階に分かれ、イラク戦争開戦前は戦争を望まない傾向を持ち、それが反戦運動の高揚の要因となった時期。しかし戦争が強行され、バグダッドが「陥落」したあたりから、マスコミ等で沸き上がった「アメリカ人なら政府や軍を支持すべきだ」というキャンペーンに流された時期。そして、イラク政策の失敗が明確になるにつれ、戦争への疑問を持つ意見が再び増えてきているのが現在の状況。したがって、反戦派にとっては運動をひろげていく「絶好のチャンス」になりうる、というわけです。

 これを聞いてなるほどと思ったのは、自分が街宣活動をしていて感じる市民の反応や、その他全般的なこの国の社会の雰囲気とおおよそ一致するからです。
多くの人々にとって、憲法問題や戦争・平和の問題にはこだわりを持たない、あるいは諸問題のうちの「one of them」でしかない、ということではないかと思われます。そういう人々にこそ粘り強く働きかけ、ベクトルを「平和」の方向へ転換させたいと、私はかねがね思ってきたので、ジョエルさんのこの話を聞いて、その意をさらに強くしたところです。

 それから、日本のイラク戦争支持の問題については、アメリカからの強力な外圧や、経済的な分け前をもらいたいという理由の他に、自衛隊の海外での武力行使も可能にさせたい「軍拡派」が、外圧を「渡りに船」とばかりに利用している側面もある。しかし、アメリカに対する敵意を日本もかぶる結果になるこの選択は、失敗という以外にない、と喝破しました。

 ところで、通訳はきくちさんが行いましたが、さすがは元TVリポーターということもあってか、滑らかな通訳ぶりでした。ともかく、ジョエルさんのような説得力あるわかりやすい訴えがより多くの人々の耳に届いたなら、この戦争状況を、きっと大きく変えることができるのではないかと感じました。
街頭宣伝行動

いつ:2004年7月31日(土)
どこで:千葉市中央区
呼びかけ:とめよう戦争への道!百万人署名運動 ちば・いちはら連絡会
リポーター: Y.F.さん
 この日は成東で「すたーだすとばあべきゅう」があるので1時から3時まで炎天を避けて日陰を選んで署名活動をしました。

 夏休みに入ったせいか、道行く人にゆとりが感じられました。
そのせいか、署名も57筆。2時間で57筆は久しぶりです。いつもはほとんど書いてもらえない背広姿の若者が署名をしてくれました。彼の住所は長崎県佐世保市・・・。なるほどと思いました。

 前半2人、後半2人計3人で、87筆いただけました。

有事法制反対! イラク占領反対!
世界の戦争に反対する仲間たちと!


  <2004年7月の行動の記録 >