K6Aエンジン・メカチューン 2

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 これが、分解前の腰下を下から覗いた様子です。

 さすがに、走行距離が短いので、ぴかぴかデスね〜。

 このK6Aエンジンは、ブロックが上下に分割するタイプですので、10mm12角のボルトと8mm12角のボルトを外し、ブロックの下半分(ロアーデッキ)を取り外すと、クランクシャフトが取り外せます。



 そのまえに、ブロック下面をもう少し細かくチェックして見ましょう。

 ここはエンジンの後ろ側になりますが、数字が書いてあるのが見えますか?

 これは、クランクシャフトのハウジングの内径を示す番号です。

 この数字は、オイルパンをつけた状態でもちゃんと見えた・・・ハズです。

 この番号と、クランクシャフトに書いてあるクランク・ジャーナルの外形を示す番号を組み合わせて、メタルの厚みを選定します。



 さらに、オイルフィルター側(エンジンの前側)にも、数字があります。

 この3つの数字は、シリンダーの内径を示す番号です。

 この番号で、ピストンを選定します。

 とはいっても、今まで見たK6Aエンジンは、みんな「2」でしたけどね。

(1と2の2種類があります)



 では、いよいよロアーデッキを取り外します。

 こんな感じになります。

 ものの見事にブロックが割れますね。

 では、次のコーナーではクランクを見てみましょう。



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