8月になるとなんとなく「平和」のことを考えてしまいます。原爆記念日があるからか終戦記念日があるからか,とそういうわけでもありません。
子どもの時,「はだしのゲン」の映画を見たことがあります。その映画は実写のものでした。
私にはすごく恐ろしく感じて全部を見ることはなかったのですが映画に写っていた8月の青い空と白いひこうき雲が強く印象に残っています。
3ヶ月ほど前,「まちんと」という松谷みよ子さんが書いた絵本を読みました。
読み始めたとたんに涙が出てきてしまいました。「もうすぐ3歳になる女の子」が被爆してトマトを食べたいと言って死んでいく話なのでどうしても娘と重なってしまうのです。
松谷みよ子さんといえば,私の母が昔,講演会にいったことがあったそうで,「差別の先には戦争がある」と言っていたと聞きました。
なるほど,そういえばドイツではユダヤ人差別があり日本では朝鮮差別がありましたよね。そして戦争が始まった。
いまの世の中は?人種・民族・思想・学歴・性・・・やっぱりありますね。
お互いの存在を認め合っていければかなりいい世の中になると思うのですが・・・。
これから日本の平和はどうなっちゃうのでしょうか。
昨年あたりから教科書問題・憲法問題・そして有事法制とはらはらどきどきするようなことばかり。なんだか戦争をしたくてしかたがないみたいなかんじがします。
「子どもたちの未来に戦争があってほしくない」
ひたすらそう思うのです。
*お願い
何か私にもできることを・・・とこの場を借りてお願いです。
もし,街頭や駅などで「有事法制反対」の署名などをやっていたらぜひ,署名をして下さい。
有事法制が国会で通ってしまったらたいへんなことになります。国民を強制的に戦争に参加させる法律です。(たてまえは違ってますが・・・。)
たとえば日本が戦争に参加すると運送関係・医療関係はまず協力させられるので病院に行っても医者がいない・薬がないなんていうことも当然起こりえます。
通信関係も制限されるので携帯電話やメール・インターネットもできない・・・。
個人の土地なども提供させられます。
文句のひとつでも言おうものなら罰則が待ってます。有事法制が通っても私たちにとってひとつもいい事はありません。
宜しくお願いします。
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