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23    ひとりでいっぱい 〜初かくしごと〜
昨日の朝,ちょっとおもしろいことがありました。
 
朝食をすませてから私は朝の用事・ダンナ様は仕事に行く準備をしていました。(こういった時間はリョーカのことはかまっていられないのでいつも勝手に遊んでいてもらいます。)
私もダンナ様もちょうど一段らくした時,ふと見るとリョーカが台所で手を洗うようなかっこうをしていました。手がシンクの中にかくれていて水を触っているようにも見えました。
ダンナ様がタバコを吸おうと台所に入ろうとしたとき,
「おとうさん,来ないで!」を連発して台所に入れさせようとしません。
そしてダンナ様を右手で押しもどし思わず上がってしまった左手には・・・しっかりとお菓子がにぎられていたのでした。
私たち夫婦はおもわず大爆笑してしまいました。
どうやらこっそりと食べようと思っていたみたいです。
 
今,リョーカは「ひとりでいっぱい」の時期のようです。
「さあちゃんのぶどう」という絵本を読んでわかりました。
その絵本は「さあちゃんが庭になったぶどうを大きくなるまで・紫になるまでと待ちつづけやっと甘くなって食べられると思ったら動物たちに食べられてさあちゃんの分がちょっとになってしまう」というストーリーです。
7月頃までは最後までその絵本を何度も読ませていたのに,先日はぶどうがちょっとになったページにすすませようとしませんでした。そしてむりやりページをめくったら「ちょっとはいやだー!」と大泣きしてしまいました。
 
「みんなで分ける」=「自分の分が減る」という構図もリョーカの頭にできたらしく・・・今回のことも「ひとりでいっぱい」食べるための知恵なんでしょうね。
とりあえずリョーカには「食べたくなったらお母さんに言ってね。」とは言っておきました。
でもこれってもっと深刻にとらえた方がいいのかしら?ある意味「かくしごと」だからねぇ・・・。(笑)
更新日時:
H14年9月8日(日)


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