甲斐清子    
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  2015.3.26  スカイツリーツアー  ※ 写真をクリックすると大きな画像をご覧いただけます。

 
「スカイツリー日和」とはまさにこの日のことを言うのだろう。
絵に描いたような雲一つない快晴。風もなく、わずかだが春がすみのかかる穏やかな3月26日だった。
「元気なうちに1度は昇ってみたい、あの東京名物スカイツリー」。3年前の創業からこの日まで、合言葉のように私たちの間でささやかれていたその日は突然やってきた。「思い立ったが吉日」とはこのことを言う。木曜昼クラスとその他のクラスにも声をかけると8人が集まった。
午前10時、押上駅に集合のあと、さながらお花見とピクニックを一緒にしたような行楽気分に浮かれていた人々は、スカイツリーチケット売り場のロビーに足を踏み込むや否や恐ろしいまでの長蛇の列にのみ込まれてゆくのである。
まあね、春休みの最中であるということは分かっていた。しかし、平日の午前ならば、さすがのスカイツリーも開業3年を経たことだし、入場者数もある程度は落ち着いているだろうとの素人のあさはかな憶測は見事になぎ倒された。テレビ報道などでいやというほど見せつけられてきた「あの眺め」を、この日この目にする、ただその思い一筋に、ひたすら並び続け、一寸刻みで進み続けてチケットを手に入れ、350m天望デッキ行きエレベーターにたどり着くのに、地獄の2時間が経っていた!!(あとでハタ、と気が付いた。2時間といえば、わがデッサン教室の描き始めからフィニッシュまでがその2時間ではありませんか!!)さらに、350m天望デッキより上へ100mの天望回廊までのチケット入手にもまたまた並び、その450mからは、果たして予想を裏切らない見事な眺望に全員大満足。
大満足、はしたものの全員の疲労はついにピークに達していた。
それからソラマチ内の蕎麦屋でおそいランチを済ませ、早々にあっけない解散の運びとなった。ただ一つ心残りだったのは、かすみの空の向こうのあのへんに富士山が見えなかったこと。
天望デッキ・天望回廊滞在時間   ・・・  約1時間半
入場料金(450m回廊まで)   ・・・  お1人様 3,090円
スカイツリーからの眺め
スカイツリーからの眺め
スカイツリーにて
 
 
 
 
  2015.2.13  1年4か月ぶりのデッサン  ※ 写真をクリックすると大きな画像をご覧いただけます。

 
「木炭紙との再会」
4月に満開した昼クラスKさんからのぼたんの花 2015年も明けた1月19日、木曜日デッサン夜のクラスは、仕事の都合などで出席する生徒も少なく、決して広いとは言えない教室もこの日はガラガラだった。
その日、ヌードのポーズは立像だった。長年お願いしているモデル I さんの流動的な立ち姿がことのほか美しくて私の目をとらえていた。
この日は慢性化した腰の痛みより「描きたい」という気持ちのほうが優先していた。
大きな紙への挑戦も、振り返ると2013年10月以来のことだった。
教室に常備している大型カルトンの中に、私がずっと愛用しているキャンソン紙の在庫がなく、大方の生徒が描く木炭紙MBM倍版(100×65cm)に描くのは実に20数年ぶりのことかもしれない。
I さんの今にも動き出しそうでありながら停止した立ちポーズを、斜め後方のアングルから決め、こちらも立ってのデッサンは、正味80分ほどで一気に描ききる集中の時間だった。木炭紙の描き味が想像以上に新鮮で、少々力を込め過ぎた描線は、それでも生き生きとして心躍る気分に襲われた。立ったままの制作は画板の上げ下げも頻繁に行わなければならず、さすがに制作終了後の腰へのダメージは否めなかったが、それよりも何よりも、久しぶりに画面に向かえたことへの充実感に満たされた夜だった。
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腰の治療のため、しばらく更新していなかったコラムにようやく新しいページを加えることができました。
イベントでは今年の主な2つの展覧会の予定を掲載しました。
 
 
 
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