せいせきB館1階の特設コーナーにル・ププランが臨時出店していました。通りかかった時には、ショーケースの中のケーキはほとんど売り切れていました。さすがの人気です。
残り少ないケーキをしげしげと見ながら、「今はもう秋。モンブランの季節だな〜。」と思いました。そう思ったら、いてもたってもいられず京王百貨店を飛び出し、川崎街道を渡ってププランへ。
ありました。ありました。秋のモンブラン。和栗を使ったこだわりの逸品です。注文してから栗をしぼるのでしばらく待たされますが、その分だけ美味しさへの期待がますます高まります。
お店の人から「2時間以内にお召し上がりください」と注意がありますが、大丈夫。帰ったらすぐ食べちゃいますよね。
さて、「秋のモンブラン」も良かったのですが、ショーケースにはもっと素晴らしいものがありました。写真の「ファブール」です。
落ち葉に見立てたように散らしたサクサクのパイの上に、こくのあるアーモンドクリーム。さらにマロンクリームやサワークリームなどの層が重なり、頂上にマロングラッセ。
洋菓子の小宇宙の中に秋の訪れが凝縮されているかのようです。
(2007年10月)
