4WD改2WDへの道

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 さぁ、ここまでいたら、いよいよリヤのデフを取り外します。

 ようするに、リヤのホーシングAssyを、2WD用の部品と交換するんです。

 もちろん、プロペラシャフトを取り外しただけでも2WDですが、わざわざ2WDにするのなら、きちんと部品を交換して、軽量化も果たしておかないともったいないなって事で、完全に2WD化します。

 まずは、ホーシングにミッションジャッキをかけて、落っこちないようにします。

 

 あとは、サスペンションとショックを外し、トレーリングアームとラテラルロッドを外すと・・・

 ホーシングがあっさりと取れてきます。

 

 なお、デフオイルは抜かなくても大丈夫です。

 移動や輸送するときには抜いておかないと、万が一漏れたときに怒れますが、保管しておくだけの場合は、オイルが入っていた方が錆びないかな?って思います。



 さぁ、ホーシングが取れたことで、前回、作成したトレーリングアームを取り付けましょう。

 ピロ化しているので、ブッシュの時のように「1G」状態にこだわることなく、きちっと閉めこんで大丈夫です。



 ホーシングを取り外した状態で、交換する部品はこれくらいでしょう。 

 あとは、逆の手順で2WD用のホーシングを取り付けるだけです。

 厳密に言うと、ラテラルロッドも2WDと4WDで違いますが、まぁそれは良いかって事で。

 いずれ、また調整式に交換しますから。



 ホーシングを取り付けたら、ブレーキを組み付けて、シューの調整とブレーキ液のエア抜きをします。

 これは、ブレーキのバックプレートにホイールシリンダを取り付けた状態ですね。

 このホイールシリンダも、車検時にピストンカップを交換することで寿命を延ばせますが、やはり年数がたった車の場合は、ホイールシリンダAssyでの交換をお勧めします。

 結構、ピストンとシリンダに磨耗や傷、さびが発生しているものがありますよ。

 値段は、片側で¥4000くらいじゃなかったかな?



 これで、後輪の作業が完了です。

 まぁ、ここまででもちゃんと2WDになってはいますが・・・





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