今年(2011年)の夏の花火大会は、早々と中止が決まりました。
夏の電力供給の見通しが不透明ですから、やむをえないですね。
市の広報によると、花火大会で使う予定だった投光機や仮設トイレは被災地に送るそうです。
(2011年4月)
花火大会は終了
今後は開催しないことに決まったそうです。主な理由は節電対応ではなく、安全に関わるような運営態勢の不備や、安定財源が確保できない等の問題があるからだそうです。ものすごく深刻な話じゃないですか・・・
ところで、市の広報には、曖昧に「当面の休止」と書かれています。これは、現時点で見通しが立たない状況で使うべき言葉ではありません。
廃止は廃止とはっきりと書いてほしいですね。曖昧に期待させておいて、すぐに再開できなかったら、落胆は倍増します。
再開について語るのは、安全対策が固まり、潤沢な財源のめどが立ってからにしましょう。ちょっとした違いのようですが、それこそが広報の要諦ではないでしょうか。
災害や事故が続いて不安がうずまく昨今です。信頼を失わないためにも、気をもたせるような表現はつつしんでほしいと思います。。
(2012年3月)