今年(2009年)の花火大会が、ついさきほど終わりました。
本当は昨日(8月11日)が開催日だったのですが、台風9号の影響で、きょう8月12日に延期されました。
昨年は中止だったので、多くの人が待ちこがれていたようです。午後のまだ明るい時間から、大勢の人が繰り出しました。会場の河原はABCDEの5ブロックに分けられていますが、どこも混雑していました。
この花火大会は、20万人以上ともいわれるほど大勢の観客を動員する人気イベントに成長しました。打ち上げ場所に近い一ノ宮公園の周辺には、高額の有料席が設置され、早期完売したそうです。
他の有名花火大会に比べて、運営態勢にのんびりしたところがあり、かつては、そんな素朴な雰囲気が地元で親しまれてきたのですが、これだけの大イベントになると、いろいろな部分でレベルアップが必要かもしれません。
たとえば、花火と音楽のコラボレーションは、アイディアとしては興味深いですが、全体の音響効果を周到に考えなければ、ほとんどの人には雑音程度にしか聞こえません。お金をかけてやる必要があるのかな、という気もします。
花火の美しい閃光と、ズシンと響く音に酔いしれながら、ちらっと、そんなことが頭をかすめました。
(2009年8月)
