インテーク・チャンバーの作成
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きっかけは、走行中に何気なく、バキューム・ゲージを見ていた時のことです。
そこそこ回転数が高い状態で、アクセルを全開近くまで踏み込んだとき・・・負圧が0近くまで上がっていないことに気づいたんです。
全開にすれば、0近くまで上がりますが、8割くらいだとまだまだ負圧の状態。
これって・・・まさか・・・空気が足りていなくて、ポンピング・ロスが大きくなっている?
間に合わせで、エアクリーナ・ケースにつながっているホースを外したものの、これでは暖かい空気を吸い込んでしまう・・・
ならば、いよいよむき出しタイプのエアクリーナー(通称毒キノコ)を装着するか!
でも、ただ単に付けただけでは、クリーンサイドのエア・ボリュームが減少して、アクセルを踏み込んだ直後のレスポンスが悪化する可能性があるので、インテーク・チャンバーを作ってしまおうと言うわけです。
そうと決まれば、まずは材料を集めないといけないですね。
今回のメインの材料はこちらです。
左上に見えるのが、A’PEXi製のエア・クリーナーです。
これは、車種別に分かれていますが、よくよく見てみると車種別のパイピングをボルトで止めているだけなので、適度な大きさのジャンク品を見つければ、あとは自由にパイピングをつなげられると言うメリットがあります。
その下にあるのはお馴染みの塩ビ・パイプ。
そして、真ん中の缶はチャンバーとして使う、2スト用エンジンオイル1リッター缶です。
右にあるのは、エンジンオイルの添加剤の缶になります。
さて、まずはT型の塩ビ・パイプを短く切ります。
これくらいかな?
そして、中の角の部分は、丸くリューター等で削っておきましょう。
そして、塩ビ・パイプのふたに、穴を開けます。
たしか、20mmと16mmだったかな?
大きいほうに、吸気温センサーを取り付けるために、純正のエア・クリーナ・ケースについているゴムのキャップを移植します。
小さいほうは、ブローバイ・ホースを取り付けるために、エア・ホース用のアダプターを埋め込みます。
こんな奴ですね。
これをライターやミニ・トーチ等で軽くあぶって、穴にゆっくりとねじ込んでいきます。
このネジは、少しテーパーになっているので、あまり勢い良く入れると、塩ビが割れますので。
これで、蓋の完成です。
ここに吸気温センサーと、ブローバイ・ホースを取り付けることになります。