画廊の都合により、銀座での教室展が今年最後になる第２２回「甲斐清子デッサン教室展」は、１１月１７日〜２２日の６日間、期間中１日も曇ることなく、真っ青な秋晴れに恵まれた美しい感動の連日でした。今年は合計９２点のデッサンと油彩作品がならび、好評のうちに無事その幕を下ろしました。写真はその会場風景です。
来年は神田・神保町の文房堂ギャラリーに於いて第２３回目を開催予定です。
主宰者・甲斐清子の出品作品（大判デッサン４点）は、ギャラリーをご覧ください。 宮崎在住の詩人・杉谷昭人氏より下記のような嬉しいメッセージが送られてきましたので掲載します。

甲斐清子デッサン教室展のご案内、ありがとうございました。２２回という文字に、重みを感じています。 （中略） ２０代はじめのころは別として、いわゆるモダニズムに与することを拒んできた私にとって、甲斐さんのデッサンへのこだわりは大切な意味をもっています。純粋な存在そのものへの信頼、讃仰がそこにはあり、精神の高貴さを求める姿勢の一貫しているところに、深い共感を覚えるからです。デッサンそのものがモチーフになり得るという、その意味をもっと多くの作家たちに分かってもらいたいものです。

「甲斐清子ドローイング展・第１８回」は、２００８年３月２６日〜４月１日の７日間、「銀座煉瓦画廊」に於いて開催されました。歌舞伎座と文明堂の間を入る通りの「医療ビル」２階にある銀座煉瓦画廊は、銀座６丁目から移転して今年２年目を迎える老舗です。今回新しい大判（１４０cm×７５cm）を含む人物デッサン１４点と、油彩静物１６点、鉛筆による静物３点のあわせて３３点を展示しました。特にデッサンは実に５年ぶりの展示です。写真はその会場風景です。尚、展示作品の詳細はギャラリーをご参照下さい。

国立演芸場に於いて「新春！新内と落語の一夜・新内枝幸太夫 / 桂文我・二人会」が１９日１８時半より開催されました。私こと新内幸清は、幕開けのご祝儀舞踊曲「夫婦福々舞」を社中の皆さんと語らせて頂きました。今回は落語と新内のジョイントという新鮮な企画が好評で盛会のうちに終演いたしました。

「甲斐清子オリジナルTシャツ」が好評を得ています。製造は（株）モード・ライラックによるもので、生地は最高品質の綿を使用、襟は伸びない形状記憶が施されています。婦人ものはパターン立体裁断になっており、体にやさしくフィットし、吸湿性に優れ、着心地は最高です。品番は甲斐清子の描いたモデルの名前にしました。掲載写真の３種、いずれも婦人もので Ｍ, Ｌ の２サイズがあります。またメンズの Ｍ, Ｌ サイズの製造も注文に応じます。