恒例となった教室展も今年は創立２０周年記念展（第２０回展）です。会期中後半には主催者甲斐清子の絵の活動の原点でもある宮崎の美術集団「グループ７１」のメンバーとの交流も含め、感慨深い６日間でした。２４日にはメンバーをはじめ教室にゆかりのある方々との会食が銀座ライオン内にて開かれました。ギャラリーへは多くのお客様にお出かけ頂き、無事盛会のうちに終了しました。写真はその模様の１部です。
 

この度銀座秀友画廊企画「現代作家によるガラス絵展」が下記の通り開催されます。２００１年同画廊企画によるガラス絵展に続くものです。これには「甲斐清子」、そして火曜日夜油彩クラス「内野沃」の２名が出品します。内野沃は過去の個展でもガラス絵の発表を続け好評を博しており、今回の参加の運びとなったものです。
期間は下記の「甲斐清子デッサン教室創立２０周年記念展」と同時開催となります。銀座にお出かけの折は、この２つの展覧会へぜひお立ち寄りください。
 

この度、下記の通り、新内弥栄派家元・新内枝幸太夫の会が人形町・日本橋劇場に於いて開催されます。番組はご覧の通りの充実した内容となっており、秋本番の新内の夕べを是非お楽しみ頂きたくご案内いたします。また、私こと新内幸清（甲斐清子）は、開幕直後の御祝儀曲（新内舞踊）「夫婦福々舞（めおとふくふくまい）」の地方（じかた）を家元枝幸太夫師と共につとめさせて頂きます。
 

 

「甲斐清子デッサン教室」創立２０周年記念・パネルディスカッション（詳しくは下記に掲載のお知らせを参照）は、パネラーに美術評論家針生一郎、画家矢野静明両氏を迎え、「今日のリアリズム」をテーマに行われました。前半は針生氏、矢野氏の順にそれぞれのレアリズム観をお話し頂き、休憩を挟んでの後半からは、お二人の対談と会場からの質問も挟みながらの展開に、８０名近い参加者が最後まで熱心に耳を傾けていました。終了後も、反響が色々と寄せられています。写真はその会場風景です。

この度、「甲斐清子デッサン教室」は創立２０周年を迎えます。これを記念して、美術評論家：針生一郎氏、画家：矢野静明氏による対談を企画しました。両氏共に、それぞれ私とは深いおつき合いのある方ですが、また同時に、両氏は大学においてはゼミを通じて師弟関係にもあった間柄です。
当日は、私の最も大切なテーマである絵画における「視る」という行為をめぐり、お二人に「レアリズム」についてお話をしていただく予定です。それぞれの立場からの興味深い話題が出るものと大いに期待しています。
皆様のご参加をお待ちしております。

２００６．５　甲斐清子  

 
会場の設営上、出席のご連絡を６月３日迄に下記へお電話下さい。お手数をおかけしますがよろしくお願いします。

 
このたび銀座ギャラリー向日葵において、第１回・諸田三千代展の開催の運びとなりました。静物や風景の油彩と木炭による大判人物デッサンなど約３５点を展示いたします。春たけなわの銀座へお出かけの折は、ぜひお立ち寄りください。（監修・甲斐清子）

2006年2月12日付新美術新聞の「今月の読書」のコラムに、詩画集「人体詩抄」が次のように取り上げられ評価されました。

「甲斐さんの作品に出会い、人体を捉える線描の確かさと漲る強い生命力に圧倒された」と詩人・新川和江は記す。口、耳、目、背中、膝、髪などについての新川の詩19編に洋画家・甲斐清子が独特のフォルム、筆致の素描で応じる、魅力溢れる二重奏。女性同士の組合せ故の不思議なインパクトがある。
 
●「人体詩抄」 玲風書房刊　甲斐清子・新川和江共著　本体2,800円

昨年７月以来の第２回特別デッサン会は宮崎市末広公団集会所で行われ、１１名の参加者が、寝ポーズのモデルを囲んで熱気あふれるデッサンをしました。写真は実習、講評、懇親会の風景です。

月刊詩誌「詩人会議」（編集、発行：詩人会議）の２００６年１月号から１年間、毎月連載されている 新川和江氏の２ページに亘るシリーズ「詩作の秘密」に、教室のメンバー・ 内野沃のペン画がカットとして掲載されています。昨年１０月の第３回内野沃展に訪れた新川和江氏の眼に留まり、内野沃のペン画作品の提供を依頼されたものです。今年１２月まで、この新川氏のスペースに掲載されています。