B館1階のフードアリーナが改装することになり、ラディッシュデリは2月5日(2006年)に閉店しました。
せいせきSCは、ここ何年か絶え間なくリニューアルを進めていて、それ自体はとても良いことだと思います。内装が変ったり、新しい店が登場することで、気分が一新し、全体が活性化します。
しかし新しい店が開店する分だけ撤収する店も当然あるわけで、これはこれでさびしいことですね。
近々、ラディッシュデリについて記事を書こうと思っていたところでした。胚芽米入りのご飯のこと。さめても美味しいチャーハンのこと。きのこと白菜のマリネのこと。野菜ジュースのこと・・・
閉店の理由はわかりません。となりの店との競合も一因でしょう。品揃えのラインナップで差別化がはっきりせず、苦戦するシーンをよく見かけました。
しかし、企業の論理は現場の実情と違うところで動くことも多いですし、何ともいえませんね。
ラディッシュデリのスタッフのみなさんは本当に、本当によくがんばっていました。みなさんの努力と笑顔は住民の心の中に刻みこまれたと思います。どうか聖蹟桜ヶ丘のことを嫌いにならないでくださいね。
お別れの記念に、チャーハン弁当とマリネなどいろいろ、そしてりんご酢を買いました。閉店セールでごったがえす中なのに、りんご酢の賞味期限について丁寧に説明していただきました。最後まで親切で気持ちのよい応対でした。
(2006年2月)

