10月1日AM6:00〜11:00 千鳥ケ浜 中潮 釣果:イイダコ30

10月に入り、キスもすっかり下降気味。で、ウチのメンバーはみんな一斉にイイダコ狙いに変わってます。

去年もこの時期くらいから”沸いてんじゃないの?”ってくらい、大爆釣することがあります。

そんなイイダコを狙って自作ジグと20号のオモリが振れる特製ロッドを持って行ってきました。場所はいつもの千鳥ケ浜。

ここは遠浅の砂地で障害物といえば海草くらい、滅多な事ではロストしないんで安心してズル引きできます。

AM6:00、むっちゃ下げてる海面に唖然としながらも何人かのイイダコマニア(笑)が並ぶ防波堤下の石積みに降りて

メンバーの一人である80歳(!)の御長老にご挨拶。

「おはようございまっす。どうでっか?」 ← いがり

「アカンわ、この前は20匹上げた最高のポイントなんやけどな。」 ← 長老

「え?1匹も?」

「そうや!今日は曼珠沙華(の球根ね)で差をつけたろ思てたんやけどなぁ。」

う〜む、さしものイイダコ君も低過ぎる潮に沖へ出てしまっている様子。若干の不安を感じながらもジグをセット。PE4号の

力糸が人差し指を擦っていく感触にビビリながらフルキャスト!丁度4色出きったところで着水です。

ジワっと引き始めた途端にグ〜と乗っかる重量感、なんや!おるやん!

すかさずドラグが鳴る程に合わせを入れ更にもう1発!硬い青物ロッドが気持ち(笑)曲がってタコが乗ったことがわかります。

「何色や?」

「4色!」

「そらワシらは届かんわ。」

と、ボヤク長老を尻目にまずは1匹目。クーラーに放り込み2投目を引きだすとまたもグ〜!おまけに3投、4投と投げる度に

乗って来るイイダコ君にご機嫌です!

「こりゃ何連続イケルやろ?」

とか思い始めると、聞こえたかのように空振りが続き、タコ絨毯(笑)にもほころびが出てきた様子。あまりの連続ヒットを見せ

られた長老も「負けるものくゎ!」と足で稼ぐ作戦にでます。こちらも次々とジグのカラーを変えたりシャクッてみますが反応無し。

ならば!と足作戦に転じ、数を伸ばしていきます。

すっかりお日様も高くなり、チョイ投げ組にはサッパリの様子。後ろで声がするので振り返ると毎朝出勤前に様子を見に来る

メンバーの一人。

「どない?」

「10ほど。」

「相変わらず(遠くへ)投げとんなぁ。着水見えんかったで。」

としばし談笑。「ほな会社行くわ。(週末の)俺らの分残しとってなぁ。」

作りダメしておいたジグをとっかえひっかえしながらタコを拾っていきます。しかし、日が高くなるにつれ、サイズがだんだん

小さくなっていきます。カウンターを見ると数はすでに20を超えていましたが、今日はなんとしても30は釣りたい!朝方寒かった

ので着込んでいたウインドブレーカーを脱ぎ捨て、おまけに腕まくりまでしてロッドを振る手に力を込めます。

と、ずいぶん歩いたのですっかり遠く見える波止に見覚えのあるお姿。最近体調を崩して会社を休んでいたT氏です。

「調子はどない?」

「まぁボチボチやなぁ。ストレスからきとったらしいわ。こうして竿振っとったら調子エエんやけどな。」

「それやったら会社辞めなアカンやん。」

と談笑しながらノンビリムード。ポツリポツリと拾いながらやっとこ30匹達成です。

気が付くと時計の跡が付くほどすっかり日焼け、当分はイイダコ君が遊んでくれそうです。

これが自慢のジグ達です。15号のオモリにステンレスワイヤーを通し

ワームフックを付けてあります。上面にはフックが上を向く様にスポンジ

を貼ってホロシートなんかを貼ってます。

釣れない市販ジグで悪戦苦闘のオジサマ連中を尻目にバホバホ出来て

気分はサイコーでした!

爆釣ジグの作り方はこちら!

 

で、本日の夕食ですがタコ飯に天ぷらで美味しいビールを頂きました(⌒¬⌒*)

 

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