〔閉店〕 現在はありません。
太極軒

たいきょくけん
(つけめん、ラーメン)

東京都多摩市関戸 2-39-15

写真
(旧店舗の写真)

図

聖蹟桜ヶ丘駅東口から 徒歩約2分

〔閉店〕 現在はありません。

昨年の10月16日、「新化勝軒」が移転した跡地に、新しいラーメン店がオープンしました。

何回か行きました。内装が新しくて、スタッフも親切。いい雰囲気です。

太郎系と極鰹系の2種類のラーメンを提供するので、太極軒という名前なのだそうです。「太郎系」という言葉は、この店オリジナルの命名かもしれません。

三田の慶応大学の近くに、「二郎」というラーメン店があります。いつも長い行列ができる伝説の店。ぐつぐつ煮詰めたスープに太い麺と、どっさり山盛り野菜のラーメンが、学生を中心に大人気となり、いまや「二郎」を名乗る店が首都圏各地にひろがっています。

元従業員が独立したり、関係ない人が勝手に名乗ったり、いろいろな「二郎」があるそうです。

「太郎系」という看板には、二郎からのインスパイアを認めつつも、独自性も打ち出そうとする意気込みを感じます。

かもきちが、二郎の本店に行ったのはだいぶ前のことで、その時は衝撃を受けましたが、もうかなり忘れてしまったので、さて、ここの太郎ラーメンと何がどう違うのか、よくわかりません。

全体の印象はたしかに似ています。ドンブリの上には、茹でたキャベツとモヤシをぎゅっと絞ってかためた物体が山のようにそびえています。麺もスープも見えません。野菜は希望すれば増量できるそうですが、これ以上どうやって盛るというのでしょう。

ラーメンは脂肪や炭水化物が多そうで、とかくメタボなイメージがありますが、これだけ大量の煮野菜があると健康に良さそうな気がしてきます。罪悪感が薄れますね。

「極鰹系」は、魚介ダシのどろどろスープと極太麺のラーメンでした。長くなるので、これはまたの機会に。

(2010年2月)

2011年10月8日から「臨時休業」と表示されていました。新年になって内装工事が始まったので、休業ではなく閉店だったようです。

(2012年1月)