昨年の後半から母のことで皆さんには大変お世話になりました。

おかげさまで母は2月5日に退院することができました。

 

母がおかしくなってからおよそ半年が経ちました。

結局なんだったのか？というと「脳炎」と「痴呆」ということだそうです。

もともと軽度の痴呆があったところで脳炎にかかった，そんなかんじでしょうか。

何で脳炎になったかは不明です。

 

11月末，母の意識状態が悪くなった時はほんとうにそのまま死んでしまうと思いました。意識状態が悪くなる前に，母は死を覚悟したようなことを言っていたのです。

3日ほど意識が無い状態が続きました。

そして目がさめてから日に日に回復していきました。今では新聞や本を読めるようになりました。

 

以前のようにふつうに会話し笑っている母を見ていると「あの半年間」はいったい何が起こっていたんだろうという気持ちになります。夢でも見ていたんじゃないか？・・・なんて。

 

今回のことはいろんな意味でとても勉強になりました。

生きること･死ぬことなどたくさん考えました。おかげで「死ぬこと」に対して覚悟ができました。

医療や福祉の制度などふだんから知っておかなくてはいけないこともたくさんありました。

時にはだれかに頼ることの大切さも知りました。

 

たくさんの方から父・私・ダンナ様に励ましやアドバイスを頂きました。サークルのお友達にはリョーカをあずかってもらったこともありました。

ありがとう，本当に感謝しています。

今度は私が皆さんの役に立てるように･･･そう思っています。